2020/03/19 戦績
USDJPY +949,600円
EURUSD +830,924円
GBPUSD +5,037,218円
AUDUSD +132,433円
NZDUSD +171,098円
USDCAD +85,745円
USDCHF +319,728円
EURJPY +350,600円
GBPJPY +3,400,900円
AUDJPY +134,400円
NZDJPY +152,300円
CADJPY +60,500円
CHFJPY +77,100円
EURGBP +237,263円
EURCHF +35,749円
TOTAL +11,975,558円
週間戦績(当週)
TOTAL +25,299,718円
月間戦績(03月)
TOTAL +77,341,109円
年間戦績(2020年)
TOTAL +134,129,286円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +328,222,775円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,708,222,790円
世界中の株価が、目立つほど上昇する事は無いまでも、これ以上の下落はひとまず止まった感じがあります。
一方で、為替相場の方はとどまるところを知らないドル買いモードに入っておりまして、特にドル円が「遅れてきた春」のような快進撃をここ2日くらい繰り広げております。火曜日からの急速にドル買いバイアスが入った中で、円だけは米ドル以外の通貨からの需要があり下落幅が抑制されておりましたところ、ここ2日くらいで急速に米ドルの供給が潤沢になったのか、もう円に頼る必要は無くなったかのような動きです。実に都合のいい扱われ方です(笑)。
そのドル供給ですが、昨日FRBが新しく緊急に通貨スワップを設定しました。期間は6ヶ月間となっており、あくまでも緊急時対応となっております。
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各国中銀別最大スワップライン
オーストラリア、ブラジル、韓国、メキシコ、シンガポール、スウェーデン、最大600億ドル
デンマーク、ノルウェー、ニュージーランド、最大300億ドル
更に、先日のコマーシャルペーパー(CP/短期償還の約束手形)の購入に引き続き、マーケット・ミューチュアル・ファンド(MMF)から購入したCPを担保とした短期(1年)の貸し出しを銀行に対して行うそうです。本来、中銀が投資会社に対して融資する事は無いのですが、CPを多く取り扱うMMFが信用破綻する事によって市場が混乱することを防ぐために銀行を迂回した市場安定策です。
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そもそも銀行はそれほどCPを保有しているわけではありませんから、担保としてFRBに差し出すためには市場から調達する必要があるんですが、それでは銀行にとってメリットがありません。そこで、MMFから調達した分については特別枠を設定し、自己資本比率計算の資産(リスク・アセット)に含めないと言う大盤振る舞い(笑)。銀行実務は詳しくないのですが、これバーゼル規制とか大丈夫なんでしょうかね?FRBがやってるんだから大丈夫なんでしょうけど、
また、本日のニューヨーク時間から米国債への入札を行う権利を持つ証券会社の中でも、特にプライマリーディーラーと言われる優先的に国債を購入できる大口の証券会社への直接融資も始まる事になっております。
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ちなみにこのプライマリーディーラー、優先的に国債を購入できるなら誰でもやりたいと思うかもしれませんが、応札者(購入者)がいなかったときでも、どうしても売りたい分については強制的に購入させられる事が条件になっているので、それはそれでなかなか大変です。国債の押し売りです(笑)。
それぞれの政策は、なんとなく中途半端で政策金利の引き下げなど大きな対策と比べたら地味にも思えるかもしれませんが、これ以上市場が混乱するならFRBが本気で喧嘩を受けると言う態度を示すのには十分でしょう。
昨日、豪州中銀RBAが緊急で政策金利の利下げを発表しました。
オーストラリア準備銀行 (中央銀行) 03/19 1230JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
キャッシュターゲット (政策金利) |
0.50% | - | 0.25% |
子分だと思っていたニュージーランド中銀RBNZの評価がうなぎ上りで、我慢できなくなったようです(笑)。一応、この利下げ発表の後に豪ドル売りの歯止めは掛かったようですが、ニュージーランドドルの売りも同時に収まっておりまして、市場の流れ的に米ドル買いモードが支配していただけなので、この利下げだけで対応できたものでは無いかと思います。もちろん、短期の為替相場の動きのためだけに利下げをしたわけでは無いでしょうけど。利下げをシドニー株式市場は好感したようで、株価は上昇しておりました。
また、英中銀イングランド銀行も緊急で政策金利の利下げと、資産購入枠(QE)の拡大を行いました。
イングランド銀行 (中央銀行) 03/18 2330JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.25% | - | 0.10% |
資産購入枠 | 4350億ポンド | - | 6350億ポンド |
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利下げについては、新しく就任したベイリー総裁が就任直前に +0.10%までの利下げを示唆してしまっていたので、このラインはおよそ予想はされておりました。ちょっとだけ意外だったのは、資産購入枠2000億ポンド拡大を同時に発表した事くらいです。ちなみに、あちこちの記事にある「総額4450億ポンド」には社債購入枠の100億ポンドが含まれた数字です。この発表を受け、為替相場は目立った反応はなかったのですが、ロンドン株式市場は直前までの上げ幅を拡大して前日比プラス圏まで浮上し、そのまま高値を維持して終わりました。
