FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/05/22 戦績

 2020/05/22 金曜日 戦績

USDJPY         +62,900円

EURUSD        +171,422円

GBPUSD        +146,637円

AUDUSD         +23,608円

NZDUSD         +18,481円

USDCAD         +74,540円

USDCHF         +81,319円

EURJPY        +220,700円

GBPJPY        +187,200円

AUDJPY         +36,600円

NZDJPY         +31,100円

CADJPY         +60,800円

CHFJPY        +116,300円

EURGBP         +10,942円

EURCHF         +59,617円

TOTAL       +1,302,166円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,200,621円

 

月間戦績(05月)

TOTAL      +20,020,381円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +230,731,083円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +424,824,572円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,804,824,587円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、事前にアナウンスがありましたように日本銀行が臨時の金融政策決定会合を開催まして、臨時とは言え政策金利の方針まで行った正式な金融政策決定会合でしたが、午前9時からの開催で終わったのが午前9時54分と、いつもなら2日間に渡って開催される金融政策決定会合が僅か54分のスピード会合となりました。

あまりにもスピード会合であったため、いつもなら議事要旨の公開前に公表される「主な意見」と言う日銀独自の議事要約のようなものは作成公表しないと言う事でして、54分での会合では議事要旨ですら用紙1枚になりそうな勢いですから仕方ありません。要旨と用紙を掛けてみたかっただけです(笑)。

政策金利等は据え置きとなりまして⇩ 

日本銀行(BOJ)
(中央銀行)

05/22 1001JST
現状 市場予想 結果
補完当座預金制度適用利率
(政策金利)
-0.10% -0.10% -0.10%
長期金利誘導目標
(10年物国債利回り)
 0.0%  0.0%  0.0%

今回この臨時金融政策決定会合を招集したかった目的は、この日経の記事にありますような「中小企業支援制度」の導入だったようです⇩ 

www.nikkei.com

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どんな内容なのかと簡単に言えば「市中銀行が中小企業に無利子でお金を貸すとその資金を日銀が出す」と言うのが柱でして、ただし、これだけでは市中銀行は一切利益が出ませんので、そこで、この仕組みで中小企業にお金を貸した銀行には「その貸したのと同じ金額まで日銀当座預金の残高に +0.1%の金利を付けよう」と言う事で、市中銀行に対して「中小企業に +0.1%の利益でお金を貸し出しなさい」と言うもので、通常であれば公庫が行わないとならないような融資案件の事務手続きを全部市中銀行にやらせようと言う事です。銀行も商売ですし、これ、銀行の皆さんは果てしなく嫌だと思うんですけど、どうなんでしょうか。

この「これじゃない感」漂う発表を受け市場では本当に微妙な反応で、どうしていいのか分からない為替屋さんが「とりあえず円買っとけ」的な反応(笑)。株屋さんたちは期待感で上がっていた分まで下げに転じまして、いつもの株安円高進行スイッチオンだったようです。

 

午後8時半には欧州中銀ECBが前回の理事会議事要旨を公開しました⇩

www.bloomberg.co.jp

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今週は当初からユーロ買いで走っていた為替屋さんでしたが、木曜日のニューヨーク時間からのドル買いの流れの中で一旦落ち着きユーロの値を下げながらECB理事会議事要旨の公開を待っていた中で、まさかの「6月くらいになったら何か動きがあるだろうから、それまで待とうゼ!」的な見解(笑)。

積極的にドルが買いたいわけでもなく、そうかと言って再度ユーロを買う様子でもなく「どうせアメリカは3連休に入るためにニューヨーク時間は薄くなるんだろうから、もう今週はや~めた!」的な投げやりな展開となっておりました。本当に投げやりかどうかは分かりませんけど。

 

日銀やECBなど中銀の金融政策発表や議事要旨ではイマイチ為替相場が奮わない感じでしたが、同じ中銀でも英中銀イングランド銀行(BOE)のラムスデン副総裁による発言でポンドは動いておりました。

来月予定されている次回の金融政策委員会を巡っては、BOEが債券買い入れプログラムをさらに拡大すると予想するエコノミストが多い。ラムスデン副総裁はその可能性について、「可能性は当然、排除しない。次回の会合で、あるいはその後の会合で追加措置を決める可能性はある。決定はその時に下す」述べるにとどめた

jp.reuters.com

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ロイターいわく「述べるにとどめた」と言う事ですが、ロイター的にはもっと突っ込んで「債券買い入れ拡大行くゼ!」とでも言って欲しかったんでしょうか?まさかBOE副総裁がロイターのインタビューでそんな事を言うわけもなく、この記事にある内容が最高の受け答えでしょう。市場の皆さんがこの記事を見て、どのように判断するのかなんて分かりきってます。ポンド売った⇩

中銀関係者に対する「常識的な現状認識の確認」をしたインタビュー記事は、ボラが低くい日には非常にありがたいです(笑)。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

NZL第1四半期(1-3月)
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高
(前比)
  0.0%
+0.7%
 -1.5%  -0.7%
小売売上高コア
(前比)
 -0.1%
+0.5%
  0.0% +0.6%
小売売上高
(前比)
+3.3% +1.0% +2.3%
英国5月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数 -33
-34
-42 -34
日本国4月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国消費者物価指数
(前比)
+0.4% +0.2% +0.1%
全国消費者物価指数コア
(前比)
+0.4%  -0.1%  -0.2%
全国消費者物価指数コアコア
(前比)
+0.6% +0.2% +0.2%
日本国3月
0830JST
速報値
(前回値)
市場予想
(中心値)
確報値
(結果)
毎月勤労統計調査・確報値
現金給与(前比)
+0.1% +0.1%
毎月勤労統計調査・確報値
実質賃金指数(前比)
 -0.3%  -0.3%
毎月勤労統計調査・確報値
総実労働時間(前比)
 -1.5%  -1.2%
日本国4月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
(前比)
-33.4% -72.8%
百貨店売上高(東京)
(前比)
-34.6% -76.1%
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -5.2%
 -5.1%
-16.0% -18.1%
小売売上高(前比)  -5.8% -22.2% -22.6%
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比)  -3.8%
 -3.7%
-15.0% -15.2%
コア小売売上高(前比)  -4.2%
 -4.1%
-18.2% -18.4%
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.4%
+0.3%
-10.0% -10.0%
小売売上高コア(前比) +0.1%
  0.0%
 -5.0%  -0.4%
小売売上高(前比) +3.1%
+3.0%
 -4.0%  -8.4%

 


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