2020/11/05 戦績
USDJPY +131,900円
EURUSD +383,241円
GBPUSD +157,604円
AUDUSD +33,728円
NZDUSD +41,466円
USDCAD +151,349円
USDCHF +93,272円
EURJPY +89,400円
GBPJPY +615,700円
AUDJPY +28,200円
NZDJPY +30,600円
CADJPY +52,300円
CHFJPY +37,700円
EURGBP +6,225円
EURCHF +41,083円
TOTAL +1,893,768円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,909,303円
月間戦績(11月)
TOTAL +4,909,303円
年間戦績(2020年)
TOTAL +383,703,506円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +577,796,995円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,957,797,010円
ドル円が3月12日以来の約7ヶ月ぶりに104円を割り込みまして、日銀や日本の財務省的には、そろそろ「為替相場はしっかり注視していきたい」くらいは言いたくて仕方ないところかと思われます(笑)。
昨日午後4時、英中銀イングランド銀行が今後の金融政策を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通り 0.10%の据え置きとなり、
イングランド銀行 (中央銀行) 11/05 1600JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.10% | 0.10% | 0.10% |
資産購入枠 | 7450億ポンド | 8450億ポンド | 8950億ポンド |
量的緩和政策の資産購入枠については、事前の市場予想の中心であった1,000億ポンドの増額を超え1,500億ポンドとの決定が発表されました⇩
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この発表を受けポンドは上昇した⇩ようにも見えるんですが、
BOEの発表を待っていた市場参加者の皆さんが、ここ数日のアメリカ大統領選挙の影響による対米ドルの流れに復帰しただけのようにも思えます。量的緩和QE拡大は既定路線だったとして、その金額が事前の市場予想で言われていた1,000億ポンドを超え、朝方に関係者談として報じられていた1,500億ポンド程度だった事も極端なポンド買いにつながるサプライズにならなかった理由の一つかもしれません。
複数の匿名の関係者からの情報を引用し、英大衆紙サンが報じた。同紙は1500億ポンド前後の上積みになる可能性が高いとしており、報道の通りであれば、買い入れ枠は現行の7450億ポンドから1兆ポンド近くに拡大される。
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一部では、増額後のQE総額が8,750億ポンドと報じられてましたが、7,450億ポンドに増額となった時にもあった社債200億ポンドを含めるのかどうかの違いでして、BOEとしては公式サイトで「8,950億ポンド」をQE総額と公表しているので、社債も含める方が適切な表現であるかと思われます。
いずれにせよ、従前の総額を7,450億ポンドとして今回の増額後を8,750億ポンドとするのは完全な誤りと言えます。従前の総額を社債含まない金額とするならまだ分かるんですけど。
本日早朝4時、米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の会合を終え、決定した今後の金融政策を発表しました。政策金利に関しては、事前の市場予想通りに据え置き、
連邦準備制度(FRS) (中央銀行制度) 11/06 0400JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
0.00~0.25% | 0.00~0.25% | 0.00~0.25% |
超過準備預金金利 (IOER) |
0.10% | 0.10% | 0.10% |
The Committee decided to keep the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent
委員会は、フェデラル・ファンド金利の目標レンジを0~0.25%に据え置くと決定した。
The Board of Governors of the Federal Reserve System voted unanimously to maintain the interest rate paid on required and excess reserve balances at 0.10 percent, effective November 6, 2020.
連邦準備制度理事会(FRB)は、2020年11月6日付けにて発効する法定及び超過準備預金に対する金利を0.10%に維持することを全会一致で可決した。
金融政策についても、事前の予想で「大きな政策変更はないだろう」と言うのが大勢の見方でした⇩
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結果的にはそのとおりとなりまして、政策金利だけでなく、QE総額や現状判断まで大きな変更はありませんでした⇩
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今回のFOMCでの注目点と言えば、たまに私がここで名前を出す、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁(右写真のお方)が「お子さんが出産したためFOMCに欠席」し、代わりにサンフランシスコ連銀のデイリー総裁が議決行使した事でしょう。お子さんの出産と言っても、ご本人が出産ではありません。恐らく、父親としての育児休暇を取得してFOMCを欠席した初のFOMC委員だと思われます。
FOMC的には差し迫った金融判断もありませんでしたし、逆に金融行政に携わっているといつでも高度な判断を迫られているわけでして、私としては「大変結構」だと思うところです。何が一番いいのかと言えば、「一身上の都合」での欠席ではなく、ちゃんとお子さんの出産での欠席と言えるところかと思います。
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早朝4時半からのパウエル議長の会見が始まりますと、経済回復の鈍化への懸念や、今後追加緩和が必要になるであろう示唆する発言があったものの、
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パウエル議長による発言そのものでは特に大きな反応は為替相場では見られず、FOMC発表の前から続いていたドル売りが継続しただけのようです。
ドル円はいいところまで行っておりますし、今日の雇用統計も期待して・・・・・・、いや、期待するのは止めておこう(笑)。
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
ノルウェー銀行 (中央銀行) 11/05 1800JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
キーポリシーレート (政策金利) |
0.00% | 0.00% | 0.00% |
ニュージーランド11月 0900JST |
前回値 (速報値) |
確定値 | 結果 |
---|---|---|---|
ANZ 景況指数 (速報値) |
-14.5 | -15.7 | -15.6 |
ANZ 業況指数 (速報値) |
+3.6 | +4.7 | +4.6 |
オーストラリア9月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | +26.18億豪ドル +26.43億豪ドル |
+37.00億豪ドル | +56.30億豪ドル |
スイス第4四半期(10-12月) 1545JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信頼感指数 | -12.0 | -14.5 | -12.8 |
ドイツ9月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
製造業新規受注(前月比) | +4.9% +4.5% |
+2.0% | +0.5% |
製造業新規受注(前年比) | -1.7% -2.2% |
-1.2% | -1.9% |
ユーロ圏9月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | +4.2% +4.4% |
-1.0% | -2.0% |
小売売上高(前年比) | +4.4% +3.7% |
+2.8% | +2.2% |
米国10月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
企業人員削減数(前年比) (チャレンジャー社) |
+185.9% | - | +60.4% |
企業人員削減人数 (チャレンジャー社) |
118,804人 | - | 80,666人 |
米国第3四半期(7-9月) 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
非農業部門生産性 速報値(前期比) |
+10.6% +10.1% |
+5.6% | +4.9% |
単位労働コスト 速報値(前期比) |
+8.5% +9.0% |
-11.5% | -8.9% |
米国 週次 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 75.8万件 75.1万件 |
73.2万件 | 75.1万件 |
失業保険継続受給件数 | 782.3万件 775.6万件 |
720.0万件 | 728.5万件 |
=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 最新11/05
ドイツ10月 11/05 1730JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
建設業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
45.5 | 45.2 |
英国10月 11/05 1830JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
建設業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
56.8 | 53.1 |
=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 追加11/05
日本国10月 11/05 0930JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
46.9 | 47.7 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
46.6 | 48.0 |
ロシア10月 11/05 1500JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
53.7 | 46.9 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
53.7 | 47.1 |
ブラジル10月 11/05 2200JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
50.4 | 52.3 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
53.6 | 55.9 |
=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計
米国 EIA週間天然ガス在庫集計 (10/30分) 2430JST |
前回値 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
天然ガス在庫(前週比) | +29Bcf | -26Bcf | -36Bcf |
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