FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/05/06 月曜日

さて、長かったゴールデンウィークもようやく終わ、ってない(笑)。やっぱり10連休、長いですね。裏のある言い方的な「長いですね」では無く、純粋に長いと言う感想です。人生も長いですが、日本のお役所が作った官製連休で10連休と言うのは、もう二度と発生しないのでは無いでしょうか?そのうち、平成より前に生まれたと言う比喩で「10連休を経験した人」と言われるのかもしれません。それ以前に、平成より前に生まれたと言うより、昭和生まれですけど(笑)。

運転免許証の元号が令和になった免許証の発行が始まったそうです。

https://archive.is/lhfni/cd2a1348a8b0eec4eac59c4efc7f09d94c8bed66

www.yomiuri.co.jp

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そして、西暦が併記されるようになりまして、有効期限が分かりやすくなりました。これ、もう一歩踏み込んで英文併記にしてもらえますと、アメリカなど比較的多くの国で国際免許証と言う名の翻訳文が無くても良くなるんですが。まあ、この小さい中に日本語と英語併記と言うのは難しいのでしょうね。

そう言えば、パスポートにはもともと元号の記載はなく、日本と同じように独自の年号を一般的に使用するタイ王国(仏滅紀元)や台湾(民国紀元)のパスポートを見せてもらっても、日本の元号と同じように併記されてません。

パスポートって国によって比較的記載事項は事由になるようで、タイではタイ語、台湾は中国語での氏名表記がありますし、英国のパスポートのように出生地の記載があるったり、生年月日や有効期限の月に英語とフランス語の省略形(例えば4月なら、APR/AVRのように)を記載してあるパスポートも多くあります。

でも、その国独自の年号を併記してある国のパスポートを見た事が無いと言うことは、単にどの国もする必要が無いと思っているのか、あるいはパスポートの標準書式を定めている国連の外部機関、国際民間航空機関(ICAO)の規則で書いてはいけない事になっているのか、ちょっと興味があります。

振るだけ振って、疑問のまま終了(笑)。 


 

さて、今週の予定の前に、本日は早朝からドル円が随分と乖離して始まりました。ドル円と言うよりも、円が高くなり、クロス円まで含めて総円高と言う感じです。しかも、クロス円が高くなる影響で、ユーロドルやポンドドルまで激しく引っ張られた感じで、ドル安でもなくドル高でもなく、とにかく円高+チャート的に全部下向き。

週末に入ってからの、各種報道で可能性は言われてました。可能性が言われたと言う事は、メインプレーヤーである大口の皆さんに「さあ、張った張った」と声を掛けていると言う事で、乖離スタートになるのであろうと言うのは想像がつきます。

そして、一番の原因としたらこれ⇩

www.nikkei.com

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トランプのおっさんつい前日まで、中国との協議は進んでる・問題ない・楽しみにしてるくらいの事言ってたクセに。酔っ払ってツイートしたんじゃないかと、真剣に考えてしまいます。 

 

乖離スタートするだろうと思っても、週末に入りどこかで通貨を売った買った出来ない以上は何も出来ません。まさか街中の両替店で現金買ってくるわけにもきませんし(笑)。

随分前に、外国為替証拠金取引業者の OANDA が、週末も取引出来ていた時代がありました。当時、確かドル円で20pips程度のスプレッドだったかと思います。この週末取引サービスを止めた理由として、利用が少なかったと上げておりましたが、実際には誰の目に見ても危険だと言う事は明白でした。板を作り、顧客同士をつなぐだけでスプレッド取れるならいいんですけど。どこかの業者で、そんなサービス始めませんかね?実際にやるとしたら、片方に売買が集中すると恐ろしいほど値動きすると言うのと、それを抑えるためにマーケットメイクしないとらない法的な問題もあるのでしょう。どこか、そのハードルを乗り越えて、よろしくおねがいします。

 

そろそろ今週のお題いきましょう。今週は第2週と言う事で、重要な指標が少ない週になってます。まずいつもと同じように、純粋な数字の発表以外の金融政策発表系から。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で5月7日火曜日午後1時半に豪州中銀RBAが今後の金融政策と政策金利の発表を行います。翌日8日水曜日午前11時にはニュージーランド中銀RBNZも今後の金融政策と政策金利の発表を行います。私はニュージーランドドルはいつも取引しておりませんが、最近の流れの中で豪ドルに対する影響が大きくなってきており、もしかしたら、RBAの発表時よりもRBNZの発表時の方が豪ドルの動きが大きくなる可能性もあったりするため、一応書いておきます。

