FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/12/04 戦績

 2020/12/04 金曜日 戦績

USDJPY         +51,300円

EURUSD        +111,482円

GBPUSD        +180,799円

AUDUSD         +24,935円

NZDUSD         +32,331円

USDCAD         +81,709円

USDCHF         +43,763円

EURJPY        +162,600円

GBPJPY        +151,900円

AUDJPY         +21,000円

NZDJPY         +38,100円

CADJPY         +80,600円

CHFJPY         +71,400円

EURGBP         +13,676円

EURCHF         +25,118円

TOTAL       +1,090,713円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,801,270円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +5,160,526円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +26,842,182円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +410,796,911円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +604,890,400円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,984,890,415円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後10時半、米雇用統計が発表されました⇩

米国11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  +61.0万人
 +63.8万人
 +46.9万人 +24.5万人
失業率 6.9% 6.8% 6.7%

結果としては、非農業部門雇用者数が事前の市場予想を下回る +24.5万人と言う結果でしたが、失業率が 6.7%と改善されておりまして、外国為替市場としては一瞬だけドル売りとなったものの、その後ニューヨーク株式市場が始まる午後11時半ころまでには行って来いでチャラな状況となりまして、雇用統計自体が無かった子として扱われたような状況です。

前日に3万ドルの大台に乗った後に急落して終わっていたダウなんですが、CMEの先物で見ると昨日の欧州時間には明確に3万ドルを回復しておりまして、雇用統計の通過で一瞬だけ振れたものの大勢に影響はなく、ニューヨーク株式市場が始まってからは更に上昇を見せておりました。

では、雇用統計がどこの相場にも「影響が無かった ≒ 影響を与えなかった」のか?と言えばそうではなく、実は米国債相場には大きな影響を与えておりまして、米国10年債利回りで見ますとこんな感じになっておりました⇩

株や為替市場の参加者の皆さんより長い目で見る債券市場の皆さん的には、今回の雇用統計の結果は、長期的に見て「利上げ傾向に相当する」と映ったようです。

昨日のブログで書いた「主要通貨に対する米ドルの動きを表すドルインデックスの低下=米ドルの下落」は米国債利回りの低迷が非常に影響しておりますので、我々個人の為替トレーダーも、今後は米国債価格(利回り)を意識しながらドル下限の見極め=ドル売りの反転ポイントを探る必要が出てきたのかもしれません。もっとも、まだまだの可能性も高いんですけど。

 

ここ最近、急激にポンド上昇が目についてきました。少し前は「ハードブリグジットへの懸念」とかでポンドが売られていたのですが、最近は交渉がまとまるとかどうでもよく「交渉の終了間近」と言うだけでポンドが買われているようです。

報道されているポンドの動きに対する理由が実に適当ですが、この適当な報道の元になっているのが現場トレーダーからの取材結果だとしますと、適当な事を言っているのはトレーダーと言う事になり、つまり広義では我々の責任と言う事になります(笑)。だいたい、命削るような気持ちで大金をやり取りしているトレーダーに本音を語れなんてのが間違っているわけなんですけど。

昨日はこんな報道がありました⇩

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

原文となる英語での報道があったのが午後9時ころでしたが、かなり厳しく、少し前ですとポンドが急落する恐れもある内容だったんですが、特に目立った動きも見せず、ニューヨーク時間に入りますとポンドが更に買われるような展開⇩

英国もEUも、ここまでゴールを動かしてしまうと、どこにシュートしていいのかお互いに分からなくなってきているのでしょう。ゴールポストを動かすどころか、ゴール自体を倒してしまってシュートできなくしてしまっているような感じ、あるいは後ろ向きにしてしまっているように見えます(笑)。

どこで着地するのか全くわからない展開の通商交渉ですが、時間だけ経過し、最終的には「2020年末までとしていた延長期間の延長はしない」と言う5月だったか6月だったかに決定した方針を変更し、3月末くらいまでの暫定延長とするんじゃないかと予想しております。いずれにせよ、早くなにか正式な発表をお願いしたいものです。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

オーストラリア10月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -1.1% +1.6% +1.4%
ドイツ10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +1.1%
+0.5%
+1.5% +2.9%
製造業新規受注(前比)  -1.1%
 -1.9%
+0.2% +1.8%
フランス10月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支 -1616億ユーロ -1599億ユーロ
イタリア10月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
 -0.7%
 -0.8%
+0.4% +0.6%
小売売上高・速報値
(前比)
+1.4%
+1.3%
+1.8% +2.9%
IRL第3四半期(7-9月)
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
  -3.2%
  -6.1%
+11.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
  -3.2%
  -3.0%
 +8.1%
米国11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  +61.0万人
 +63.8万人
 +46.9万人  +24.5万人
失業率 6.9% 6.8% 6.7%
平均時間賃金(前比) +0.1% +0.1% +0.3%
平均時間賃金(前比) +4.5% +4.3% +4.4%
米国11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数  +87.7万人
 +90.6万人
 +58.9万人  +34.4万人
製造部門雇用者数   +3.3万人
  +3.8万人
  +4.3万人   +2.7万人
週間平均勤務時間 34.8 34.8 34.8
U6失業率 12.1% 12.0%
労働参加率 61.7% 61.6% 61.5%
米国10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -620.83億ドル
-638.62億ドル
-648.00億ドル -631.23億ドル
カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +8.36万人 +2.00万人 +6.21万人
失業率 8.9% 8.9% 8.5%
労働参加率 65.2% 65.2% 65.1%
カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 +6.91万人 +3.50万人 +9.94万人
パートタイム雇用者数 +1.45万人  -1.50万人  -3.74万人
カナダ10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -38.17億加ドル
 -32.53億加ドル
 -30.00億加ドル  -37.63億加ドル
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業受注(前比) +1.3%
+1.1%
+0.8% +1.0%
製造業受注・輸送機器除く
(前比)
+0.9%
+0.5%
+0.4% +1.0%

 


=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 最新12/04

ドイツ11月
12/04 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
45.2 45.6
購買担当者景気指数(製造業) -続きを展開⇩- 合計5ヶ国・地域

英国11月
12/04 1830JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
53.1 54.7

 


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