FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/11/21 戦績

 2020/11/21 土曜日 戦績

USDJPY          +7,400円

EURUSD         +19,365円

GBPUSD         +45,289円

AUDUSD          +3,422円

NZDUSD          +6,050円

USDCAD          +1,995円

USDCHF          +4,007円

EURJPY         +54,400円

GBPJPY         +23,900円

AUDJPY          +4,100円

NZDJPY          +5,600円

CADJPY         1,200

CHFJPY          +2,600円

EURGBP          +5,338円

EURCHF          +4,572円

TOTAL         +186,838円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,829,903円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +21,099,633円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +399,893,836円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +593,987,325円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,973,987,340円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、「どのニュースに反応していいのか分からず、どのイベントに反応していいのか分からず、どの指標に反応していいのか分からず」そんな様子の外国為替市場でした。

 

こう言う時、よく言われる「日経平均株価とドル円の相関性」が外れまして「株価も円も上昇、株価も円も下落」と言った事が起こります。もっとも、私は優位性を株式市場と外国為替市場の間に見いだせるほど相関性が高いとは思っておりませんが、誰でも編集できる百科事典を標榜する大型サイトにも相関性があるような事が書いてありまして、それを出典にしたネット上の記事も散見されます。

そもそも、価格に対して一方的に物価上昇が働く株価と、二ヶ国間それぞれの物価上昇が相対する外国為替市場では「相関せよ」と言う方が難しいわけです。株円相関信者の皆様的には、下のようなチャートの赤丸のような部分を指して「相関している」と言われるわけですが⇩

赤丸以降のチャートを見ても果たしてそのように言えるのかどうか。もし小学生にこのチャートを見せて「色の濃いチャート(ドル円)と、色が薄いチャート(日経平均)は、同じように動いてると思う人、手をあげて~」と言ったら、恐らくほとんどの小学生は手を上げない事でしょう。

一時的な相関性を持ち出して「相関性がある」と言い切るのは、カーブフィッティングとやっている事は同じです。なぜかと言うと、「いつ相関性がある状況が変化し、相関しなくなるのか分からない」ためです。あまり、日経平均とドル円相互の値動きは気にせず、それぞれを取引する方は、それぞれの事だけを考慮して取引するのがよろしいかと思います。と言っても、私も話しのネタ的に、日経平均とドル円の相関性を使う事もありますが(笑)。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年11月17日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 40,313 10,646 +29,667 -12,227
EUR (099741) 203,551 69,591 +133,960 -1,327
GBP (096742) 27,454 47,200 -19,746 -2,051
CAD (090741) 26,205 46,564 -20,359 +990
CHF (092741) 19,929 5,005 +14,924 -940
AUD (232741) 48,831 54,954 -6,123 +2,597
NZD (112741) 29,325 20,457 +8,868 +1,151
RUB (089741) 5,871 11,098 -5,227 -37
VIX (1170E1) 41,646 128,818 -87,172 +2,302
金Gold (088691) 329,698 78,428 +251,270 +11,534
パラジウム(075651) 5,848 2,785 +3,063 -548
原油 (067651) 638,245 157,434 +480,811 +17,273

 

IMMポジション(2020年11月10日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 55,644 13,750 +41,894 +13,796
EUR (099741) 202,374 67,087 +135,287 -5,062
GBP (096742) 27,872 45,567 -17,695 -6,468
CAD (090741) 25,962 47,311 -21,349 -663
CHF (092741) 21,403 5,539 +15,864 +969
AUD (232741) 49,371 58,091 -8,720 -7,406
NZD (112741) 25,695 17,978 +7,717 +666
RUB (089741) 7,191 12,381 -5,190 +465
VIX (1170E1) 41,568 131,042 -89,474 -4,063
金Gold (088691) 318,516 78,780 +239,736 -3,173
パラジウム(075651) 6,233 2,622 +3,611 +1,195
原油 (067651) 633,743 170,205 +463,538 +21,078

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

ヘッジファンドの45日ルール応当日(11月16日)を過ぎ一気に落とされた円の買建てポジションは、果たして偶然なのか、あるいはその結果なのでしょうか。通貨先物の前週比異動が少なかった週で円だけ大きいと、邪推が発生します。「円買ってたファンドどこだったっけな?」みたいな事から、円売る必要と、これから出るファンドの決算を考えて、決算前に空売りするとか。まあ、ほとんど当たらないんですけど(笑)。

先物では、最近はコーンと大豆が気になって仕方ありません。


CBOT大豆

CBOTコーン

ほんと、中途半端に売りとか入れずに助かった・・・・・・ 


 

明日は勤労感謝の日の祝日のため、昨日から三連休となっている方も多いかと思います。三連休を前に東京では、新型コロナウイルスの警戒度が最高レベルまで引き上げられましたが、昨日ちょっと用事があって出かけたところ、特に人の出足が遠のいている感じはありませんでした。

www.tokyo-np.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

啓蒙的にも、警戒度引き上げのタイミングはベストだったんじゃないかと思います。

目に見えない新型コロナウイルスに過敏恐怖せず、適度に恐れ、この三連休の残りあと2日を楽しみたいものです。


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