FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/04/24 戦績

 2019/04/24 水曜日 戦績

USDJPY         +41,190円

EURUSD         +93,761円

GBPUSD         +82,041円

AUDUSD         +39,218円

USDCAD        +148,627円

USDCHF         +75,605円

EURJPY        +138,400円

GBPJPY        +243,200円

AUDJPY         +54,100円

CADJPY        +171,700円

CHFJPY         +61,800円

EURGBP         +24,297円

EURCHF         +29,679円

TOTAL       +1,203,618円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,263,726円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +18,092,734円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +102,157,713円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,376,075,285円

 

昨日のお話しの前に、日本時間で本日早朝の午前2時から3時にかけまして、ドル円が遂に112.40近辺まで進みました。別に円安を歓迎しているのでは無く、どうにもならない現状の膠着状態を脱せた事が非常に嬉しいです。 

とにかくドル円だけは、他のクロス円の売りに行く手を阻まれていた感じで、ちょうどユーロ売り一段落し対ドル対円でのユーロ売り圧力が弱まったところで、ドル円の上抜けを仕掛けたところがあったのでは無いでしょうか。

1分足で見てみますと、一般的に攻防戦があって引っかかりやすいちょうど付近では特に攻防らしい戦いも見えず、単に時間が経過しているだけ、そこを抜けると20付近でいつも繰り広げられる派手な押し戻しも無く、順調に40付近まで上値を伸ばしております。

これだけ上値が抑えられていたので、ストップロスのオーダーやオプション設定が溜まっているのでは無いかと思ってましたが、それよりも上値を崩すための参加者が上回ったのか、円の年初来安値更新とは思えないほどあっけなく上昇しました。

これ、今年に入ってからの4時間足チャートなんですが、お正月にあった例の大崩落以降は頑張って円安方向へは向かっていたんです。なぜか、バレンタインデーに瞬間上昇を見せ、なぜか、ひな祭り直後に一旦112.00に接触しております。これ、偶然だと思います?多分、偶然でしょう(笑)。

ここまで 112.00を明確に超える事が困難な相場が続いていたんです。ちょっと、流れが変わってもおかしく無いかもしれません。ほら?日米間での井戸端会議でも、なんやら強く円安について言われていないようですし。

その日米貿易交渉ですが、やはり26日の日米首脳会談前にもう一戦設けるようでして、我らの茂木敏充経済再生大臣が再度渡米するようです。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

元閣僚の中では、対米交渉で間違いなくナンバーワンであろう茂木大臣ですので期待しております。なにせ、東大卒でケネディスクール(ハーバード大学)で公共学修士、マッキンゼー(コンサルティングファーム)出身で、交渉では通訳が邪魔なくらいでしょう、たぶん。 


 

さて、昨日ですが、メインイベントはカナダの金融政策発表でした。政策金利は事前の市場予想通りに据え置きでしたが、発表直後からカナダドルの売りが入りまして、1分足で見ると50pipsほど振れております。

カナダ銀行
(中央銀行)

04/24 2300JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.75%

ただ、いつものように一瞬で飛んだのではなく、一瞬の上昇の後に若干の落ち着きを見せ、声明文で利上げの可能性に関する言及が無くなったのを確認してから再上昇した、1分足中に二段構成が含まれている格好です。Tick見せても面白く無いので、10秒足チャートでも描こうかと思いましたが、TradingViewで描けないので面倒だから止めました(笑)。

私も、声明文の文言は今回もほぼ使い回しだろうと思っていたので、利上げの可能性に関する言及を廃したのはちょっと意外でして、アメリカのFRBの金融政策の現状と比べても、アメリカの経済指標と比べても、まだ余裕があるように見えるカナダとしては、もう少し引っ張って欲しかったと言う気もします。

もちろん、アメリカに比べて経済規模はほぼ10分の1くらいであり、アメリカ経済に影響を受けやすいと言う部分からしたら、実際にこのままアメリカの上を行く経済成長が見込めるのかと言うのは別の問題ですが。ほら?なんでも強気のハッタリが重要と言う部分もあるじゃないですか?(笑)。

現時点でアメリカの政策金利を大きく下回るカナダですが、これ勘違いしてはいけない大きな事がありまして、アメリカは現在でも4兆ドル前後の量的緩和で買い入れた国債等の資産を持ったままになっており、一方で政策金利を上げていると言ういびつな状態です。一方でカナダは量的緩和を行っておらず、バランスシート縮小などの金融政策上のリスクがありません。


