FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/03/30 戦績

 2019/03/30 土曜日 戦績

USDJPY         +13,600円

EURUSD          +4,119円

GBPUSD        +140,275円

AUDUSD          +2,819円

USDCAD         +64,356円

USDCHF         +15,692円

EURJPY         +28,800円

GBPJPY         +81,200円

AUDJPY         +29,900円

CADJPY         +40,300円

CHFJPY         8,300

EURGBP         +16,469円

EURCHF          +5,318円

TOTAL         +434,548円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,770,479円

 

月間戦績(03月)

TOTAL      +32,323,562円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +84,064,979円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,357,982,551円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

今日は3月31日、日本では年度末です。お役所は全て、民間企業でも非常に多くの会社で本日を会計年度の終了日としています。

よく「3月終わりなんて日本だけ~」とか「国際化が~」とか言われますが、世界中で3月末を年度の終了にしている国は決して日本だけではなく、最近はいつも話題の英国もそうですし、英連邦の国々ではカナダやインド、シンガポール、南アフリカ、旧英国領であった香港などがそうです。また、ニュージーランドがちょっと変則的でして、お役所は暦年と合わせた1月~12月を年度としているのに、個人だけは4月~翌年3月までと言う全く逆のパターンを採用していたりしますが、ニュージーランドも英連邦です。こう見ると、世界的には英国が関わった国で4月~3月を年度とするところが多いようです。

じゃ日本はなんで4月始まりなのかと言えば、過去にも同じような事を書いておりまして⇩

諸説あるのですが「英国に合わせたと言う説」が有力と言う説(笑)。明治時代、海外からの文化を多く取り込んだ日本国政府が、英国の会計年度に合わせて4月始まりとしたと言う説がありまして、これ単に英国に合わせただけでは無く、明治政府の財政難の誤魔化しのためにも使われたと言うんです。つまり、年度末を延長させるために暦まで変更するのは難しいので年度をずらして行く時に、その理由として英国に合わせたと言うもっともらしい言い訳をしたと(汗)。しかも、4月始まりになるまでにも、何度も変更していたそうですので、あながち遠からずの理由なのでしょう。

fxse.hatenablog.jp

何年もブログ書いてますと、過去記事からの引用で随分と楽に書ける(ブログスペースが埋まる)ようになってきます(笑)。 

 

本日はそんな年度末に当たる日ですが、本日から「ある事」が欧州で始まります。

the 夏時間の開始

イエス、サマータイムです。たまに「英語じゃサマータイムとは言わない」とか言う謎発信がネット上でもありますが、いいえ英語では「summer time」です。ちなみに、米国で使われている英語、俗にいう米語では「Daylight saving time」よく省略して DST と書かれます。そう、日本で英語と言ったらアメリカ英語を習ってる方が多いため「英語じゃサマータイムって言わないんだよ~」とドヤ顔で言う方が多いのですが、英国や欧州で英語を話される方は、普通にサマータイムと言いますのでご注意下さい。ちなみに、アメリカでサマータイムと言ってもアメリカ人にもDSTの事だとちゃんと理解してもらえます。⇦ ここまでアメリカで夏時間開始した日のブログ完全引用。

欧州の夏時間開始・終了ですが、開始日の午前2時、終了日の午前3時を起点にして調整しております。夏時間開始の日、今年は本日3月31日の日曜日午前2時になる時を午前3時にして夏時間が開始しました。ですから、今年は「3月31日午前2時~2時59分59秒」が存在していない事になります。夏時間終了の日、今年は11月27日の日曜日午前3時になる時を1時間戻しまして午前2時にして夏時間が終了します。ですので、今年は「11月27日午前2時~2時59分59秒」を2回繰り返す事になります。⇦ ここまでアメリカで夏時間開始した日のブログを修正引用。

混乱しないかって?いや、混乱しまくりなので、夏時間開始・終了の前1週間くらいはテレビのニュースなんかでもガンガン言いまくってます。それこそ、前日の土曜日には「いい加減にしろ」って言いたくなるほどです。それでも、夏時間が始まった翌日月曜日には「夏時間になったの忘れてました」と言い訳して遅刻する学生が大量におりまして、この子たちは夏時間関係無く遅刻している常習犯でしょう(笑)。再度ここまでアメリカで夏時間開始した日のブログ完全引用。

そして、そんな夏時間は混乱するので、先日欧州議会におきまして「ある議決」がなされました⇩

www.nikkei.com

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そう、2021年からは欧州で夏時間と言うものが廃止され、1年を通じて同じ時間帯で生活するようになります。EUに加盟する国は全ての国がこの決定に従う必要があるので、2021年からはEU加盟国では夏時間は全廃となります。英国はどうするのかまだ決まっておりませんが、ブリグジットの行方次第では今回のこの決定に拘束される可能性もありまして、どうなんでしょうかね。もはや夏時間すらなるようにしかならない英国です。


