2019/06/19 戦績[追記あり]
USDJPY +59,200円
EURUSD +48,542円
GBPUSD +173,363円
AUDUSD +40,296円
USDCAD +84,022円
USDCHF +41,769円
EURJPY +136,600円
GBPJPY +261,900円
AUDJPY +43,900円
CADJPY +100,300円
CHFJPY +56,600円
EURGBP +28,707円
EURCHF +7,210円
TOTAL +1,082,409円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,134,620円
月間戦績(06月)
TOTAL +13,072,863円
年間戦績(2019年)
TOTAL +150,507,460円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +44,425,017円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,424,425,032円
本日早朝3時、米連邦公開市場委員会FOMCの2日目が予定通り終了し今後の金融政策の方針が発表され、政策金利は事前の市場予想通り据え置きとなりました。
連邦準備制度(FRS) (中央銀行制度) 06/20 0300JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
2.25~2.50% | 2.25~2.50% | 2.25~2.50% |
超過準備預金金利 (IOER) |
2.35% | 2.35% | 2.35% |
政策金利に関しては本当に予定通りでして、いつもは声明文の文言がどうのこうの言うのですが、今回はひとまず声明文からは政策金利の変更が無い事だけわかればそれで十分でした。今回の一番重要だった部分、FOMC結果の声明文と同時に発表されました長期展望(Projection Materials)のドットチャートです。
この長期展望は毎回公表されるわけではなく、FOMCが年間8回あるうちの3月6月9月12月の4回だけ公表され、前回の3月に公表された時にはこんな感じでした⇩
FOMC結果と同時に発表されました長期展望(Projection Materials)のドットチャートにおきまして、年内の利上げが無い事が示唆され、
そう、3月の時には年内利上げが無くなった事が長期展望のドットチャートから判明したわけです。そして、これ⇩が今回のドットチャートです。
このドットチャートの見方は、このブログで「ドットチャート」とでも検索してもらえれば適当に出てくるかと思いますので、とりあえず省略しまして、約半数は本年2019年には2.0%を下回るとの予想になっております。つまり、約半数は年内に利下げを予想していると言う事です。
ちなみに、今回から既に利下げを主張していたのはセントルイス連銀のブラード総裁だけでした⇩
ブラード総裁、トランプ大統領がFRBに対しての発言をする度に「問題ない、大丈夫、大統領の意見に左右されない」を繰り返す事で有名でして、トランプ発言を否定するようにも思えますが、実は火消しをしているようにも見えたりします。やっぱり、FRB議長狙って~~~~(笑)。
市場では今回の金利据え置きも、ドットチャートによる利下げ示唆も予想通りでしたが、やはりドルが売られる結果になった理由としてはドットチャートによる示唆だけではなく、今回のFOMCにおいて1人とは言え利下げを支持した者が現れたため、現実的にFRBの利下げを感じた部分が大きいかと思われます。ドル円でも、最近はなかなか割り込めなかった108円バリアーを下回る事に成功しておりました。
これで残りは、日銀の金融政策決定会合とイングランド銀行の金融政策委員会です。先日のドラギ総裁発言でユーロが動いた際にトランプ大統領が不快感を示したように、日銀が得意な口先介入であってもトランプ大統領は容赦しない事が判明しました。金融政策決定会合での結果より、午後3時半からの黒田総裁による会見での発言の方が選択肢を狭められた格好です。黒田総裁がどのように話すのか、注目しております。
また、実質次期首相選びをしている英国で、中央銀行であるイングランド銀行がブリグジットに対してどのような方策を取ろうとしているのか、また首相交代によってどのように変更してくるのか、何らかの変更があるかと思います。今回の金融政策委員会での結果だけでは分からないかもしれませんが、こちらもいつも以上に注意が必要となってます。
今日はこのままず~っと続きますので、皆さんもどうかご注意下さい。
昨日、前日の6月18日火曜日にありましたマリオ・ドラギECB総裁ご乱心発言から始まったグッチャグチャを引き継ぎ、FOMC + BOJ MPM + BOE MPC の三連荘を前にした割りには高いボラを見せてくれました。
午後5時半にありました英国の指標結果もまずまずで、前日よりダラダラと上がっていた英ポンドも順調に上昇⇩
午後9時半にありましたカナダの消費者物価指数は、前回値も事前の市場予想も大幅に超える数字が出まして加ドルが急上昇⇩
と言った感じでして、FOMCなどを控えた外国為替市場としては、かなりの値動きでした。誰に言っていいのか分かりませんが、ありがとうございました(笑)。
NZ第1四半期(1-3月) 0745JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 (前期比) |
-34.92億NZドル -32.56億NZドル |
+1.60億NZドル | +6.75億NZドル |
経常収支 (対GDP比) |
-3.8% | -3.5% | -3.6% |
日本国5月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易統計 通関ベース・季節調整前 |
+568億円 +604億円 |
-9792億円 | -9671億円 |
貿易統計 通関ベース・季節調整済 |
-1109億円 | -7545億円 | -6091億円 |
オーストラリア5月 1000JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
インターネット求人数 (前月比) |
-1.6% | - | -0.7% |
