FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/05/31 戦績

 2018/05/31 木曜日 戦績

USDJPY         +74,300円

EURUSD        +235,688円

GBPUSD        +147,102円

AUDUSD         +37,156円

USDCAD         +78,332円

EURJPY        +530,900円

GBPJPY        +192,100円

AUDJPY         +45,500円

CADJPY         +92,000円

EURGBP         +41,062円

TOTAL       +1,474,140円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,430,292円

 

月間戦績(05月)

TOTAL      +30,295,298円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +153,318,994円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,053,647,310円

 

昨日、非常に指標が多かった日でした。一応、金融市場の中では前日扱いとなります日本時間で早朝3時、まず米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが発表になりまして、特に目立った変更点も無く軽くスルー(笑)。

そして、名実ともに5月31日扱いとなりまして、日本時間で午前8時01分と言う中途半端な時間にいつもの英国指標を皮切りに、ズラッと⇩

英国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
GfK消費者信頼感 -9 -8 -7
日本国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(速報値)
+1.4% +1.4% +0.3%
中国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI 51.4 51.4 51.9
非製造業PMI 54.8 54.8 54.9
ニュージーランド5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ANZ企業景況感 -23.4 - -27.2
ANZ企業活動見通し 17.8 - 13.6
オーストラリア第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
民間設備投資 +0.2% +0.8% +0.4%
民間クレジット成長率 +0.5% +0.4% +0.4%
スイス第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP(前比) +0.6% +0.5% +0.6%
GDP(前比) +1.9% +2.3% +2.2%
英国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
住宅価格指数(前比) +0.1% +0.3%  -0.2%
住宅価格指数(前比) +2.6% +3.0% +2.4%
フランス4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(CPI)
+0.2% +0.2% +0.4%
消費者物価指数(CPI)
+1.6% +1.9% +2.0%
スペイン第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP(前比) +0.7% +0.7% +0.7%
GDP(前比) +2.9% +2.9% +3.0%
英国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者信用残高 +4億ポンド - +18億ポンド
英国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
マネーサプライ(M4)
前月比
 -1.4%  -1.1% +0.2%
イタリア4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(CPI)
+0.3% +0.2% +0.4%
消費者物価指数(CPI)
+0.5% +0.8% +1.1%
ユーロ圏4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業率 8.6% 8.4% 8.5%
ユーロ圏5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(HICP)
速報値・前
+1.2% +1.6% +1.9%
米国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
チャレンジャー人員削減
予定数(前比)
-1.4% - -4.8%
カナダ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP(前比) +0.4% +0.2% +0.3%
カナダ第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
GDP(前期比年率) +1.7% +1.8% +1.3%
米国週次 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 23.4万件 22.8万件 22.1万件
米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
個人所得(前比) +0.2% +0.3% +0.3%
個人消費支出(前比) +0.5% +0.4% +0.6%
米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
コアPCEデフレーター
(前比)
+0.2% +0.1% +0.2%
コアPCEデフレーター
(前比)
+1.8% +1.8% +1.8%
米国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
シカゴ購買部協会景気指数 57.6 58.3 62.7
米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
中古住宅販売保留件数指数
(前比)
+0.6% +0.4% -1.3%

まっ、普段あまり見かけ無いような指標も入っているのは指標の数をズラッと並べて展開したかっただけです(笑)。このパターンが来ると既にお分かりでしょうが、この大量の指標で特に大きく反応する事も無く、政治的に「イタリア政局混乱回避っぽいぜ!」と言う事で、先日から売られていたユーロを中心に欧州通貨が買い戻された東京時間から欧州時間までの流れです。

ニューヨーク時間に入り、このままじゃ面白く無いと思ったのか、新しい政治的な火種として「欧州もNAFTAも報復関税行くらしいぜ!」と言う事で、ドルが売られたり円が買われたり大変な騒ぎでして、ドル円は40~50pips上行ったり下行ったりの大忙し。そんな中で、最近は高度に独自路線を貫いているカナダドルだけが指標に反応した事になっております。いや、こう言う書き方はなんなんですけど、カナダドルは指標で反応すると言う事に市場関係者の中で協議一致した感じで動いておりまして、大変結構な事です。

