FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/12/05 戦績

 2019/12/05 木曜日 戦績

USDJPY         +76,100円

EURUSD         +92,487円

GBPUSD        +706,169円

AUDUSD         +17,007円

USDCAD         +63,275円

USDCHF         +32,545円

EURJPY         +88,200円

GBPJPY        +457,300円

AUDJPY         +42,300円

CADJPY         +61,000円

CHFJPY         +20,600円

EURGBP         +54,316円

EURCHF         +27,933円

TOTAL       +1,739,232円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,871,135円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +4,871,135円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +284,048,509円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +177,966,066円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,557,966,081円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

雇用統計待ちムードに入り、やや動きが鈍くなってきました。もう、ぶっちゃけ、今はポンドだけでいいや(笑)。

 

昨日、日銀の金融政策決定会合でいつもいつも反対反対大反対ばかりしているイメージの原田委員が別府温泉に入りたいがため大分県で講演を行いました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

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いつも、日銀金融政策決定会合が終わった後のブログでは、この原田委員や片山委員が決定に反対している様子だけを取り上げ「またこいつらだ~」的に書いておりますが、会合終了直後の声明文やその後公開される議事要旨だけでは正確に反対の真意を伺うのは難しく、こう言った機会が非常に重要です。特に少数派の意見は十分に聞く事で、今までと違った見方が出てくる事もあります。天動説が支配する世の中で地動説を唱えている者の意見に耳を傾けるようなものです。

この記事だけでも伝わらないのですが、それでも、いつもの会合での議事要旨などより原田委員の主張だけが抽出されてわかりやすくなってまして、要するに「原田委員も、他の委員との意見相違は大きくない」と言う事です。ゴールが同じでも、ほんの僅かゴールへのアプローチが違うため、その部分の指摘が大きく見えるだけ、人体の設計図であるDNAのたった1つが違うだけで男女の違いになるような事と同じです。

来年の3月に日本銀行政策委員会審議委員を退任予定ですが、それまでは、なかなか講演を聞く機会などは無さそうです。退任されてからでもいいので、そのうち直接お話しをお聞きしたい方の一人です。

 

さて、みんな大好き金(Gold)、私も大好き金(Gold)、のゴールドなんですが、基本的に証拠金取引など差金決済ではゴールド買いのロングポジションを持つとスワップ払い、ゴールド売りのショートポジションを持つとスワップ受け取りになります。

この理由として、よく上げられるのは「ゴールドに金利が発生しない(金利が0%)ため、通貨との金利差でスワップの受け払いが決定する」と言うものです。実はこれ、不正解です。半分だけ正解ともしたいのですが、残念ながら半分正解にもできません。金利が発生しない=0%として扱うのであれば、マイナス金利のユーロや円でゴールドを売買した場合、ロングポジションで金利の受け取りが出来てもいいハズです。そう言うポジション持てる業者があればですが。

先に正解を言ってしまいますと、実はゴールドはマイナス金利なんです。「えっ?もしゴールドの現物買っても金利なんて支払わないじゃん!」って思いますよね?実は、ゴールドのマイナス金利のマイナス部分って、ゴールドの保管費用なんです。純金積立などでは保管料が発生しますよね?あれと同じです。

ドルなど法定通貨でゴールド買うと、買ったゴールドを保管しておいてもらうために金庫代や保険料がかかり、その分がマイナス金利相当となります。例えば、現物のゴールドを買って自宅に保管しておいても、正確に言ったらゴールド保管している部分の家賃相当額って発生してますよね?賃貸ならその面積分按分できるでしょうし、持ち家であっても経費として考える事やその面積分の固定資産税は確実に発生してます。当然、保険に入れば保険代もかかりますし、強靭な金庫に入れてあるより自宅で保管する方が保険代は遥かに高額でしょう。

そんな感じで、マイナス金利のゴールドとプラス金利の米ドルのペア XAUUSD でロングポジションを持つとスワップの払い(マイナススワップ)で、ショートポジションを持つとスワップの受け取り(プラススワップ)となります。

 

さあ、今日はいよいよ雇用統計の日です。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

オーストラリア10月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.3% +0.3%   0.0%
オーストラリア10月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +68.47億豪ドル
+71.80億豪ドル
+65.00億豪ドル +45.02億豪ドル
ドイツ10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +1.5%
+1.3%
+0.3%  -0.4%
製造業新規受注(前比)  -5.4%  -4.7%  -5.5%
スペイン10月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+0.8%  -0.5%  -1.3%
ユーロ圏10月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.2%
+0.1%
 -0.3%  -0.6%
小売売上高(前比) +2.7%
+3.1%
+2.2% +1.4%
ユーロ圏第3四半期(7-9月)
12/05 1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
+0.2% +0.2% +0.2%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
+1.1% +1.1% +1.2%
米国11月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業人員削減数(前比)
(チャレンジャー社)
 -33.5%  -16.0%
企業人員削減人数
(チャレンジャー社)
50,275人 44,569人
米国 週次
12/05 2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 21.3万件 21.5万件 20.3万件
失業保険継続受給件数 164.2万件
164.0万件
165.0万件 169.3万件
米国10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -511億ドル
-525億ドル
-487億ドル -472億ドル
カナダ10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -12.3億加ドル
  -9.8億加ドル
 -13.7億加ドル  -10.8億加ドル
カナダ11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 48.2 48.6 60.0
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業受注(前比)  -0.8%
 -0.6%
+0.3% +0.3%
製造業受注・輸送機器除く
(前比)
 -0.3%
 -0.1%
  0.0% +0.2%
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
耐久財受注
(前比)確定値
+0.6% +0.6% +0.5%
耐久財受注・輸送機器除く
(前比)確定値
+0.6% +0.6% +0.5%
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非軍事資本財受注
航空機除く(前比)確定値
+1.2% +1.1%
非軍事資本財出荷
航空機除く(前比)確定値
+0.8% +0.8%

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(11/29分)

12/05 0030JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +157.2万バレル   -485.6万バレル  
ガソリン在庫(前比) +513.2万バレル   +338.5万バレル  
中間留分在庫(前比) +72.5万バレル   +306.3万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -9.7万バレル   -30.2万バレル  

 


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