FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/01/01 元日

皆様、あけましておめでとうございます。

日々、数字の羅列しか発表して無いようなブログですが、昨年も大勢の方にお越し頂きましてありがとうございました。

 

先日お会いした方で、もう70歳を過ぎているのにも関わらず、見た目も、考え方も若い方がおられました。その方が言うのには「若い人は常に新しい事にチャレンジしているから時代の最先端をいく、ならば歳をとっても常に新しい事にチャレンジしていたら、若い人と同じようにいられるのではないか」と言う事でした。

もう40歳を大きく過ぎますと新しく何かをしようとする気もなかなか起きません。それでも「一年の計は元旦にあり」と言う言葉を思い出し「お正月くらいは目標を立ててみたい」と言う気持ちだけはなんとか持てたようでして、具体的な目標はこれから考えます(笑)。


 

本日、日米貿易協定が発効しました。

jp.reuters.com

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もともと、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からアメリカが離脱していなければ、既に同程度までは関税が引き下げられていたものですから、私としては大きく騒ぎ立てるほどの事では無いと考えております。

安い米国産の牛肉が関税引き下げで更に安くなり、チーズやワインなども安くなります。日本の農家などが打撃を受ける事を心配する声が高いようですが、既に安い海外産の農産物などに市場は晒されているわけで、高品質な国産の農産物を手にする消費者が、安易に米国産の農産物に鞍替えするとは思えません。

むしろ、既に日本で大きく市場を形成しているオーストラリア産牛肉や、先日から日EU経済連携協定(EPA)で関税が撤廃され急激に輸入が伸びた欧州産のワインなどの方が大きな打撃となるのではないでしょうか。

消費者としたら、各国の商品が安く手に入り、国産の高品質な商品も産出国の強みで比較的安価であり、今後ますます選択肢が広がるだろうと非常に期待しております。更に、相手国での関税撤廃による日本の輸出にも好影響があれば、日本の経済的にも嬉しい事です。

 

外国為替取引を生業(なりわい)としておりますと、自ずと経済動向やニュースが目につきます。だた、その目にしたニュースには質があり、書き手のバイアスも加わっており、本当の意味を理解するのはなかなか難しい事です。事実だけを淡々と伝えてくれるメディアがあればいいのですが、それにしても、伝えきれてない事実に真実が隠れている場合もあり、やはり鵜呑みにはできないでしょう。

上に引用しました「日米貿易協定発効」のニュースに関しても、記事では「国内の農家は荒波にさらされそうだ。」と、国内の農家への影響しか記述されてませんが、他にも考えられる影響があるのは上にも書いた通りです。

よくブログでニュース記事を取り上げますが、なるべくニュースを見ての自分の考えも書くようにしておりまして、それが私のブログを見てくださってる方が見て「ああ、そう言う考え方もあるのか」あるいは「そう言う見方もあったのか」と、ニュースを疑って見るキッカケになったらいいなと思っております。

 

本年も、よろしくお願い申し上げます。  


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