それにしてもカナダドル、政策金利発表で買われてGDPで売られて、ここ2日くらいのチャートを見ますと忙しいったらありゃしません(笑)。

https://stat.ameba.jp/user_images/20180601/03/fx-sengyo/ac/72/p/o0800055014202304831.png

おなじみさんの中で昨日の3分足の食いつきが割と良かったので、それに気を良くしてまた変な時間足を表示してみました。

この7分足なんて私も生まれて初めて表示させてみたんですが、なにしろ7の倍数でしか表示されませんので、1日のうちで毎時0分に合う機会と言うのがなかなか無い(笑)。まずスタートした時点から60のn倍と初めての公倍数、最小公倍数となるのが420でして、つまり7時間後です。その次は当然14時間後21時間後となり、なんと翌日には初日と応答する時刻で0分スタートにはなりません。

初日スタートを深夜0時とすると24時間制で7時14時21時には各時刻の0分から7分足もスタートするのですが、翌日は初日に応答する時刻の7時や14時には各時刻の0分からはスタート出来ずに、前日から7時間後の続きである4時11時19時に各時刻の0分からのスタートです。まあ、当たり前と言えば当たり前です。

これ、初日と翌日の0分からスタートする初回を比べますと、初日は0時0分、翌日は4時0分、これを続けて行くと3日目は1時、4日目は5時、5日目は2時、6日目は6時、そして7日目は3時となりまして、その次8日目は深夜0時に戻ります。当たり前と言えば当たり前なんですが、7分足は1週間かけてズレ続けるので、何時何分と言う時刻に対して足のスタートする位置が一週間で1度も重ならない特殊性を持つ足だったんです。

だから何?(笑)。

って普通は思っちゃうでしょ?ここで「面白いな」って思った人は「システムトレードでアルゴリズムを考えられる人=MT4で独自のEAロジックを考えられる人」かもしれませんよ?

この7分足ですと、毎時0分にスタートする事が日に3回しか無いので、例えばスタートする時点を日本時間で午前7時とかに決めて、あるいはそれはちょうど0分では無くても構いませんから7時22分とか、とにかく毎日毎日同じ時刻分にスタート=リセットする事に決めます。そうすると「1日の中で各時刻の分に対しては重ならない足だけど、毎日同じ時刻のタイミングで刻んだチャート」は作れるわけです。すると結局はどうなるのか?指標発表が多い毎時0分や30分をあえてスタート地点にしていないチャートが作れるわけです。

だから何?(笑)。

やっぱりそう思いますよね?あとはやってみて、チャート作って重ねて、チャート作って比較して、チャート作って何かを探る=システムに探らせるだけです。まあ、実際には5分足で毎時02分スタートとかのチャートにしても、同じように毎時0分や30分をスタート地点にしていないチャートも作れるんですけど。

 

何か共通性や関連性が無いかと言う勉強をしていると、擬似相関と言う言葉を聞くかと思います。有名な疑似相関に「赤ちゃんの出生数とコウノトリの数に正の相関関係」と言うのがありまして、wikipedia の疑似相関のページにも書かれてます。

数学者は「潜伏変数による疑似相関だ!」とか言いますが、別に疑似相関だろうとなんだろうと、過去にチャートが一致する事が多くて将来的にも一致しそうなら、コウノトリの数が増えたら赤ちゃん関連商品を扱ってる企業の株を買えばいいんですよ(笑)。それこそ日本で言われる、風が吹けば桶屋が儲かるなんて、風が強い長期予報が出たら桶屋の株買っとけばいいんです。

数年前に亡くなった私の祖父は、私の事を数学の道に進ませたくなくて「大学では経済学を学べ」と強制してきました。当時は反発もあったりしたんですが、それでも経済学部へ進みまして、学部を卒業して今度は祖父が住む英国にあります大学で金融工学とか言う果てしなく数学チックな事を学びました。ええ、それも祖父の指示です。笑っていられるのは祖父が言いたかった意味が今は理解できるからで「数学だけやって理屈こねるようになると稼げない」そう言う事です。 


 

雇用統計前でグダグダなのにも関わらず、前日や前々日からの流れで数字だけは比較的良かったので、余裕で適当な事をいろいろと書いてみました。あと、指標をペタペタ貼り付けるだけで文字数も随分と稼げましたし(笑)。

今日の雇用統計、なんかスルーされるような気がしてならないんですけど。


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