FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/08/29 戦績

 2020/08/29 土曜日 戦績

USDJPY        +110,600円

EURUSD         +41,176円

GBPUSD         +88,426円

AUDUSD         +11,789円

NZDUSD          +9,953円

USDCAD          +3,979円

USDCHF          +7,024円

EURJPY         +70,900円

GBPJPY        +141,300円

AUDJPY         +14,300円

NZDJPY         +12,200円

CADJPY         +20,700円

CHFJPY         +14,500円

EURGBP          +6,905円

EURCHF         4,441

TOTAL         +549,311円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,054,135円

 

月間戦績(08月)

TOTAL      +25,196,812円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +322,023,094円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +516,116,583円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,896,116,598円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

日本時間で深夜0時(英国が冬時間の場合は深夜1時)、あのロンドンフィキシングの変な値動きが無ければな~、と、システムトレードをしている方なら一度は思った事があるんじゃないでしょうか。特に、金曜日から土曜日に変わる時に方向転換を伴う急激な動きをされますと、ポジションが週末を超えないように精算メインになっている時間のため、軒並み刈られてマイナスになる事もしばしばです。

ところで、ネット上で「もともとロンドンフィキシングは金(Gold)のスポット価格を決定する時間」とご解説がありますが、これ正確に言うと若干違いまして、金に関しては今現在でもロンドン時間で午前10時半と午後3時の2回、大口の取引業者間でその時点で取引している価格のすり合わせを行い、簡単に言えば平均価格を公示します。現在では、この大口の取引業者として中国銀行、交通銀行(中国)、中国工商銀行が名を連ねてまして、まあ、どうなんでしょうね?自分でも、何が「どうなんでしょうね?」と言う疑問なのか分かりませんが(笑)。

そして、外国為替に関してはロンドン時間で午後4時ちょうどを挟んだ前後60秒間(午後3時59分30秒~午後4時00分30秒)に銀行間で取引された平均価格を公示します。まず、時間も違いますし、価格の決定方法も違います。強いて言えば、ロンドンでやっていると言う事くらいでしょうか。また、ネット上では「東京仲値と同じようにロンドンフィキシングで対顧客相場を決定する」とか言う記載も見受けられますが、ロンドン時間の午後4時に対顧客相場を決めてどうするの?と、常識的に分かりそうなものです。

ここまでくればお分かりでしょうが、外国為替でのロンドンフィキシングで値が動きやすい理由はその価格決定システムにあります。東京仲値や金のロンドンフィキシングのように、あるスポットの時間に取引されている価格の平均を出す場合、そのスポットの時間までに値を動かす必要があり、言い換えますと、そのスポットの時間に向かって値が動くわけです。それに対し、外国為替でのロンドンフィキシングのように、ある時間帯に取引されている平均値を出す場合、ある時間帯の中で思った方向に動くように全力で頑張れば値を動かせるため、ロンドンフィキシングにかかる時間帯であるロンドン時間で午後4時ちょうどを挟んだ前後60秒間(午後3時59分30秒~午後4時00分30秒)、ロンドンが夏時間の時に日本時間で深夜0時ちょうどを挟んだ前後60秒間(午後23時59分30秒~午前0時00分30秒)に急激に値が動くわけです。

で、何が言いたいのかといいますと「あんま、ロンドンフィキシングタイムに反転してほしくないな~」と(笑)。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2020年08月25日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 44,978 21,362 +23,616 +3,032
EUR (099741) 262,061 50,309 +211,752 +14,809
GBP (096742) 45,390 39,790 +5,600 -904
CAD (090741) 21,590 50,908 -29,318 +4,269
CHF (092741) 18,344 6,478 +11,866 -2,641
AUD (232741) 51,131 55,030 -3,899 -599
NZD (112741) 19,756 15,568 +4,188 +426
RUB (089741) 11,506 3,876 +7,630 +1,184
VIX (1170E1) 48,840 147,045 -98,205 -1,221
金Gold (088691) 301,559 80,521 +221,038 -2,480
パラジウム(075651) 4,660 2,105 +2,555 -1
原油 (067651) 671,889 171,190 +500,699 -9,996

 

IMMポジション(2020年08月18日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 41,717 21,133 +20,584 -6,432
EUR (099741) 259,244 62,301 +196,943 -2,808
GBP (096742) 54,310 47,806 +6,504 +9,325
CAD (090741) 19,497 53,084 -33,587 -4,040
CHF (092741) 20,774 6,267 +14,507 -2,658
AUD (232741) 48,489 51,789 -3,300 +188
NZD (112741) 20,513 16,751 +3,762 +3,941
RUB (089741) 9,811 3,365 +6,446 -86
VIX (1170E1) 48,688 145,672 -96,984 -3,131
金Gold (088691) 302,369 78,851 +223,518 -535
パラジウム(075651) 4,885 2,329 +2,556 -142
原油 (067651) 665,585 154,890 +510,695 -10,240

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

先週の日曜日の記事でも書いたんですが、今回も引き続きIMMポジションは豪ドル売ってキウイ買う感じになってまして、スポットでも豪ドルNZドル(AUDNZD)のNZドル高に若干傾いてきております。

実はオージーキウイを売ってまして、珍しく自分の予想を元にして取引なんてしてみている感じなんですが、利益の大小ではなく、純粋に当たると嬉しいです(笑)。 


 

さあ、今日も明日も熱いですよ~ 暑いんじゃなく、本当に熱いです。

「暦の上では~」とか「残暑が~」とか耳にしますが、もう暦がどうのこうの過去に縛られても仕方ないので、今暑いんだから暦を変えましょうよ?あと、残暑って、今暑いんだから、これ「残り」じゃなくて「メイン」でしょ?(笑)。
暦って、もともと農業を発展させるために必要だったハズです。今の世で、暦に従って農業なんてできるわけもなく、当然に農家の皆さんは科学的に解析された営農を行っているのでしょう。そもそも旧暦と新暦、さらに中国と日本の節気の対応が上手くできないわけでして、「立春・夏至・立秋・冬至」を含む二十四節気の表現を見直すまでしなくても、「暦の上では~」の表現はそろそろ終わりにしてもいい頃のように思います。まあ、本当は暑いから暦に八つ当たりしているだけです(笑)。

ぜひ皆さんは、暑くても暦に八つ当たりせず、楽しい週末をお過ごしください。


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