FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/03/31 戦績

 2020/03/31 火曜日 戦績

USDJPY         +84,500円

EURUSD        +149,088円

GBPUSD        +171,912円

AUDUSD          +2,441円

NZDUSD          +9,510円

USDCAD        +122,149円

USDCHF         +82,874円

EURJPY        +130,700円

GBPJPY         +96,700円

AUDJPY         +13,200円

NZDJPY         +24,600円

CADJPY         +59,100円

CHFJPY         +60,700円

EURGBP         +38,436円

EURCHF          +8,554円

TOTAL       +1,054,464円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,804,273円

 

月間戦績(03月)

TOTAL     +126,563,875円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +183,352,052円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +377,445,541円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,757,445,556円

 

2月より以前の状態でしたら、日に100万円行けば米国債買って金利もらうより遥かに良かったため「よ~し、よしよし」とムツゴロウさん状態でしたが、最近は文字通り桁が違う数字を乱発していたため、100万円行っても「う~ん。低ボラ?」みたいな感想が、心から溢れ出て来る感じになってしまいました。

今は超低金利で米国債利回りもお察しの状況、株持っててもキャピタルゲイン(値上がり益)狙いは危険性が高くインカムゲイン(配当など)狙いも業績悪化懸念もあり、金(ゴールド)も何故かあまり値上がりせず保有はコストとなり、原油は(笑)。

外国為替市場も平時より流動性が低い事が若干の懸念ではあるものの、そこはボラティリティの上昇と言った副産物もあり、アクティブに運用する商品としては為替が一番なのかな?と思ってます。もちろん、今までずっと為替をやって来たからであって、まさかこの状況で「新規の皆さん」にオススメするわけではありません。

なんでこんな事を書いているのかと言えば、いつもの「ボラ低くなったし、市場にネタもねえなあ~」ってヤツです(笑)。 


 

昨日は月末、そして3月末と言う事で日本が年度末のコンボでした。当然仲値も荒れるだろうと思っておりましたところ、予想以上にアレでした⇩

ドル円は、仲値で急上昇した上下で日のレンジを形成、ユーロやポンドまで巻き込み大相場を作り、ユーロポンド(EURGBP)まで動く結果に。また、オセアニア通貨も大きく反応しまして、こちらは円買い需要が入りドル円とは逆行する動きだったため、豪ドルやNZドルなどは対ドルで激しく動く始末でした。

2018年3月は、30日が金曜日でした。すると「週末+五十日+月末+年度末のクアドルプル」でして、凄かったのかな?と思い過去のブログを見てみたら、大した事なかったようです。ネタにもしてなかった(笑)。

fxse.hatenablog.jp

次回3月30日が金曜日がいつ来るのかカレンダーポチポチしてみたところ、2023年3月30日が木曜日なので翌年2024年がそうかな?と思ったところ、2024年はうるう年で2月29日が発生し3月30日は土曜日に。と言う事で、うるう年が無ければ6年後の2030年になりますが、2030年までの間にうるう年は2028年の1回ですから、2029年3月30日が「週末+五十日+月末+年度末のクアドルプル」となるようです。

特に意味は無いのですが、思い立ったら調べずにいられない性分なだけです。 


 

昨晩、米FRBがこんな決定をしました。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

世界中の中銀や各国政府のほとんどは、米ドルでの備えを米国債にして保有しており、米ドル不足でどうにもならなくなったら保有している米国債を売る事になるわけですが、現状で一斉に米国債を売られますと国債市場がカオスとなります。そこで、FRBが米国債を担保にして米ドルを貸し出す=リバースレポを行う事にしたわけです。金利?金利は当然お支払いいただくそうですよ?FF金利の25bp加算だそうです。米国債は売らせない、金利はいただく、さすがお代官様(笑)。

ちなみに、貸し出し期間はオーバーナイト(翌日まで)だそうですがロールオーバー可能と言う事で、実質この政策を続ける限りが貸し出し期間になりそうです。スワップで供給される米ドルと違い使途に制限がありませんから、自国通貨を守るために介入資金にもお使いいただけるでしょう。まさに担保設定型フリーローン状態、いや、リバースモーゲージと言った感じです。もし米ドル借りて返済できなくなったら、担保になった米国債はFRBに召し上げられるのでしょう。当然、その際の評価は額面ですよね?現在価格との差はFRBウハウハになる感じでしょうか?(笑)。 


 

昨日は中国の官製PMI(購買担当者景況指数)の発表があったのですが、にわかには信じられないような数値が出てまして⇩

中国3月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
35.7 45.0 52.0
非製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
29.6 42.0 52.3
(複合)購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
28.9 39.5 53.0

パッと見て「中国だし」とか思ってしまうところでもあるんですが、実はこの集計数値の発表元である中国国家統計局ですら困惑しており、ロイターの記事では、 

統計局は予想以上の改善について、比較対象の2月が過去最低だったことが要因だとし、経済活動の底入れを示唆するものではないと慎重な見方を示した。PMIは前月比の動向を示す指標。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

