FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/11/24 戦績

 2020/11/24 火曜日 戦績

USDJPY        +174,700円

EURUSD        +171,219円

GBPUSD        +266,522円

AUDUSD         +45,106円

NZDUSD         +51,363円

USDCAD         +72,437円

USDCHF         +89,604円

EURJPY        +286,900円

GBPJPY        +379,700円

AUDJPY         +33,900円

NZDJPY         +42,000円

CADJPY         +80,900円

CHFJPY         +61,400円

EURGBP         +14,722円

EURCHF         +29,763円

TOTAL       +1,800,236円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,187,751円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +23,287,384円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +402,081,587円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +596,175,076円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,976,175,091円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

一昨日、月曜日の深夜に怒涛の勢いで上昇した米ドルですが、対円のドル円以外では昨日の欧州時間には上昇前のレベルまで戻り、落ち着いた様子でした。

ドル円だけ高止まりしておりまして、クロス円全般が対円で上昇、いや、むしろ一瞬上がった米ドルの売りに乗じて円も売っていた感じで、チャートの美しさからするとクロス円売りがメインだったようにも思えます。

昨日火曜日から始まった今週の東京株式市場も当たり前のように上昇して終了、その後先物も値を上げ、続くニューヨーク株式市場も上げて始まりました。まさにウッハウッハですな(笑)。

 

午前10時、ニュージーランドの財務大臣がこんな発言を行いました⇩

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

住宅価格の高騰と言うのは、つまるところ住宅価格のインフレですから、インフレの抑制は金利上昇で抑える事が可能です。マクロ経済的な難しい話しを別にして、消費社会でのミクロ経済的に言っても「住宅ローンの金利が上昇すると、支払額に占める金利の割買いが上がり、購入できる物件価格が抑制される」となります。

このニュージーランド財務相の発言を受け、ニュージーランド中銀RBNZがこれ以上の利下げを行わない、もしくは、行えない可能性が出てくるため、短期的にはNZドルの買いと言う行動が発生したようです⇩

ただ、ニュージーランドの場合、不動産価格の上昇は「現時点での持ち家比率の高さ」や「新築数の少なさ」の方が問題であり、金融行政や中央銀行の施策・政策よりも、むしろ国土開発の政策を見直す必要があるのではないかと思われます。

また、1990年代に相続税を廃止し持ち家の継承を促した以降も、目新しい住宅供給政策を行わないまま2011年には贈与税も廃止、当然、核家族化も進めば移民も誘致してますから住宅は不足するのは当然とも言えます。私は、二重課税問題や事業継承問題のある相続税やその補完税である贈与税には反対の立場なんですが、廃止するにしろ他の政策とのバランスやタイミングなど、パッと止めればいいものでは無いかとは思います。

ニュージーランドは非常に税制が簡単で分かりやすい国なんですが、累進課税も比較的低い金額で急上昇(4万8千NZドル=約360万円で30%、7万NZドル=約520万円で33%の最高税率)しまして、更に日本のように20万円以下の所得には課税しないような非課税枠もなく(例外もあります)、最低税率も10.5%となってまして所得の低い人にとっては厳しい税制とも言えます。日本の消費税に当たるGST(物品サービス税)も15%と高いですし。

そんなニュージーランドですが、先日行われました総選挙で勝利した労働党が掲げていた政策に「高所得者の最高税率を引き上げ」と言うものがありました。具体的には、18万NZドル=約1350万円を越える所得に39%の課税をすると言うものでして、どうも来年2021年度分の課税からそのようになるようです。どの国でも、とりあえず高所得者に対して強い発動を行う事で票が集まると言う事なんでしょう。⇦ 笑うにワラエナイ 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国10月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
既存店(前比)
-33.6%  -1.7%
百貨店売上高(東京)
既存店(前比)
-35.0%  -4.3%
ドイツ第3四半期(7-9月)
1600JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+8.2% +8.2% +8.5%
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -4.3%  -4.3%  -4.0%
国内総生産(GDP)確定値
季節調整前(前比)
 -4.1%  -4.1%  -3.9%
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数  94.4
 93.4
 91.0  91.7
INSEE企業景況総合指数  90.2
 90.3
 84.0  79.1
ドイツ11月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数
速報値
92.5
92.7
90.1 90.7
Ifo企業現況指数
速報値
90.4
90.3
87.0 90.0
Ifo企業期待指数
速報値
94.7
95.0
93.5 91.5
英国11月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI流通業売上指数  -23  -35  -25
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
+5.3%
+5.2%
+5.1% +6.6%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
季節調整
+1.2%
+1.1%
+1.0% +1.2%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
季節調整
+1.4%
+0.5%
+0.7% +1.3%
ケースシラー20都市圏
住宅価格指数
229.68
229.35
232.53
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
FHFA住宅価格指数(前比) +1.5% +0.8% +1.7%
FHFA住宅価格指数(前比) +8.1% +6.5% +9.1%
米国第3四半期(7-9月)
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
FHFA住宅価格指数(前比) +1.0%
+0.8%
+3.1%
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 101.4
 100.9
 98.0  96.1
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
リッチモンド連邦準備銀行
製造業景況指数
+29 +21 +15

 


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