FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/13 戦績

 2018/10/13 土曜日 戦績

USDJPY         +31,100円

EURUSD        +136,792円

GBPUSD         +87,156円

AUDUSD         +11,171円

USDCAD         +39,226円

EURJPY         +75,200円

GBPJPY        +160,300円

AUDJPY         +14,400円

CADJPY         +53,900円

EURGBP         +20,849円

TOTAL         +630,094円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,415,498円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +16,213,768円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +291,109,142円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,191,437,458円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

アメリカが、日本に対しても何か言ってきてます。

www.sankei.com

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これ、簡単に言えば「円安誘導したら関税で対抗するからな」と言う事でして、為替条項と言う名前から「介入しなければいいんだろ?」と思うかもしれませんが、自国の貿易に有利な方向へ為替を誘導したと思われたらそれでアウトですから、ぶっちゃけ今日銀がやっている「量的緩和で通貨供給じゃぶじゃぶウハウハ」は、一種の人為的な「通貨供給部分だけのインフレ」を起こしているために「為替だけ円安に振れる」大きな要因の一つになってますから、日銀の経済政策が通商条約の中で封じられる可能性がある、極めて内政干渉の高い要求です。

もし、これを受け入れて、日銀が自由な金融政策を行えなくなった場合、政府からの中央銀行の独立性なんてレベルでは無く、日銀はアメリカ合衆国政府の意向に従って金融政策を行わなければならず、この上向きになっている日本の経済状態は、バブル崩壊後の状態に逆戻りし、更には出口が見えない不況状態を永遠と強いられる事にも繋がります。

為替誘導を禁止させると言う大義名分で抜いてしまった伝家の宝刀とも言え、この為替条項を阻止するために、日本に何かを迫ってくるつもりでしょう。その何かとは、FTA、アメリカとしては無条件に全ての品目、全ての移動での締結にたどり着きたいのが最終目標ですから、ここは伝家の宝刀を使ってくるのも分からなくもありません。

 

ところで、これを主導しているのは貿易を主に司っているのは米通商代表部USTRで、実際の実務を担当する商務省では無いかと思います。商務省の担当者でしたら、既に日本は貿易立国では無く、円安になれば貿易黒字が多少増える程度、円高になったら輸入物価が下がり内需拡大の起爆剤になろう事を知ってるでしょうから。

何度も書いているように、これは確かに伝家の宝刀ではあるのですが、日本に対しては既に錆びついた刀であり、使い方によっては自分自身の立場が危うくなる非常に危険なものでもあります。もし、仮に日本が受け入れてしまったら、ここまでの条項を受け入れた以上は他の関税問題に関して全て突っぱねられても何も言えなくなり、逆にアメリカ自身が為替介入によってドル高是正をしようとした際には、日本から為替誘導による同条項の行使を通告される可能性もあるわけです。

 

さて、為替条項をテーブルに乗せる事でポジティブな面しか説明を受けていなかったトランプ大統領が、今後の報道によって自国にその危険性があると認識した際にどのような行動をするのか、非常に注目してます。もしかしたら、日本と言う国が貿易に依存など全くしていないと言う事に、やっと気がつくのかもしれません。


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年10月09日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 47,034 162,235 -115,201 -1,155
EUR (099741) 162,315 178,457 -16,142 -9,041
GBP (096742) 30,186 90,693 -60,507 -1,167
CAD (090741) 38,867 51,012 -12,145 +6,339
RUB (089741) 10,347 7,702 +2,645 +2,763
BTC (1330E1) 1,860 3,232 -1,372 -75
金Gold (088691) 179,746 217,921 -38,175 -16,353
原油 (067651) 633,117 105,066 +528,051 -20,858

 

IMMポジション(2018年10月02日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 56,074 170,120 -114,046 -29,327
EUR (099741) 164,738 171,839 -7,101 -10,797
GBP (096742) 30,786 90,126 -59,340 +7,738
CAD (090741) 41,940 60,424 -18,484 +1,048
RUB (089741) 6,004 6,122 -118 +4,097
BTC (1330E1) 1,826 3,123 -1,297 -124
金Gold (088691) 192,490 214,312 -21,822 -4,174
原油 (067651) 653,899 104,990 +548,909 -11,176
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

今回注目は、やはり金(Gold)の売買差引減少と、遂に売買差引がプラスに転じたルーブルちゃん。金に関しては、チャート上で集計日を示してみますと、

ほ~、なるほど、確かにこれは・・・・・・ わからん(笑)。日付を2段にしてありますのは、8月14日から金の売買差引がネットショートに転じたためでして、そこからどんどんネットショートが増しているのにも関わらず、金価格は一定水準を保っております。陰謀論が大好きな私としては、水面下におきまして「先物売り越し投資家 vs 現物買い投資家」の激しいバトルが展開されているのかな、みたいな(笑)。いずれにしても、長期戦に持ち込まれたら先物で取引している者は金利負担に絶えられなくなるであろうことは、過去の歴史を見ても明らかです。あの、アジア通貨危機の際にですら、金利負担に絶えられず撤退したヘッジファンドは数え切れませんから。


 

東京も急激に気温が下がってまいりました。さすがに秋を感じる気候になってきまして、そろそろ紅葉してくる山も出てはじめる季節でしょうか。

紅葉と言えば、ニューヨークやカナダが有名で、アメリカに住んでいた頃には紅葉の季節に車で4時間も5時間もかけてニューヨークの紅葉を見に行ったものです。えっ?ニューヨークからそんなに離れた場所に住んでいたのかって?いえ、独身の頃はマンハッタンの汚いアパートに住んでましたし、結婚してからはハドソン川渡ってすぐのニュージャージーに住んでましたので、ほとんどニューヨークですね。

皆さんがよく知るニューヨークは、この地図の四角枠で囲った範囲、そして実際のニューヨークは大きな地図で赤い部分(笑)。

グーグルマップを適当に切り貼りしたものなので全く正確ではありませんが、こんな感じです。ニューヨークの紅葉、ネットで調べて写真を見るだけでも美しいので、ぜひご覧になられて見て下さい。

Autumn leaves ny - Google Search 


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