との事です。実際、PMIはアンケート調査ですし、前月2月と比較して事業環境が改善したと思う事業主は多かったのでしょう。数値を疑って見る事は必要ですが、頭からウソだと決め込んで見ると正しい事を見逃す事になりかねません。中国は日米など西側諸国とは違った政治形態、経済システムであるので信じられないような事も多くありますが、だからと言って信じられない事すべてを否定すると自分自身の判断を誤らせ、損失につながる事になります。と、なんとか中国を信用してみるように頑張ってみる(笑)。


 

昨日、これでもか!と言うほど指標は多かったのですが重要そうな指標は多くはなく、ひとつひとつ検証するのも面倒な感じでした(笑)。いつもと同じように、指標の結果だけは貼っておきます。

午前8時50分に発表になりました日本の2月度商業動態統計ですが、前月比でマイナス結果となるものだとばかり思っていたのですが、なんと卸売業以外ほとんどプラスでした。ただ、押し上げた要因のほとんどが、小売業ではスーパーでの食料品と家庭用品、家電やドラッグストアでの売上増と合わせ、外出しないための購入、ある種の新型コロナウイルス特需だったとも言えるかもしれません。

ニュージーランド2月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比)  -2.8%
 -2.0%
+1.0% +4.7%
英国3月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数  -7 -15  -9
日本国2月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.4% 2.4% 2.4%
有効求人倍率 1.49 1.47 1.45
日本国2月・商業動態統計
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売業販売額
(前比)
 -0.4%  -1.2% +1.7%
卸売業販売額
(前比)
 -6.2%
 -6.5%
 -6.2%
百貨店・スーパー(既存店)販売額
(前比)
 -1.5%
 -1.4%
 -1.6% +0.2%
百貨店・スーパー(総合)販売額
(前比)
 -1.6% +0.3%
コンビニエンスストア販売額
(前比)
+1.6% +3.4%
大型家電専門店販売額
(前比)
 -0.3%
+0.1%
+5.2%
ドラッグストア販売額
(前比)
 +6.3%
 +6.2%
+18.9%
ホームセンター販売額
(前比)
 -1.5% +9.6%
日本国2月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)
速報値
+1.0% +0.1% +0.4%
鉱工業生産(前比)
速報値
 -2.3%  -4.8%  -4.7%
中国3月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
35.7 45.0 52.0
非製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
29.6 42.0 52.3
(複合)購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
28.9 39.5 53.0
日本国2月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工戸数(前比) -10.1% -14.7% -12.3%
建築受注額(前比) -17.0% -12.0% +0.7%
英国第4四半期(10-12月)
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
  0.0%   0.0%   0.0%
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+1.1% +1.1% +1.1%
英国第4四半期(10-12月)
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 -199.24億ポンド
-158.60億ポンド
 -70.00億ポンド  -55.51億ポンド
ドイツ2月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比)  -0.4%  -0.3%  -0.9%
輸入物価指数(前比)  -0.9%  -1.5%  -2.0%
スイス2月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.5%
 -0.6%
+0.4%
小売売上高(前比)  -0.0%
 -0.1%
+0.3%
フランス2月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費(前比)  -1.2%
 -1.1%
+0.7%  -0.1%
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
0.0% +0.4% 0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.4% +1.0% +0.6%
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
0.0% +0.3% 0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.6% +1.1% +0.7%
フランス2月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比)
PPI(フランス国内)
-0.1% -0.1% -0.6%
スペイン第4四半期(10-12月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+0.5% +0.5% +0.4%
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
+1.8% +1.8% +1.8%
ドイツ3月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数(増減)  -0.8万人
 -1.0万人
+2.9万人 +0.1万人
失業率 5.0% 5.1% 5.0%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +21.9億ユーロ
+22.1億ユーロ
  -3.7億ユーロ  -17.3億ユーロ
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.2% +0.5% +0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.2% +0.8% +0.7%
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.2%
+0.4%
+0.4% +0.5%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.2% +1.1% +1.0%
イタリア3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
 -0.1%  -0.3% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.3%  -0.4% +0.1%
イタリア3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
 -0.5% +1.7% +2.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.2%  -0.2% +0.1%
イタリア2月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(PPI)
(前比)
 -0.2% +0.1%  -0.4%
生産者物価指数(PPI)
(前比)
 -2.3%  -1.3%  -2.6%
カナダ1月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.3% +0.1% +0.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
+1.9% +1.9% +1.8%
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業製品価格(前比)  -0.3%  -0.5%
鉱工業製品価格(前比) +0.5%  -0.3%
原材料価格(前比)  -2.3%
 -2.2%
 -4.7%
原材料価格(前比) +1.7%  -5.9%
米国1月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
+2.85%
+2.90%
+3.3% +3.1%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
+0.43% +0.4% +0.3%
ケースシラー20都市圏
住宅価格指数
218.73 218.62
米国3月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
シカゴ購買部協会景気指数 49.0 40.0 47.8
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 132.6
130.7
110.0 120.0

 


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