FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/10/09 戦績

 2018/10/09 火曜日 戦績

USDJPY        +161,400円

EURUSD        +147,155円

GBPUSD         +92,649円

AUDUSD         +16,190円

USDCAD        +111,524円

EURJPY        +194,100円

GBPJPY        +353,900円

AUDJPY         +21,200円

CADJPY         +60,700円

EURGBP         +32,484円

TOTAL       +1,191,302円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,110,083円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +10,908,353円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +285,803,727円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,186,132,043円

 

米国債価格の下落が最近はジワジワ来てます。米国債価格が下落すると言う事は、イコール米国債利回り(イールド)が上昇すると言う事で、みんな大好き米10年債が3.20%超えた水準は2011年7月ぶりです。ただその時と状況が違うのは、米政策金利であるFFレートが当時は0.00-0.25%対して今は2.00-2.25%と言う部分、しかも当時は米国債価格が上昇し利回りが低下して行っている真っ只中、現在はその逆で米国債価格が下落し利回りは上昇している真っ最中と言う事で、市場的にはさぞ今後の金利上昇を意識しているんだろうな的に思うかもしれません。

ところが、10年債と30年債の金利差が逆転しそうな勢いになってきておりまして、遂に今週は逆転(逆イールド)するかなと思ったら、30年債が逃げているような状況です。これ、逆転したらどうなるのかと言えば、特に何もありません(笑)。正確に言えば、現時点では何も無いと言うところで、超長期の30年債の方が10年債より金利が低くなるというのは凄く未来には金利が下がるだろうと市場参加者が予測していると言う事です。

なんで米国債の話しになったのかと言えば、昨日の為替相場は値動きこそ良かったものの主な理由としては「調整」で、要人発言によるドル売りや株価下落によるリスクオフなんてのは全部後付であろうから、つまんない日でした(笑)。だいたい、円が高くなればリスクオフと書けばいいと、記者のIMEには「えんだか」と入力すれば「リスクオフ」と出てくるように単語登録されているのでしょう。

上がったら下がる、下がったら上がる、これは世の中の常識と言うか自然の摂理と言うくらいの事象です。坂道を下から見たら上り坂だけど上から見たら下り坂、米国債を価格で見ると上昇だけど利回りで見ると下落、ドル円はドルから見たら下落だけど円から見たら上昇、一方的に流通するだけではなく売買されるモノの場合には必ずその瞬間ですら両方向から見る事ができ、時間が経過すると一定量は必ず反対売買されることから反対向きになるものです。坂道が売買出来るかは知りませんが(笑)。

 

結局は何が言いたいのかと言えば、昨日は書く事が無かった(笑)。と言うことと、米10年債利回りが2.80%に乗るのか乗らないのかとか言って大騒ぎしていた時に手を出していた米債、ここまで30年債とフラットになるのが早いとは思わなかったので、短期売買で儲かったつもりでいたのに、もうちょっと長い目で見ておけば良かったと後悔してます。投資とか投機とか、いつまでも勉強と失敗の繰り返しで、いつまで経っても勉強の成果にまで到達しません。


 

指標ですね。そうですね。一応、作ってしまった表だけは載せておきます。

日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支    -10億円   -2080億円   -2193億円
経常収支 +2兆0097億円 +1兆8966億円 +1兆8384億円
日本国9月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
48.7 47.0 48.6
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
51.4 50.8 51.3
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +165億ユーロ +162億ユーロ +172億ユーロ
貿易収支・季節調整 +159億ユーロ +175億ユーロ +183億ユーロ
経常収支 +151億ユーロ
+153億ユーロ
+162億ユーロ +153億ユーロ
カナダ8月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数 20.10万件 21.00万件 18.87万件

カナダくらいは動いてくれても良かったのにと、超他力本願(笑)。 


 

昨日発表されました、国際通貨基金世界経済見通しにおきまして、経済成長を下方修正したとの事です。

www.bloomberg.co.jp

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私も、世界的な経済成長は今後徐々に低下するとは思っているのですが、そこは経済系・一般紙問わずに取り上げている貿易摩擦によるものでは無く、米金利上昇による新興国の経済状況悪化が主な要因になるかなって思うんです。

まあ、経済成長が減速するであろう事は間違いないと思うんで、そこら辺りをよく考えて今後の長期的な投資も考えていかないとダメな時期に来ているのは間違いないでしょう。


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