FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/11/16 戦績

 2018/11/16 金曜日 戦績

USDJPY        +216,500円

EURUSD        +268,491円

GBPUSD      +1,006,847円

AUDUSD         +23,164円

USDCAD         +92,695円

EURJPY        +120,400円

GBPJPY        +743,400円

AUDJPY          +6,700円

CADJPY        +103,900円

EURGBP         +42,077円

TOTAL       +2,624,174円

 

週間戦績(当週)

TOTAL      +11,171,618円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +21,967,338円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +330,148,887円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,230,477,203円

 

一昨日木曜日のあの状況を考えましたら、昨日の私は「今日はお疲れモードでダラダラさんだろう」と思っておりました。一抹の不安と言うか、逆に「値が動いてくれるかも」と言う僅かな期待としましては、月曜日に自分で書いたこれ⇩

アメリカさん、来週に入りますと22日のサンクスギビングデーから続くお休みに向けて浮足立ってしまいますので、新たな仕掛けをするなら今週のうちに済ませようとするのでは無いかと思います。

fxse.hatenablog.jp

さすがに週末になって新たな仕掛けもないので「ニューヨーク時間にはポジション整理の大弾が出てくるかもしれないな」とは思っておりました。

 

ほんと、休暇を前にすると、わかりやすい人たち(笑)。

もっとも、実際にそんな理由なのかどうかは分かりませんが、ニュースなどで言われるような「米国債利回りの低下によりドル売り」は正確では無いでしょう。今回の米国債利回り低下は、米ドル売りの現況になるには時間にタイト過ぎかと思います。ユーロドルはニューヨーク8時半前の一瞬の下落があるので分かりにくいのですが、ドル円と米国債利回りのチャートを重ねてみますと、非常に分かりやすい感じでして、

分かりやすい感じ、の、ハズだったんですが、色々と書き過ぎて結果として分かりにくい状態に(笑)。とにかく、米国債利回りが先行感と言うほどの事は無かったんじゃないでしょうか、と言う事です。

市場で値が動いた時に、とかく理由を知りたがるものですが、理由を知ってもどうにもならない事が大半です。それこそ、フィナンシャルクライシスレベルの出来事であれば、理由を知った段階から参戦しても間に合うのでしょうが、普通はその段階で大相場は終わっている事が多く、また、その段階から参入する判断ができる事は少ないでしょう。動いた理由や、前日の市況振り返りなんて、その場ではあまり役に立たないかと思うわけです。自分の書いてるブログ全否定(笑)。

ただし、指標数値などでどのように動いたのかを集計し、統計的に利用するのは非常に有意義だと思いますので、値が動いた理由の全てを不要と言うわけではありません。理由を知って興味を満たすだけなら不要、理由を知って将来に活かせるなら有用と言う事です。経済系のニュースでも、最近はゴシップのように興味を満たすだけの記事が増えてきておりまして、読者の裾野が広がったから必要に迫られているのか、あるいは興味を満たすだけ記事を書きたい記者が増えたのか。ロイターやブルームバーグだからと言っても、情報の取捨選択が必要な時代になったのでしょう。特に◯イターは非常に小さくPR記事とか書いたステマ多いですし(笑)。  


 

指標ですが、とりあえず表は作ったので掲載しておきます。って程度でした。 

米国9月
0000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業在庫(前比) +0.5% +0.3% +0.3%
ドイツ10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比) +0.4% +0.2% +0.3%
卸売物価指数(前比) +3.5% +3.5% +4.0%

 

昨日の指標発表でちょっと気になったと言うか、いつもこれがあると気になってるんですが、話題にするのを忘れてしまうので今回は忘れずに書きたいと思います。

この、昨日のユーロ圏HICP⇩なんですが、確定値なんで速報値の修正なんです。そりゃそうですよね?速報の修正をして確定ですよね?「そんな事くらい分かるわ!馬鹿にするな!」と言われそうなんですが、一応は定義の再確認です。 

ユーロ圏10月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.5% +0.2% +0.2%
🌱消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+2.1%
+2.2%
+2.2% +2.2%
ユーロ圏10月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.1% +1.1% +1.1%

上から2つめ、🌱マークを付けました「HICP前年比」なんですが、前回値となる「速報値」の数値に修正が入ってます。分かります? 

速報値が発表された時には「+2.2%」でした。それが、今回の確定値で「+2.2%」と変更無しだったんですが、実は速報値の発表時点では「+2.1%」だったので、速報値の値を修正した上で確定値は速報値の発表時点と同じと言う、ややこしい状態。

いや、統計的には修正の意味がある事は分かるんですが、これをやり始めると次回の速報値の時に前回の確定値の修正とかも入り、速報値と確定値と言う意味が薄れてきてしまうと思うんです。悪く言えば、やりたい放題です。なにしろ確定値の前回値修正なんて、ほとんど皆さん気にしませんから。

 

イタリア10月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.4%  -0.4%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.6% +1.6% +1.6%
イタリア10月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.2% +0.2% +0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.7% +1.7% +1.7%
カナダ9月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  -0.5%
 -0.4%
+0.3% +0.2%

 

昨日最後にありましたアメリカの鉱工業生産が、事前の市場予想も前回値も下回り、ドル売りの流れの中で若干ですが指標に反応してドル売りが加わった感じでした。最近は、指標で反応する事が珍しいくらいに感じてしまいます。

米国10月
2315JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.2%
+0.3%
+0.2% +0.1%
設備稼働率 78.5%
78.1%
78.3% 78.4%

 

昨日早朝ですので、このブログを更新した17日午前8時半から32時間前の事ですが、いつもの週間燃油在庫集計がありまして、この凄い原油在庫の増加に若干は下がったWTI原油先物ですが、なぜか昨日はダラダラ上昇。結局は、原油価格は政治で動くって事なんでしょうね。

米国 EIA週間燃油在庫集計
0030JST
前回値 結果
原油在庫  +578.3万バレル +1027.0万バレル
ガソリン在庫  +185.2万バレル   -141.1万バレル
中間留分在庫(暖房用含む)   -346.5万バレル   -358.9万バレル
クッシング原油在庫  +241.9万バレル  +116.7万バレル

原油なんて、情報知らなきゃ怖くて取引出来ません。そんな事言いながら、たまに取引しますけど(笑)。


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