FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/02/11 戦績

 2020/02/11 火曜日 戦績

USDJPY         +36,600円

EURUSD         +58,477円

GBPUSD         +72,183円

AUDUSD         +20,716円

NZDUSD         +23,599円

USDCAD         +31,118円

USDCHF         4,305

EURJPY         +68,000円

GBPJPY        +122,800円

AUDJPY         +36,100円

NZDJPY         +28,400円

CADJPY         +44,300円

CHFJPY          +7,300円

EURGBP         +19,403円

EURCHF         +23,271円

TOTAL         +587,962円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +932,208円

 

月間戦績(02月)

TOTAL       +5,975,060円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL      +25,480,787円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +219,574,276円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,599,574,291円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

いつものようにアメリカの政策金利に対してトランプ大統領がご立腹でして、昨日はこんな事を言っておりました。

www.bloomberg.co.jp

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これ、本当のところはどうなんでしょうかね?実は私も「違う」と自信を持って言い切れるほどじゃなかったので調べてみました。

数字の変化で見た方が正確なんですが、ちゃちゃっと感覚的にビジュアルで見て、分かりにくかったら細かい数字を検討すればいいので、とりあえずどこでもいいのでFRBか地区連銀あたりの官製チャートを検索したところ、セントルイス連銀のホームページが最初にヒットしました⇩

https://stat.ameba.jp/user_images/20200212/05/fx-sengyo/41/a9/p/o1160048014711692978.png

fred.stlouisfed.org

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1950年代からのチャートですので、恐ろしく高金利な20%近くまで上昇した1980年代後半も含まれてまして、この当時米国100年債でもあって買っていたらな~なんて妄想すると(笑)。ちなみに、アメリカにはありませんが100年債発行してる国もありまして、アイルランドやオーストリア(カンガルーいない方)、ベルギーなんかのユーロ圏ならまだいいんですが、アルゼンチンなんて100年どころか数年の国債でも怖くて買えません。⇦ あくまでも個人の見解です

そんな事はいいんですが、上のチャートの最近のアップダウンに赤丸付けてみました。どうですかね?金利上昇の方が「早い=角度が急」に見えますかね?

トランプ大統領の言う「ペースが早過ぎ」ですが、その「ペース」の基準になるものが上のチャートでは時間ですが、もしかしたら時間以外のものと言いたいのかもしれませんが、だとしたら、しっかり何に対して早過ぎ遅過ぎなのか明示してもらいませんと、ただの事実誤認発言になってしまう恐れがあります。

同じようなもので、よくネット上では「原油価格が上がるとすぐにガソリン価格を上げるが、原油価格が下がってもガソリン価格価格は下がらない」とか言うのもあります。あれがもしその通りだとしたら、いまごろガソリン価格は100円台じゃ収まらず、200円台300円台いや1,000円台に突入してるんじゃないでしょうか?(笑)。

これら、心理学的には「確証バイアス」と言われるものの一種だろうと思われるのですが、自己に都合がいい情報だけを集め都合が悪いことは無視する、あるいは、自己に都合がいい情報だけ選んでしまうので、自ずと集まる情報は都合がいい情報だけになってしまい正しいと思い込んでしまう。投資や資金運用をする者にとって最悪な行動です。

何でも「自分で全部調べてみる」「公式発表まで確認してみる」「反対意見をあえて探してみる」そう言った事が重要かと思います。

 

昨日の為替、ま~ね~(笑)。

ポンドだけ、午後6時半の指標発表を前に急に買われ出したりしまして「また何かあったのか?なんか漏れたのか?」と思っていたところ、四半期国内総生産や月次国内総生産は「良かったと言えば良かったけど~」と言った感じ、産業指数はメインの鉱工業生産が事前の市場予想を下回ったため指標発表の午後6時半から更に伸びると言う事はありませんでした。

その後ニューヨーク時間に入り再度ポンド買いが入ったものの、英中銀BOEのカーニー総裁が講演で⇩

We would expect that interest rates are going to be relatively low for a period of time
金利はしばらく低いままだゼ!

uk.reuters.com

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まあ、ポンド上がりませんよね(笑)。別に為替レートについて誘導するつもりの発言では無いでしょうが、BOEとしては、正直言ってしばらくはポンド安の方がありがたい事は確かでしょう。理想を言えば、現状程度あるいは若干低めでしばらく推移し、EU離脱が完全に完了し投資環境が整ってから、徐々にポンドが上昇してくれるとパーフェクトです。そう上手く行くのか分かりませんけど。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

英国1月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比) +1.7% +0.5%   0.0%
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断)  -2  -1
NAB企業景況感(現況判断) +3 +3
オーストラリア12月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
+1.9%
+1.8%
+1.6% +4.4%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
+1.6% +1.6% +5.1%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
+2.5%
+2.2%
+1.6% +2.8%
英国第4四半期(10-12月)
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.4%   0.0%   0.0%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.1% +0.8% +1.1%
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
 -0.3% +0.2% +0.3%
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.6% +1.1% +1.2%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
+0.1%   0.0%   0.0%
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +18.21億ポンド
+40.31億ポンド
  -3.50億ポンド +77.15億ポンド
貿易収支(サービス除く)  -49.47億ポンド
 -52.56億ポンド
-100.00億ポンド  +8.45億ポンド
貿易収支(EU以外) +23.64億ポンド
+17.34億ポンド
 -20.00億ポンド +67.21億ポンド
英国12月
1830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 -1.1%
 -1.2%
+0.3% +0.1%
鉱工業生産指数
(前比)
 -2.5%
 -1.6%
 -0.8%  -1.8%
製造業生産指数
(前比)
 -1.6%
 -1.7%
+0.5% +0.3%
製造業生産指数
(前比)
 -3.3%
 -2.0%
 -1.0%  -2.5%
建設業生産指数
(前比)
+2.4%
+1.9%
 -0.5% +0.4%
建設業生産指数
(前比)
+2.6%
+2.0%
+3.6% +5.0%
サービス業指数
(前比)
 -0.4%
 -0.3%
+0.2% +0.3%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
  0.0%
+0.1%
  0.0% +0.1%
米国1月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感 102.7 103.4 104.3

 


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