スイス中銀は予定されていた金融政策発表がありまして、もともと主要な国の中銀の中では最も低い政策金利でマイナス金利のスイス中銀としては、更にマイナス金利深堀りは避けたようです。
スイス国立銀行 (中央銀行) 03/19 1730JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
ポリシーレート (政策金利) |
-0.75% | -0.75% | -0.75% |
声明では、いつものように為替相場に触れており、まいどの「過大評価されたスイスフランへ介入も辞さない」とありましたが、そろそろ、やるやる詐欺状態またはオオカミ少年状態となってきてしまっているようです。あるいは、そんなスイス中銀に為替ディーラーの皆さんがお付き合いしてる暇が無いのか。ただ、スイス中銀は突然やる気を出す子だったりするので、やる気出すなら事前に「そろそろ本気出すぞ」と教えてもらえれば嬉しいのですが(笑)。
いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。
NZL第4四半期(10-12月) 0645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP) (前期比) |
+0.8% +0.7% |
+0.5% | +0.5% |
国内総生産(GDP) (前年比) |
+2.3% | +1.8% | +1.8% |
日本国2月 0830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
全国消費者物価指数 (前年比) |
+0.7% | +0.5% | +0.6% |
全国消費者物価指数コア (前年比) |
+0.8% | +0.6% | +0.4% |
全国消費者物価指数コアコア (前年比) |
+0.8% | +0.7% | +0.6% |
オーストラリア2月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
就業者数 | +12,900人 +13,500人 |
+10,000人 | +26,700人 |
失業率 | 5.29% | 5.30% | 5.10% |
労働参加率 | 66.10% 66.09% |
66.10% | 65.99% |
オーストラリア2月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
雇用者数 フルタイム | +4.53万人 +4.62万人 |
+0.40万人 | +0.67万人 |
雇用者数 パートタイム | -3.24万人 -3.27万人 |
+0.60万人 | +2.00万人 |
日本国1月 1330JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
全産業活動指数(前月比) | -0.1% 0.0% |
+0.1% | +0.8% |
スイス2月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | +47.75億CHF +47.77億CHF |
+35.43億CHF | +35.73億CHF |
ドイツ3月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
Ifo企業景況感指数 速報値 |
96.0 96.1 |
88.0 | 87.7 |
Ifo企業現況指数 速報値 |
99.0 98.9 |
95.0 | 93.8 |
Ifo企業期待指数 速報値 |
93.2 93.4 |
85.0 | 82.0 |
ユーロ圏1月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
建設支出(前月比) | -1.8% -3.1% |
- | +3.6% |
建設支出(前年比) | -2.3% -3.7% |
- | +6.0% |
米国第4四半期(10-12月) 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 (前期比・年率換算) |
-1254億ドル -1241億ドル |
-1090億ドル | -1098億ドル |
米国3月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
Philly連銀製造業指数 | +36.7 | +10.0 | -12.7 |
米国 週次 03/19 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 21.1万件 | 22.0万件 | 28.1万件 |
失業保険継続受給件数 | 169.9万件 172.2万件 |
172.5万件 | 170.1万件 |
カナダ2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ADP雇用報告 (前月比) |
+2.59万人 | -1.00万人 | +0.72万人 |
カナダ2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新築住宅価格指数(前月比) | 0.0% | +0.1% | +0.4% |
新築住宅価格指数(前年比) | +0.2% | +0.2% | +0.6% |
米国2月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
景気先行指数 | +0.7% +0.8% |
+0.1% | +0.1% |
=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計
米国 EIA週間天然ガス在庫集計 (03/13分) 2330JST |
前回値 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
天然ガス在庫(前週比) | -48Bcf | -20Bcf | -9Bcf |
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