FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/07/30 戦績

 2020/07/30 木曜日 戦績

USDJPY         +38,100円

EURUSD         +73,429円

GBPUSD        +442,389円

AUDUSD         +21,764円

NZDUSD         +23,516円

USDCAD         +62,678円

USDCHF         +84,043円

EURJPY        +166,200円

GBPJPY        +290,600円

AUDJPY         +23,300円

NZDJPY         +26,500円

CADJPY         +43,500円

CHFJPY         +71,200円

EURGBP         +14,989円

EURCHF         +26,344円

TOTAL       +1,408,552円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,071,406円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +26,210,241円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +294,116,061円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +488,209,550円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,868,209,565円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、早朝にあったFOMC発表も含め指標は多かったもの、指標などで特段に市場が大きく振られる事もなく基本的にはドル売り、特にポンドに関してはヤケクソのような対ドルでの買いが入ってまして、数字だけ見たら「なにがあった?」と言いたくなるような感じになってました。

ドル円は、ここ数日の「緊張感を持って外国為替市場の動向を注視」との財務省からの口先介入が効いているのか、104円台に入るも定着せず、

※ 2020年07月29日水曜日のニュース

財務省幹部はきょう午前、「為替の安定は重要なので、緊張感を持って為替市場動向を注視している」と述べた。

jp.reuters.com

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ドル円が落ちないからクロス円が上昇するのか、クロス円が上昇するからドル円が落ちないのか分かりませんが、結果として、どの通貨に対しても円高への動きは一時的に抑止されているような感じがします。

 

昨日午後9時半、今週のメインイベント的な指標でしたアメリカの四半期国内総生産(GDP)速報値が発表になりました。 

www.bloomberg.co.jp

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経済関係ないようなネットニュースでも話題になってましたが、マイナス32.9%と言う凄い下落幅ばかりが先行している感じで、 

米国第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比・年率換算)
 -5.0% -34.1% -32.9%

ただ、市場の皆さんとしては、もともとの市場予想がマイナス30~35%程度だったためほとんどスルー状態でした。もっとも、この事前の市場予想も現在のドル売りに織り込まれていると考えたら、市場予想中心値より若干良い数字が出たんですから、むしろドル買い戻してもらいたいくらいです。

ところで、この⇧昨日発表されたアメリカのGDPは四半期の指標ですから、通常は「前期比」または「前年比」で数字を比べるところ、アメリカのGDPは前期比を年率換算した数字をいつもメインにしております。特に年率換算する指標がアメリカには多いんですが、なぜ年率換算するのかと言うと「数字が大きくなる」以上。

えっ?「それだけか?」って?ええ、それだけです。一度これを始めてしまうと、元に戻そうとしたときに凄く数字が落ちたように見えてしまう諸刃の刃なんですが、数字が大きいと「USA!USA!俺たちスゲーぜ!」と市民の皆さんが盛り上がりますから、いいんじゃないですかね?(笑)。

ところが、今回はその年率換算で数字が大きくなる事が裏目に出てまして、なんとGDPが30%以上も落ちてしまったように見えるんです。そう、見えるだけで実際には落ちてません。なにせ、前期比を年率換算しただけですから。

じゃ、実際はどうなのかと言いますと、さすがに今回の状況で前期比を見てもイレギュラーが大きすぎるため前比を見てみたいと思います⇩ 

よくある、四半期ベースの前年比表示にしますと、こんな感じです⇩ 

米国第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.3% -9.5%

前年比にしますと、なんと第1四半期の1~3月も、前年2019年の1~3月に比べて僅かながらにも伸びてます。

「なんで、こんなにGDPが悪いのに一気にドル売りにならないんだ???」とか思っている方もおられるかもしれませんが、一般紙の記者が部数稼ぎ(今はクリック稼ぎ?)のために付焼き刃で書いた記事に踊らさせられる事なく、指標が持つ本当の意味まで考えられますとあの記者ばっかだねプププ(笑)と小馬鹿にもでき、為替をやってて、より一層面白くなるかと思います。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド6月
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) +41.7%
+35.6%
 +0.5%
日本国6月・商業動態統計
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売業販売額
(前比)
-12.5%
-12.3%
 -6.5%  -1.2%
卸売業販売額
(前比)
-24.7% -17.3%
百貨店・スーパー(既存店)販売額
(前比)
-16.9%
-16.7%
 -5.5%  -3.5%
  百貨店 -63.6% -17.3%
  スーパー +4.2%
+4.5%
+3.2%
百貨店・スーパー(総合)販売額
(前比)
-13.6%
-13.4%
 -2.4%
  百貨店 -64.1% -18.4%
  スーパー +6.7%
+6.9%
+4.7%
コンビニエンスストア販売額
(前比)
 -9.6%  -5.1%
大型家電専門店販売額
(前比)
 +8.8%
 +8.6%
+25.6%
ドラッグストア販売額
(前比)
 +6.4%  +6.5%
ホームセンター販売額
(前比)
+11.2% +17.3%
オーストラリア6月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) -15.8%
-16.4%
 -2.8%  -4.9%
住宅建設許可件数(前比) -11.6% -13.9% -15.8%
豪州第2四半期(4-6月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入価格指数
(前期比)
 -1.0%  -3.0%  -1.9%
輸出価格指数
(前期比)
+2.7%  -2.0%  -2.4%
フランス6月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比)
PPI(フランス国内)
  0.0%
 -0.1%
+0.2% +0.7%
スイス7月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
KOF 先行指数  60.6
 59.4
 75.0  85.7
スペイン7月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.5%  -0.6%  -0.9%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
 -0.3%  -0.3%  -0.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.4%  -1.1%  -1.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
 -0.3%  -0.3%  -0.7%
オーストリア第2四半期(4-6月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
 -2.4%
 -2.6%
-11.8% -10.7%
ドイツ7月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数(増減)  +6.80万人
 +6.90万人
 +4.80万人  -1.80万人
失業率 6.4% 6.5% 6.4%
イタリア6月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率  8.3%
 7.8%
 8.6%  8.8%
ドイツ第2四半期(4-6月)
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
 -2.0%
 -2.2%
 -9.0% -10.1%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
 -2.3% -11.3% -11.7%
国内総生産(GDP)速報値
季節調整前(前比)
 -1.8%
 -1.9%
-10.9% -11.7%
ユーロ圏7月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ユーロ圏景況感指数  75.8
 75.7
 81.0  82.3
ユーロ圏7月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業信頼感指数  -2.25
 -2.26
 -1.60  -1.80
ユーロ圏7月
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
確定値
-15.0 -15.0 -15.0
ユーロ圏6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 7.7%
7.4%
7.7% 7.8%
ドイツ7月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.6%  -0.2%  -0.5%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.9% +0.2%  -0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.7%  -0.2%  -0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.8% +0.4%   0.0%
米国第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比・年率換算)
 -5.0% -34.1% -32.9%
GDP価格指数・速報値
(前比・年率換算)
+1.7%
+1.6%
+1.1%  -2.1%
GDP個人消費支出・速報値
(前比・年率換算)
 -6.9%
 -6.8%
-34.5% -34.6%
GDPコア個人消費支出・速報値
(前比・年率換算)
+1.7%
+1.6%
+1.0%  -1.1%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  142.2万件
 141.6万件
 145.0万件  143.4万件
失業保険継続受給件数 1615.1万件
 1619.7万件
1620.0万件 1701.8万件

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(07/24分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)   +37Bcf   +26Bcf   +26Bcf

 


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