ドイツ5月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) | +0.5% | +0.2% | -0.1% |
生産者物価指数(前年比) | +2.5% | +2.2% | +1.9% |
ユーロ圏4月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支・季節調整済 | +247億ユーロ | - | +209億ユーロ |
経常収支・季節調整前 | +351億ユーロ +350億ユーロ |
- | +192億ユーロ |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数 (前月比) |
+0.6% | +0.3% | +0.3% |
消費者物価指数 (前年比) |
+2.1% | +2.0% | +2.0% |
消費者物価指数コア(前年比) | +1.8% | +1.7% | +1.7% |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売物価指数 | 288.2 | 288.8 | 289.2 |
小売物価指数 (前月比) |
+1.1% | +0.2% | +0.3% |
小売物価指数 (前年比) |
+3.0% | +2.9% | +3.0% |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数 (前月比) |
+0.3% | +0.2% | +0.3% |
生産者物価指数 (前年比) |
+2.1% | +1.8% | +1.8% |
英国5月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数コア (前月比) |
+0.2% | +0.1% | +0.1% |
生産者物価指数コア (前年比) |
+2.2% | +2.0% | +2.0% |
英国4月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ONS住宅価格指数 (前年比) |
+1.4% | +1.1% | +1.4% |
ユーロ圏4月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
建設支出(前月比) | -0.4% -0.3% |
- | -0.8% |
建設支出(前年比) | +5.8% +6.3% |
- | +3.9% |
英国5月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
CBI製造業受注指数 | -10 | -12 | -15 |
CBI製造業販売価格指数 | -1 | -3 | +4 |
カナダ5月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | +0.4% | +0.2% | +0.4% |
消費者物価指数(前年比) | +2.0% | +2.1% | +2.4% |
消費者物価指数コア(前月比) | 0.0% | - | +0.4% |
消費者物価指数コア(前年比) | +1.5% | - | +2.1% |
=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計
米国 EIA週間燃油在庫集計(06/14分) 06/19 2330JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫(前週比) | +220.6万バレル | -310.6万バレル |
ガソリン在庫(前週比) | +76.4万バレル | -169.2万バレル |
中間留分在庫(前週比) | -100.0万バレル | -55.1万バレル |
クッシング原油在庫(前週比) | +209.6万バレル | +64.2万バレル |
追記と言っても、大した追記じゃ無いんですが。
先程、午前11時45分に日銀が金融政策決定会合での結果を公表しまして、結果は現状維持と言う事でした。
日本銀行(BOJ) (中央銀行) 06/20 1145JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
補完当座預金制度適用利率 (政策金利) |
-0.10% | -0.10% | -0.10% |
ところで、凄くどうでもいい事なんですが、日銀のホームページで発表される金融政策決定会合終了後の「当面の金融政策運営について」と言う文章なんですが、本当に発表された瞬間の「発表直後」と、数十分経過してから差し替えされる「修正後」の2種類あるんです。
この⇩下にあります画像が、実際にそのPDFファイルを画像化したもので、左側が発表直後で右側が修正後なんですが、修正後の方には参考と言うページが1つ追加されております。
なぜ、ここで話題に出したのかと言いますと、その参考と言うページが追加されている事よりも、発表直後はスキャナーで取り込んだようなボケたPDFの内容で、修正後はパソコンから直接PDF化したようなキレイな内容なんです。文章自体は全く同一ですので、発表直後に既にパソコンで作られているものでしょう。なぜ、発表直後のPDFファイルはボケたPDFファイルなのか?
もしかしたら「発表文章をコンピューター処理して自動取引を行いたいヘッジファンドや機関投資家に対して、自動処理をなるべくさせないようにするための対策」なのかな?と考えたりしております。文字を文字として取り込めないボケた文章でも、OCRを使って自動処理は出来るのですが、100%の精度ではありません。必ず人が確認する作業が入るので、その確認作業の一瞬だけは遅れます。
実際、欧米の機関が発表するものに関しては、発表された瞬間に高速で内容を吟味し取引させる事は行っておりますので、その対策としては十分考えられます。前場終了後なるべく後場開始までに発表するようにしているのも、ヘッジファンドや機関投資家による株式市場への影響をなるべく少なくするためでしょうから、あながち遠からずなのではないでしょうか。
別に日銀にとっては手間が増えるだけですが、公平性や、ヘッジファンドや機関投資家などの資金力がある大口が有利な状況を変えさせようとしているのであれば、他の中銀や政府機関には無い評価されるべき事かなと思います。
発表直後 | 修正後 |
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