FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/10/22 戦績

 2020/10/22 木曜日 戦績

USDJPY        +156,300円

EURUSD        +174,933円

GBPUSD        +417,236円

AUDUSD         +32,541円

NZDUSD         +36,478円

USDCAD         +87,028円

USDCHF         +69,714円

EURJPY        +142,700円

GBPJPY        +120,900円

AUDJPY         +17,100円

NZDJPY         +31,600円

CADJPY        +116,700円

CHFJPY        +134,200円

EURGBP         +90,656円

EURCHF         +11,329円

TOTAL       +1,639,415円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,746,224円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +17,520,567円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +371,114,389円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +565,207,878円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,945,207,893円

 

この記事の公開から遡ること約28時間半ほど前の昨日22日早朝3時、米FRBが米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックを公開しました。次回11月4~5日(日本時間で6日早朝まで)に開催されます米連邦公開市場委員会(FOMC)において議事のたたき台となるものです。

FOMCでの金融政策変更が見込まれている時ですと、ベージュブックでその動きを探るため、このベージュブックの公開と同時に激しくニューヨーク市場での株価変動やドルの売買が発生する事もあるんですが、最近はとんとご無沙汰です(笑)。

 

昨日公開されたベージュブックの中身ですが、金融系通信社では「若干の拡大」と言った評価のようです。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

実際のベージュブックを確認してみますと、とりあえず冒頭にあります「全米概要」では、全般,雇用,物価どの項目でも増加傾向と言う評価ではあるようです。

Overall Economic Activity (経済活動全般)
Economic activity continued to increase across all Districts,
経済活動は全ての地区で増加し続け


Employment and Wages (雇用と賃金)
Employment increased in almost all Districts,
雇用については、ほぼすべての地区で増加し


Prices (物価)
Prices rose modestly across Districts
物価は各地区で緩やかに上昇

 

一昨日は素晴らしいドル売りの様相でしたので、できればベージュブック通過後も再度ドル売りで盛り上がってくれる事を期待していたのですが中途半端にアメリカの景気回復を示唆した内容であったためこんなんならベージュブックの公開なんて無かった方がマシと言う感じでなかなか上手くはいきません。

ドル円は104円台半ばで止まっちゃいましたし、ブリグジットの通商交渉もやるやる詐欺っぽい感じで、今コレ何待ち?やっぱり、トランプ&バイデン討論会待ちですか?さっさと動いて欲しいと切に願います。⇦ 笑ったら負け(笑)。 


 

昨日午後9時半、毎週公開されておりますアメリカの失業保険関連の指標が発表されまして、新規の申請件数が4月9日の発表以来の80万件を切りました。実に196日、半年以上ぶりとなる低水準です。また、継続受給件数も前回値の修正で前回分が既に1,000万件を切っていた事が公表されました。こちらも4月9日の発表以来の189日ぶりになる、1,000万件を下回る数字と言う事になります。

米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  84.2万件
 89.8万件
 86.0万件  78.7万件
失業保険継続受給件数  939.7万件
 1001.8万件
 950.0万件  837.3万件

ところで、この同時に発表される新規失業保険申請件数と失業保険継続受給件数なんですが、実は集計日が1週ズレておりまして、新規分は前週末(土曜日)時点、継続分は前々週末時点の数字です。今回の発表ですと新規分は10月17日土曜日、継続分は10月10日土曜日時点ですの数字でして、新規分の上昇や下落と、継続分の上昇や下落が若干リンクしない事があるのはそれも理由にあります。また、継続して受給を受けている方でも受給を受けている期間と言うのは人によって違いますので、受給終了による減少が多い週も少ない週もあるわけです。

ネット上を徘徊しておりまして、この「発表日のズレ」と「受給者による期間の違い」を理解していない方が多いような感じがしまして、なんとなく気になったので、ここで遠吠えのように書いておきたいと思います(笑)。

 

さて、なんでこんなにも私がアメリカの指標を持ち上げているのかと言いますと、こんなに素晴らしい数字が出ているのに肝心の米ドルは完全スルーの有様⇩


ちょっと、情けない。

「じゃ、お前はこの指標で米ドル買ったんかよ?」と言われますと「ソレはソレで私はシステムトレード専門ですし」とゴニョゴニョなんですけど(笑)。一時期は一般紙までこの指標を大々的に取り上げていたのに、喉元過ぎればなんとやらで、今ではもう「毎週公開されるただの数字」に成り下がっております。いや、もともとが騒ぎ過ぎだったんでしょう。

 

午後11時にありました、米中古住宅販売件数も非常に好調でして⇩

米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売件数(年換算) 598万件
600万件
630万件 654万件
中古住宅販売件数(前比)  +2.0%
 +2.4%
 +5.0%  +9.4%

こちらには若干ですが反応していたような、そうでも無いような・・・・・・

ドル円が発表から1分間で3pips、さらにその後1分間で4pipsくらい(笑)。昨日は、ニューヨーク時間に入った午後10時半ころから上昇傾向だったため、この指標が無くても結果的に上がっていたようにも思えます。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

トルコ共和国中央銀行
10/22 2000JST
現状 市場予想 結果
1ウィークレポ入札金利
(政策金利)
10.25% 12.00% 10.25%

 

中国9月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
SWIFT人民元取扱高
(前同期間比)
+1.91% +1.97%
日本国9月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
既存店(前比)
-22.0% -33.6%
百貨店売上高(東京)
既存店(前比)
-29.1% -35.0%
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数  -1.7
 -1.6
 -2.8  -3.1
フランス10月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数  94.5
 95.6
 96.0  93.4
INSEE企業景況総合指数  91.9
 92.4
 92.0  90.3
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  84.2万件
 89.8万件
 86.0万件  78.7万件
失業保険継続受給件数  939.7万件
 1001.8万件
 950.0万件  837.3万件
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数 +1.4%
+1.2%
+0.7% +0.7%
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売件数(年換算) 598万件
600万件
630万件 654万件
中古住宅販売件数(前比)  +2.0%
 +2.4%
 +5.0%  +9.4%
ユーロ圏10月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
速報値
-13.9 -15.0 -15.5

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(10/16分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   +46Bcf   +55Bcf   +49Bcf

 


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