FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/06/18 戦績

 2019/06/18 火曜日 戦績

USDJPY         +74,400円

EURUSD        24,542

GBPUSD        +115,049円

AUDUSD         +18,791円

USDCAD         +31,243円

USDCHF         +28,367円

EURJPY        +190,900円

GBPJPY        +157,700円

AUDJPY         +34,500円

CADJPY         +59,600円

CHFJPY         +71,200円

EURGBP         +36,493円

EURCHF         +21,996円

TOTAL         +815,697円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,052,211円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +11,990,454円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +149,425,051円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +43,342,608円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,423,342,623円

 

昨日は欧州時間移行にいろいろな事が発生しまして、為替相場は全くの不動状態でした前日の月曜日と比べますと、まるっきりグッチャグチャの有様です。

 

まず午前10時半、豪ドルが予定通りにスパッと落ちました。これは元々が予定されておりました前回分の豪中銀RBAの金融政策会合議事要旨の公開と指標が重なったものでして、なんの問題もありません。むしろ、予定通りに利下げ観測が読めるハト派な議事要旨でありがとうございました。 

www.bloomberg.co.jp

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議事要旨と同時に発表になりました住宅価格指数も、予定通りに下落の一途をたどって下さいまして、豪ドル大廉売に拍車をかけてくれた感じです。

豪州第1四半期(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅価格指数(前比) -2.4% -2.6% -3.0%
住宅価格指数(前比) -5.1% -6.9% -7.4%

 

月曜日のブログで書いた内容がまるっきりそのまんま再生したかのような感じで、ちょっと自画自賛系(笑)。

18日火曜日、午前10時半に第1四半期住宅価格指数の発表と豪州中銀RBAが前回分の金融政策会合議事要旨の公開が同時にあります。現在、豪州では住宅価格など住宅に関する指標に敏感なので、金融政策会合での議事要旨と同時に発表になっておりますのでいつも以上に注目度合いが高く、内容次第では一気に豪ドルが動く可能性があります。

fxse.hatenablog.jp

 

問題が発生したのは欧州時間に入り日本時間で午後5時、ポルトガルのリスボン近くにありますリゾート地シントラで行われております ECBフォーラムと言うイベントにおきまして我らがマリオちゃんドラギECB総裁が「量的緩和は、まだまだいくらでも行けるぜ!」と、甚だしいリップサービスを行いましたところ、午後5時01分にユーロが急降下です。まさかここまでの発言をするとは思いませんでした。

www.cnbc.com

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www.bloomberg.co.jp

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ドラギ総裁の発言を受けトランプ大統領にからは子供の喧嘩のような発言(笑)。

jp.reuters.com

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ただ、この発言では市場は特に反応を示さずにスルーされた感じです。

 

「なんだよユーロにやられたよ」感だけで昨日は終わると思っていたところ、午後10時22分頃に新潟・東北地方日本海岸を中心とした地域で地震が発生、

https://archive.is/QzZ7b/c58666120637787f1c135388562aa69146343ab9.jpg

tenki.jp

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それに伴う、若干の円買いが誘発されまして、ドル円やクロス円が一瞬だけ10~15pipsほど円高に急変する場面がありました。私としては、珍しく前日から持っていたドル円ショートを清算するいい切っ掛けになったのですが、理由が理由だけにあまり喜ばしく無い感じです。 

 

更に、トランプ大統領はよっぽどドラギ総裁の発言が気に入らなかったのか、あるいは自分の発言で市場を動かせずスルーされたのが気に入らなかったのか分かりませんが、中国との通商交渉に関しての発言を行いまして、

中国の習近平国家主席 と「とても良い」電話会談ができたと明らかにし、来週大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で同主席と「時間をかけて会談する」意向を示した。

www.bloomberg.co.jp

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虚仮の一念と言うのでしょうか、遂にはトランプ大統領の発言で市場を動かす事に成功した感じです。チャートにまとめますと、こんな感じ⇩

チャートが珍しくユーロ円なのは、全ての内容を含んでいるのがユーロ円だった事と、ユーロドルは昨日(マイナス)やらかしてるので触れたくない感じで・・・・・・


 

昨日の指標、とにかくドイツもユーロ圏もZEW景況感指数の悪化が酷い感じで、せっかく昨年末から今年頭にかけてのマイナス20前後までの落ち込みが回復してきていたと思っていたら、今回一気に逝ってしまいました。実際には、この数字が出てもドラギ総裁発言で大きく動いた直後だったので、若干のユーロ売り程度で終わった感じではあります。

米国4月
0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対米証券投資   -56億ドル
  -81億ドル
  -78億ドル
対米証券投資(短期債除く)  -259億ドル
 -284億ドル
+469億ドル
豪州第1四半期(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅価格指数(前比) -2.4% -2.6% -3.0%
住宅価格指数(前比) -5.1% -6.9% -7.4%
ユーロ圏4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(季節調整) +186億ユーロ +170億ユーロ +153億ユーロ
貿易収支(季節調整) +225億ユーロ  +88億ユーロ +157億ユーロ
ユーロ圏5月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.7% +0.2% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.2% +1.2% +1.2%
ユーロ圏5月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.7% +0.2% +0.1%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.8% +0.8% +0.8%
ドイツ6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数  -2.1  -5.8 -21.1
ユーロ圏6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数  -1.6  -3.6 -20.2
カナダ4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比) +2.6% +0.4%  -0.6%
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 128.1万件 124.0万件 126.9万件
住宅着工(前比) +6.8% +0.4%  -0.9%
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 129.0万件
129.6万件
129.3万件 129.4万件
建設許可(前比) +0.2%
+0.6%
+0.2% +0.3%

 


 

日付が変わりまして本日に入ってからですが、英国保守統一党(保守党)の党首選第二回投票が行われまして、ボリス・ジョンソン前外相が最多得票となったようです。

jp.reuters.com

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もともと離脱推進派だったジョンソン氏ですから、本来でしたら党首そして首相には適切なんでしょう。実際、キャメロン前首相が党首を辞任するとなり後継者を選ぶ際、ジョンソン氏は最有力候補であったのに、党首選への立候補を辞退した過去がありまして、その理由は明かされてませんが「離脱反対派であったキャメロン前首相と反対の主張をしていただけで、実際に離脱が決定するとは思っておらず、首相になった際にどうしていいのか見当がつかない」と言うのが良く言われる真相です。果たして、そんなジョンソン氏がメイ首相の後任になってもいいものなのか、ちょっと考えてしまいます。

仮にこのまま合意無き離脱、ハードブリグジットをしたとしても、格付け会社のフィッチは、2段階の格付け引き下げは可能性として低いだろうと昨日発表しており、

jp.reuters.com

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なんだかんだ言っても、ここまでメイ首相が頑張ってくれたので、最後くらいは離脱を推進した者としての責任を果たして欲しいと言う気持ちもあります。

もう、誰が首相やってもまとまらないでしょう。再度の住民投票を行い離脱中止か、ハードブリグジットか、どっちかしか選択肢が無いとしたら早めに方針を決めてもらえる方に首相をお任せするのがいいと思うくらいです。

 

昨晩の地震、発生直後はよく発生する大きな地震程度にしか認識しておりませんでしたが、地震から少し経っての映像を見ますとかなり酷い様子でした。被害が大きくなりませんように、祈っております。


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