 

さて、指標ですが、🚩付けましたオーストラリアの消費者物価指数(CPI)で豪ドルが行きました。これ、月曜日に注目と言っていた指標でして、当たると非常に嬉しいので自画自賛します(笑)。

24日水曜日午前10時半にオーストラリアの四半期消費者物価指数があります。珍しく注目指標にオーストラリアの指標を出したのですが、この数字によっては豪州中銀RBAだけでなく、豪州政府が景気に関して新たな手を打ってこないとならなくなる可能性もあり、今回は特に注目してます。

fxse.hatenablog.jp

 

もともと、今週の流れとして豪ドルがダラダラと売られていたので、そのせいもあって飛んだのもあるかとは思います。それでも、やはり四半期CPIで前回値も、事前の市場予想も落としたとなると、売られっぱなしで戻らないのも仕方ないでしょう。

豪州第1四半期(1-3月)
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩消費者物価指数(CPI)
(前比)
+0.5% +0.2%   0.0%
🚩消費者物価指数(CPI)
(前比)
+1.8% +1.5% +1.3%

 

あと、午後5時にありましたドイツの ifo関係でも反応はあったのですが、ユーロが対ドルでも対円でも一瞬 20~30pips ほど売られて10分後には全戻しで終了と言ったいつものパターンでした。

オーストラリア2月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
インターネット求人数(前比)  -1.2%
 -0.9%
 -1.5%
日本国2月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全産業活動指数(前比)   0.0%
 -0.2%
 -0.2%  -0.2%
日本国2月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)改定値  97.4  97.1
景気一致指数(CI)改定値  98.8 100.4
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業景況総合指数 105
104
104 105
ドイツ4月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ifo企業景況感指数  99.7
 99.6
 99.9  99.2
Ifo企業現況指数 103.9
103.8
103.6 103.3
Ifo企業期待指数  95.6  96.0  95.2
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
公共部門純必要額    +6.71億ポンド
   +6.38億ポンド
  +88.71億ポンド
公共部門純借入額    +5.14億ポンド
   +6.64億ポンド
   +8.00億ポンド    +8.40億ポンド
公共部門純借入額
(金融部門除く)
   +3.50億ポンド
   +2.00億ポンド
   +4.00億ポンド   +17.04億ポンド

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
04/24 2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -139.6万バレル   +547.9万バレル  
ガソリン在庫(前比) -117.4万バレル   -212.9万バレル  
中間留分在庫(前比) -36.2万バレル   -66.2万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -154.3万バレル   +46.3万バレル  

 


 

本日早朝6時、例のスワップ11日付与ロールオーバーボーナスデーでした(笑)。どうなるかなんて予想付いていたので参加しませんでしたが、ほんと予想どおりの値動きで、為替に関してはキャピタルゲインとインカムゲインは両取りできないを地で行く展開⇩

トルコリラ円で直近から12~3pips落ちて、しかも広いスプレッドで、いくら11日分のスワップ付いてもキツくないですかね?これ、日経平均先物なんかでよくある特別清算指数 = SQ での清算のようなもので、直前までは11日分のスワップを含んだプレミアムがオンされている状態と言ったらいいのでしょうか。当然、そこにスワップを含んだ乖離が発生していたものが吐き出されたわけですので、乖離を収束させる動きになるのは当たり前なわけです。

ただ、アンザックデーの祝日が入るためにスワップ11日付与ロールオーバーボーナスデーが1日早く昨日でした豪ドルとNZドルに関しては、ここまで大きく変動は無かったようですから、乖離収束だけではなくて何かの要因があった値動きなんでしょうけど。

私も英国がEU離脱の住民投票で可決したあのどさくさに紛れて買った、まだ持ってるキウイ円ロングに、11日分のスワップが付与されておりました。

 

週始めの週間天気予報の通り、ここ数日は雨が続いております。気温も随分と上昇しまして、夜でも少し蒸して暑いような気もしたりして、こう言う時には体調に注意しませんと風邪ひいたりします。奇跡の10連休ゴールデンウィークを目前にして、体調を崩しませんように注意しませんと。特に、私(笑)。


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