FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/06/24 戦績

 2020/06/24 水曜日 戦績

USDJPY        +123,900円

EURUSD        +144,532円

GBPUSD         +80,589円

AUDUSD         +36,254円

NZDUSD         +39,326円

USDCAD         +62,029円

USDCHF         +28,478円

EURJPY         +92,000円

GBPJPY         +86,300円

AUDJPY         +17,700円

NZDJPY         +33,500円

CADJPY          +9,600円

CHFJPY         +19,300円

EURGBP         +23,794円

EURCHF         +31,509円

TOTAL         +828,811円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,676,678円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +26,032,657円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +264,094,676円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +458,188,165円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,838,188,180円

 

昨日、午前11時にニュージーランド中銀のニュージーランド準備銀行が今後の金融政策と政策金利を発表しました。政策金利は事前の市場予想通りに据え置き⇩ 

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

06/24 1100JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

金融政策に関しても大きな変更はなく、現状認識の確認と、今後の追加での金融政策の変更を示唆したにとどまりました。 

www.bloomberg.co.jp

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さすがにこの現状ですと、いくら強気で攻めるのが得意なニュージーランド中銀としても、ここで攻めに出てしまうと今後のマージンが無くなってしまうと言う問題もあるのかもしれません。

発表された内容自体は、いつものようにロイターさんが箇条書きにしてくれてるので⇩これが一番分かりやすいかと思います。

jp.reuters.com

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この発表を受け、ニュージーランドドルは売られた感じではあるんですが、昨日はどの通貨も全体的にドル高にバイアスがかかりつつある状況でして、NZドルは金融政策発表と言うスイッチが入ってしまっただけのような感じもします。

 


 

昨晩、一部の日本語メディアで英国のトラス貿易大臣が「日本との通商合意は英国の利益とならないなら受け入れない」と言う発言を行ったと伝わったんですが、それは、別にヘッドラインにするほどのことじゃなく「通商協議の責任者としては、ごく当たり前のことでしょ?」って思うんですが。この発言、本国英国での出典を探そうとしてもなかなか見つからず諦めました。

いま英国でのトラス貿易大臣の報道は、対米、対オセアニアとの通商協議に傾斜してまして、アメリカに対しては非常に厳しい態度、オセアニア地域のオーストラリアやニュージーランドに対しては、経済効果は小さいものの歴史的な背景があり協議継続と言った感じです。

最初は冗談かと思われていた英国がTPPに加盟したいと言う意向も、英国政府が最近は非常に乗り気になってまして、政府の公式ホームページに専用ページまで作って情報発信を始めました。

www.gov.uk

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この中の最新情報ページ(2020/06/17更新)では、既にTPPを構成する国のうちで、英国に緊密な同盟国として英連邦の国以外では日本だけが登場しております。「 close allies in the Asia-Pacific region, including Australia, Japan, New Zealand and Singapore, as well as in Latin America and with Canada. 」⇦ 赤字の国が全て英連邦の国で、シンガポールを除いて英連邦王国(国家元首がエリザベス女王陛下)の国でもあります。

当然、国と国との間の交渉ですので一筋縄ではいかないでしょう。お互いに譲歩しあう部分もあると思いますし、その中でお互いの利益が最大になるところを模索して日英通商交渉が妥結しますように祈っております。


 

昨日、国際通貨基金(IMF)が「WORLD ECONOMIC OUTLOOK = 世界経済見通し」の改定を発表しました。

www.bloomberg.co.jp

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全世界総合のGDPで見ますと、2020年はマイナス4.9%の落ち込み予想なんですが、先進国だけで見ますとマイナス8.0%の落ち込みとなってます。ただ、日本は先進国の中ではマシな方でして、実際にIMFが出している資料ですと⇩こちら

www.imf.org

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日本はマイナス5.8%と、先進国として国名がリスティングされている中ではマイナス幅が一番小さくなってます。そこ、報じているマスコミさんは、この下書きをしている段階の昨晩深夜12時頃には皆無でして、読売新聞と産経新聞がニュースタイトルで日本のマイナス5.8%を入れている程度がせいぜいです。

このIMFが公開している世界経済見通しは、国際機関にしては珍しく日本語版も公開されてまして、上のリンクは日本語版になってますので、ぜひ実際に公開されている世界経済見通しをご覧いただきたいと思います。

日本から日本語版のアクセスが多ければ、今後も継続して日本語版が作られる可能性も高くなりますし、国際機関の公式発表が日本語で行われますと、マスコミさんが得意な「英語の発表を和訳する際に生じた意味の齟齬」とか、どうのこうのと言い訳できなくなりますし(笑)。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国5月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業向けサービス価格指数
(前比)
+0.8%
+1.0%
+0.8% +0.8%
日本国4月
1400JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)改定値  76.2  77.7
景気一致指数(CI)改定値  81.5  80.1
フランス6月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数  70.7
 70.5
 80.0  77.3
INSEE企業景況総合指数  59.9
 59.4
 71.0  77.8
ドイツ6月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数
速報値
79.7
79.5
85.0 86.2
Ifo企業現況指数
速報値
78.9 84.0 81.3
Ifo企業期待指数
速報値
80.5
80.1
87.0/td> 91.4
スイス6月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW/期待指数 31.3 48.7
米国4月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
FHFA住宅価格指数(前比) +0.1% +0.3% +0.2%
FHFA住宅価格指数(前比) +5.9% +5.8% +5.5%

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(06/19分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +121.5万バレル   +144.2万バレル  
ガソリン在庫(前比) -166.6万バレル   -167.3万バレル  
中間留分在庫(前比) -135.8万バレル   +24.9万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -260.8万バレル   -99.1万バレル  
原油輸入量(前比) -24.5万バレル   -79.7万バレル  

 


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