 

昨日、アメリカさんのNEC(日本電気では無い方)とか言うところのお偉いさんがこんな事を言ってました⇩

ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は、米金融当局が政策金利を「直ちに」0.5ポイント引き下げることが望ましいとの考えを示した。

www.bloomberg.co.jp

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このNEC、アメリカ大統領の諮問機関でしてホワイトハウスにあり、正式名称の日本語訳は「国家経済会議」と言います。メンバーには正副大統領や主だった大臣が名を連ねておりますので、そこの委員長と言ったら完璧に行政の人となります。

中銀の独立性には、あらゆる外圧に屈しない強靭な力をは別に、外圧をさせない背景と言うものも含まれるハズです。分かりやすく例えたら、パワハラされても無視して仕事を進められる権限が与えられているからと言って、パワハラしてもいいわけでは無いと言う事です。

また、上の記事には「トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名する意向を示したスティーブン・ムーア氏も先に、0.5ポイントの利下げを実施すべきだと主張していた。」とありますが、今後FRBの理事になる可能性があるムーア氏が自身の考える金融政策を話すのはクドロー氏の発言とは全く異なり、圧力にならないばかりか選挙に出る者が行うべき公約と同種の発言です。

まあ、歴史的にはFRBに注文付ける合衆国政府高官など大量にいたわけで、ここ最近のFRBへの風当たりが特に強いわけではありません。が、このクドロー氏はあちこちに首突っ込むだけ突っ込んでかき回しているようにしか思えず、個人的にあまり好きなタイプでは無いので文句言ってみました(笑)。

最近、私の中で就任当初のイメージと随分変わったのはFRBのパウエル議長で、ノラリクラリとやっているように思えて、アクの強いFRB議員や連銀総裁をまとめ、あのトランプ大統領や無理難題ばかり言う閣僚の主張を抑え、文句ばかり書くマスコミにもめげず、中立中道を目指してFRBの運営を上手にまとめているように思えます。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2019年03月26日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 18,323 80,444 -62,121 -2,900
EUR (099741) 139,696 219,974 -80,278 -2,574
GBP (096742) 33,638 42,220 -8,582 +5,192
CAD (090741) 21,194 60,765 -39,571 +8,203
CHF (092741) 5,759 33,054 -27,295 -106
RUB (089741) 39,912 6,572 +33,340 +3,206
BTC (1330E1) 1,456 2,700 -1,244 +42
金Gold (088691) 214,447 94,706 +119,741 +31,345
原油 (067651) 560,552 111,933 +448,619 +33,873

 

IMMポジション(2019年03月19日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 20,081 79,302 -59,221 -440
EUR (099741) 141,700 219,404 -77,704 -1,959
GBP (096742) 30,157 43,931 -13,774 +22,922
CAD (090741) 16,267 64,041 -47,774 -6,721
CHF (092741) 7,626 34,815 -27,189 -3,884
RUB (089741) 38,189 8,055 +30,134 +7,557
BTC (1330E1) 1,780 3,066 -1,286 +45
金Gold (088691) 204,325 115,929 +88,396 +9,577
原油 (067651) 534,563 119,817 +414,746 +52,481

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

前回に引き続きポンド原油ゴールド、さらに今週はカナダドルも随分と買われました。と、言う以外に特に感想は無いのですが(笑)。それにしてもロシアンルーブルは、どこまで買われるんでしょうかね。資源高を背景にした買いだとは思われるのですが、軍事的な衝突や衝突の前兆でもあったら一発で飛ぶのもロシア関連の特徴なので、今から買うのは怖くてできない状況です。

ちなみにIMMポジションと言われる通貨先物は、それぞれ通貨毎に取引単位が違ってまして、円は1ロットが1,250万円、ユーロは12.5万ユーロ(約1,550万円)、そしてルーブルは250万ルーブル(約420万円)なので、円の1ロットに対して1/3程度、ユーロの1ロットに対して1/4程度しか価値(バリュー)はありません。数量だけ比較していると、その辺りを見過う事もあるのでどうか数量比較は参考程度に。


 

桜が随分と咲き乱れている東京ですが、来週は急に寒くなるとか言う事です。

tenki.jp

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今日はまだ暖かいそうなので、せっかくの土日ですし、お出かけ日和りのようです。4月入って寒いうちに桜が散ってしまっても悲しいので、今日は桜でも見に出かけようかと思ってます。

皆さんも、どうか良い日曜日をお過ごし下さい。


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