他にも、日本の皆さんにおなじみなところでは8日水曜日にブラジル中銀、9日木曜日にノルウェー中銀、エキゾチックなところでは7日火曜日マレーシア,モルドバ、8日水曜日にタイ王国,アルバニア,9日木曜日にフィリピン,セルビア,チリ,ペルーなども今後の金融政策の発表を予定してます。この中で気になるところと言えば、タイとフィリピン、両方とも地理的に近く旺盛なインフレ率、そして1年前より金利が高くなっている国です。タイの方は政治的に不安定なところもあったり、フィリピンの方は政治家的に特に大統領にやや不安なところもありますが(笑)。

議事録発表系では、8日火曜日午前8時50分に日銀が前回分の金融政策決定会合議事要旨の公開10日金曜日午前10時半に豪中銀RBAが四半期金融政策報告書を公開の予定です。どちらも、大きく値を動かすような要素は無いかと思います。

金融関係ない政治的絡みでは、今朝も一発カマしてくれました大問題の協議が予定されてまして、8日水曜日からアメリカの首都ワシントンで米中通商協議が再開されます。日米の進捗も気になりまして、対中協議で日本との差異をダシに使ってくる可能性も考えられますので、突然日米貿易協議の話題が飛び火する可能性もあります。十分注意しておきたいところです。

あと、本日はイングランドがバンクホリデーと言う事でロンドン市場が休場となります。株式とロンドン市場での外為オプションを除けば、欧州とニューヨークで切れ間の無い連続した時間の取引が可能ですので特に大きな混乱は無いかと思いますが、ポンドだけ突然の変な動きがあると、大きく振られる可能性もあるかもしれません。まあ、ポンドの大きな振りはいつもの事なんで、ポンドやってる人からしたら望むところかもしれませんけど。

 

次に、純粋な数字だけの指標ですが、今週はホントに注目の指標が少ないです。今日5月6日月曜日と明日7日火曜日、8日水曜日まで目立った指標はありません。それでも、何気ない指標がスイッチになる事もあるので、いつも指標が発表されるような時間には注意しておきたいものです。

9日木曜日午後9時半アメリカの生産者物価指数(PPI)貿易収支失業保険関連指標が発表になります。これらも通常なら弱い指標ではあるのですが、PPIが大きく動くと翌日の消費者物価指数の発表に影響があるのと、米中通商協議中にある貿易収支の発表、そして最近話題の1973年1月以来の更新来るかの失業保険継続受給者数の数字を含む失業保険関連の指標発表なので、一応この3つを注目指標としてあげておきたいと思います。

最後10日金曜日午後5時半に英国の四半期国内総生産(GDP)を含む、貿易収支やら鉱工業生産やらごちゃまぜで発表(笑)。午後9時半にカナダの雇用関連指標、同じく午後9時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)がありまして、今週は終了です。


 

本日の乖離スタート俗にいう窓開けですが、日本のFX業者の取引開始時点での乖離発生ではなく、オセアニア時間スタート時点での本来の意味での乖離スタートでしたので、埋まるかどうか分かりません。しかも、政治絡みが入った時は危険です。

クロス円につられてしまった対ドルに関しては埋まるでしょうし、ポンドドルに関してはこのブログを書いている午前6時台でそろそろ収束しそうな感じもあります。窓開け狙いしてると言う方は、その点だけ十分注意してもらいたいなと思います。

 

月曜日がお休みですと、なんか得した気分になりますよね?私も会社勤めだった時代はそうでした。今、家でカチャカチャしているだけですと、あまり変わりません(笑)。それでも、いつも昼間は子供がいないので寂しいのですが、キャッキャ騒ぐ声が聞こえるだけでも楽しいものです。騒ぐ声、程度問題はありますけど・・・・・・ 

このゴールデンウィーク中に元号も変わり強制的にでも気分新たになったかと思います。今週も一週間、新しい気持ちで頑張ってまいりましょう。


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