FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/06/15 戦績

 2020/06/15 月曜日 戦績

USDJPY         +56,600円

EURUSD         +37,826円

GBPUSD         +71,613円

AUDUSD          +9,464円

NZDUSD          +7,322円

USDCAD         +16,043円

USDCHF         +32,179円

EURJPY         +63,900円

GBPJPY        +123,700円

AUDJPY         +25,500円

NZDJPY         +28,100円

CADJPY         +38,500円

CHFJPY         +79,000円

EURGBP         +14,438円

EURCHF            +540円

TOTAL         +604,725円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +604,725円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +17,911,830円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +255,973,849円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +450,067,338円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,830,067,353円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨晩、英国のジョンソン首相とEUのフォン・デア・ライエン委員長が共同で「英国のEU離脱に関する移行期限の延長はしない」と正式に発表しました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ジョンソン首相としたら、もうずっと「延長しない、延長しない」と呪文のように言い続けてきたわけでして、つい先週も英国の離脱担当大臣がEUとの協議におきまして「延長しない」と明言しておりました。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

その際には、さすがに少しだけポンドが売られるような感じもあったんですが、今回は若干ポンドが買われるような様子でして、「噂でなんとか」なのか、あるいは一貫した強気姿勢を崩さない英国が評価されたのかは分かりません。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。 が、今日はツッコミどころがある指標が多いので、めずらしく個別指標にコメント付けてます。 

中国5月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.32% +0.79%
小売売上高(前比)   -7.5%   -2.3%   -2.8%
鉱工業生産(前比) +2.27% +1.53%
鉱工業生産(前比)  +3.9%  +5.0%  +4.4%
中国2020年(1-5月)
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) -16.2% -13.5% -13.5%
鉱工業生産(前比)  -4.9%  -3.0%  -2.8%
固定資産投資(前比) -10.3%  -6.0%  -6.3%
中国5月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
都市部失業率調査 +6.0% +5.9% +5.9%
日本国4月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
第三次産業活動指数(前比)  -3.8%
 -4.2%
 -7.5%  -6.0%
スイス5月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -1.3%  -0.5%
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -4.0%  -4.5%

 

毎週集計されているスイス中銀のスイス国立銀行(SNB)当座預金残高のうち、スイスの国内銀行の残高が遂に6兆スイスフランを突破しました。

スイス 週次(06/12分)
06/15 1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 5兆9448.6億スイスフラン 6兆0031.6億スイスフラン
当座預金残高(外国銀行含む) 6兆8005.8億スイスフラン 6兆7945.5億スイスフラン

ここのところ外国銀行を含んだ数字が低下しているので、外国資本の撤退が心配になってきます。もっともSNBとしたら、スイスフランの当座預金が減少して外貨になるんだったらスイスフラン売りとなりスイスフラン安の要因となるため、むしろ歓迎なのかもしれませんけど。普通はそんな事を考える中銀は無いと思うかもしれませんが、あの突然「介入や~めた」で阿鼻叫喚を作り出すSNBですからね~

 

なんやら、イタリアの消費者物価指数がちょっとオカシイ感じがするんです。何がオカシイって CPI と HICP の両方とも、前月比と前年比が同じでして、いつものコピペミスや誤植ではありません。

イタリア5月
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.1%  -0.1%  -0.2%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.1%  -0.1%  -0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.2%  -0.2%  -0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.2%  -0.2%  -0.3%

実は速報値の段階からこんな感じだったようですが、速報値の発表の時に指標結果の貼り付けを忘れていたため気が付きませんでした。某金融端末情報元が速報値の修正をしていないと言う事は、実際にその通りの発表だったのでしょう。ただ、ちょっと不自然な数値なので自分でも確認しないと気が済まず、イタリアの公式発表サイトを確認してみました。

発表元のイタリア国立統計研究所(Istat)の公式発表でも、

・In May 2020 the rate of change of Italian consumer price index for the whole nation (NIC) was -0.2% both on monthly basis and with respect to May 2019;

2020年5月度のイタリアにおける全国の消費者物価指数(CPI)は月次および2019年5月比の双方で 0.2%の低下でした。

・In May 2020 the Italian harmonized index of consumer prices (HICP) decreased by 0.3% both on monthly basis and on annual basis;

2020年5月度のイタリアにおける統一基準消費者物価指数(HICP)は月次および年次の双方で 0.3%の低下でした。

発表側も疑われると思っていたのか、「両方同じ」って書き方してた(笑)。

 

昨日午後9時半、アメリカのニューヨーク連銀製造業景況指数の発表がありまして、事前の市場予想を遥かに上回る改善を果たしました。

米国6月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NY連銀製造業景況指数 -48.5 -30.0  -0.2

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ブルームバーグなんて「過去最大の持ち直し」とか絶賛状態でして、そりゃニューヨーク州の要であるニューヨーク市の現職市長はマイケル・ブルームバーグ氏で、ブルームバーグの創業者ですし(笑)。ちなみに、ニューヨーク連銀の管轄、そしてニューヨーク連銀製造業景況指数に含まれる範囲はニューヨーク州だけではなく、隣接するコネチカット州やニュージャージー州の一部、プエルトリコも含まれてますので、別にニューヨーク州に限った集計ではありません。

3月の数字から並べてみると、3月度 -21.50,4月度 -78.20,5月度 -48.50 と、そりゃここまで製造業者のマインド低下していたら、少し解放感が出てきただけで一気に50ポイント改善くらいするわ(笑)。と、思うんですが。もともとブレが大きな指標ですし、この指標発表を受けても外国為替市場での反応は無かったようです。

 

カナダ4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  -9.8%
 -9.2%
-20.0% -28.5%

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら