FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/06/04 戦績

 2019/06/04 火曜日 戦績

USDJPY         +44,300円

EURUSD         +92,416円

GBPUSD         +49,075円

AUDUSD         3,424

USDCAD         +54,773円

USDCHF        +140,191円

EURJPY         +86,600円

GBPJPY         +66,300円

AUDJPY         1,900

CADJPY         +31,900円

CHFJPY         +45,200円

EURGBP         +49,962円

EURCHF         +28,004円

TOTAL         +683,397円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,133,676円

 

月間戦績(06月)

TOTAL       +1,604,813円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +139,039,410円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +32,956,967円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,412,956,982円

 

昨日、豪州の中銀であるオーストラリア準備銀行(RBA)が今後の金融政策の方針と政策金利を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通りに 25ベーシスポイント引き下げの 1.25%とする事を発表しました。 

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

06/04 1330JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
1.50% 1.25% 1.25%

昨日の豪ドル相場ですが、行ったり来たりを繰り返し、落ち着きが無いだけで大きく方向感を付ける感じではありませんでした。

①午後1時半RBA金融政策発表により、20pipsほど豪ドルが高くなりましたが、ものの15分ほどで戻りました。

jp.reuters.com

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②午後6時半RBAロウ総裁発言により、本当に一瞬だけ豪ドルが15pipsほど売り込まれる場面がありましたが、一瞬で回帰しました。

www.bloomberg.co.jp

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③午後10時55分FRBパウエル議長発言により、他の通貨と同じように対ドルで上下する場面がありましたが、一旦は収束しました。

www.nikkei.com

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日本時間で日付が変わり、上のチャートで言うと更に右側の方へ向かったニューヨーク時間中盤ではやや豪ドルが買われて上昇しているのですが、原油価格の落ち着きに合わせて加ドルなども含む資源国上昇によるものだと思われます。

一通りのイベントを見送ってから今後の方針を落ち着いて考えようと言うスタンスの市場参加者が多いようで、RBA利下げの噂で買っていた層は、まだ「事実」は到来していないとして買ったポジションはホールドしているのでしょう。チャートを見ただけの値動きでは、そのように感じます。 

 

現時点での世界的な景気は、多少の危うさを持つにしろ成長しているとい言える中で、先月のニュージーランド準備銀行(RBNZ)による25ベーシスポイントの金利引き下げに続き、オセアニアの貿易立国として名高い2つの国が揃って利下げ局面に入ったと言うのは、今後の世界経済の中で重要な転換点にいるのかもしれません。

原油価格を中心にして資源価格が下がり、資源国の経済状態が落ち込んできますと「理由は何でもいいから値さえ動けばそれでいい」と、いつも言っている私ですら、やはり世界的な景気後退への不安を感じます。

 

上のチャートで午前10時半にありました🎯豪州第1四半期経常収支は、事前の市場予想を4億豪ドル下回るマイナス29億豪ドルでした。経常収支と言うことで見落とされがちですが、ここには「貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支」と4つの要素がありまして、貿易収支も入っております。

資源国であり、農業国でもあり、そして貿易立国のオーストラリアとしては、非常に重要な指標です。とりあえず、金融政策発表直前と言う事で一瞬の値動きで終わっておりましたが、これがもし発表の順番が逆で金融政策の後で経常収支が発表されていたとすると、一瞬の値動きでは終わらなかったかもしれません。

 

英国5月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比) +3.7% +0.8%  -3.0%
日本国5月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネタリーベース(前比) 3.1 3.2 3.6
マネタリーベース(月末残高) 514兆5598億円 510兆0000億円 511兆8113億円
豪州第1四半期(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🎯経常収支  -63億豪ドル
 -72億豪ドル
 -25億豪ドル  -29億豪ドル
オーストラリア4月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🎯小売売上高(前比) +0.3% +0.2%  -0.1%
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支 -407億ユーロ -672億ユーロ
英国5月
06/04 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.5 48.6
ユーロ圏4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 7.7% 7.7% 7.6%
ユーロ圏5月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.7% +1.3% +1.2%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.3% +0.9% +0.8%
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業受注(前比) +1.3%
+1.9%
 -0.9%  -0.8%
製造業受注・輸送機器除く
(前比)
+0.8%   0.0% +0.3%

 

もう「どう動いていいのやら」と言った状態の為替相場で、ドル円なんかは108円の壁なんて無いかのように行ったり来たりしてますし、ユーロも今後の金融政策発表を控えて値動きも既にお控えなすってる感じ。今は自由すぎるスイスフランに頑張ってもらうしか無いようです。そのスイスフランも、昨日の単日だけで見ると全然値動きありませんからね。

ああ、ボラがほしい。

この前14ポイント台に落ちた時にVIX買っておけばよかった。と、反省は毎日で悔やまれる事が多すぎる状態です。

ほんと、数字が良くないとブログで饒舌になりきれない(笑)。


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