FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/01/23 戦績

 2019/01/23 水曜日 戦績

USDJPY        +150,100円

EURUSD         +33,615円

GBPUSD        +327,236円

AUDUSD          +4,532円

USDCAD         +62,104円

USDCHF         +24,251円

EURJPY        +171,200円

GBPJPY        +430,900円

AUDJPY         +42,700円

CADJPY        +111,100円

CHFJPY        +132,200円

EURGBP         +55,429円

EURCHF         2,118

TOTAL       +1,543,249円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,641,290円

 

月間戦績(01月)

TOTAL      +18,311,104円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +18,311,104円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,292,228,676円

 

昨日、一応は注目の経済イベントであった「日銀金融政策決定会合」の2日目が終わりまして、決定した金融政策に関して午前11時59分に発表がありました。政策金利に関しては相も変わらず -0.10%の現状維持となったわけですが、いつものように原田泰委員と片岡剛士委員は金融政策決定に反対票を投じておりました。

日本銀行
(中央銀行)

1159JST
現状 市場予想 結果
補完当座預金制度適用利率
(政策金利)
-0.10% -0.10% -0.10%

そのうち、原田委員の反対理由は「長期金利が上下にある程度変動しうるものとすることは、政策委員会の決定すべき金融市場調節方針として曖昧すぎる(発表文のまま)」と言う事で、これはかなり適切な指摘かと私も思います。これがあるがために「10年国債金利0%誘導目標」の現状で「 ±0.2%変動幅容認」となるとマイナス金利も可能になるためで、結果としてこんな状況になるわけです⇩

web.fisco.jp

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片岡委員は「先行きの経済・物価情勢に対する不確実性が強まる中、10 年以上の幅広い国債金利を一段と引き下げるよう、金融緩和を強化することが望ましい」と、利下げがご希望なんだそうです。そうですか。


 

ポンド上昇が止まりません。どうも、英議会野党の労働党が「合意なき離脱回避」に向けて「離脱修正案を支持」との報道からのようですが、これ労働党の重鎮ジョンマクドネル議員がBBCのインタビューで語った事からでして、

マクドネル議員は労働党のイベット・クーパー議員らがまとめた案について、「合意なき離脱」に伴う混乱を避ける手段として「妥当」との認識を示し、来週の議会採決で党として正式に支持することになりそうだと語った。

www.bloomberg.co.jp

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この修正案とはメイ首相が提示した修正案ではなく、労働党の議員がまとめた修正案なら党として支持しましょうと言う当たり前な事を言っているだけでして、別になんら状況は変わって無いんです。

これがなぜ「合意なき離脱回避」になるのかと言えば、何らかの離脱案を議会が可決すると「合意がないまま9週間後に英国がEUから離脱」と言うメイ首相が離脱案承認の最大の交渉材料に使っている合意なき離脱=ハードブリグジットが出来なくなるためでして、つまり「何でもいいから離脱案を議会で承認すれば、その離脱案をこなして離脱する事になるのでハードブリグジットが出来なくなると」そう言う事です。労働党は二回目の住民投票を要求しており、このままですと行われるんでしょうかねえ。 

何れにせよ、値が動いてくれるのは結構な事で、特に一方通行的な相場は大歓迎ではあります。 


 

さて指標ですが、昨日はとりあえず🚩旗印付けておきましたカナダの小売売上高だけは注目しておりました。結果として随分と数字を落として値も動いたのですが、直前までのカナダドル高方向への値動きと反する動きになりまして、久しぶりにカナダの指標で負けた感があります。別に指標で戦ってるわけでは無いのですが、期待していただけ勝手に裏切られた感です(笑)。

日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易統計
通関ベース・季節調整
-7377億円
-7373億円
 -295億円  -553億円
貿易統計
通関ベース・季節調整済
-4922億円 -2907億円 -1836億円
日本国11月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全産業活動指数(前比) +2.1%
+1.9%
 -0.4%  -0.3%
日本国12月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
(前比)
 -0.6%  -0.7%
百貨店売上高(東京)
(前比)
+0.2%  -1.1%
日本国2018年
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)
(前比)
+0.1%  -0.8%
百貨店売上高(東京)
(前比)
+0.5% +0.6%
日本国11月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
工作機械受注・速報値
(前比)
 -18.3%  -18.3%
英国1月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI製造業受注指数 +8 +4  -1
CBI製造業販売価格指数 +14 +11 +18
🚩カナダ11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.2%
+0.3%
 -0.6%  -0.9%
小売売上高コア(前比)  -0.2%
  0.0%
 -0.4%  -0.6%
米国11月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅価格指数(前比) +0.4%
+0.3%
+0.3% +0.4%
米国1月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
リッチモンド連邦準備銀行
製造業景況指数
-8 -1 -2
ユーロ圏1月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ユーロ圏消費者信頼感指数
速報値
 -8.3%
 -6.2%
 -6.5  -7.9

あと、為替にはどうでもいいであろう百貨店売上高なんてのも発表があり、昨日の発表では2018年一年間トータルの数字も発表されておりました。全国の百貨店の売上高は、その前年2017年と比べて 0.7%減だったと言う事です。随分と全国で百貨店が減っているような報道もあるので「まあ、こんなものかな~」と思っておりましたところ、発表文を直接確認すると「店舗数調整後」の表記が。店舗数調整前は -1.1%となっており、どうも減った店舗数分を差っ引いて計算した数字が -0.8%のようです。

全国10大都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡)の2018年年計の前年比は +0.3%で店舗数調整前は +0.8%です。それに対して、全国10大都市以外だけの2018年年計の前年比は -3.4%で店舗数調整前は -5.4%です。やっぱり、ちゃんと発表文自体を確認しませんと、本当の意味と言うのが伝わって来ないあるいは伝えたくないから誤魔化しているのかと言うのがよく分かります。


 

ダボス会議で安倍首相が基調講演を行いまして、次回のG20議長国としてWTO改革を訴えました。

www.nikkei.com

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www.sankei.com

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首相の基調講演での感想ですが、

久しぶりに安倍首相のメガネ姿見た(笑)。 


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