FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/05/30 戦績

 2018/05/30 水曜日 戦績

USDJPY        +111,800円

EURUSD        +279,199円

GBPUSD         +85,513円

AUDUSD         +28,672円

USDCAD         +46,418円

EURJPY        +757,600円

GBPJPY        +150,800円

AUDJPY         +88,600円

CADJPY         +52,300円

EURGBP         +37,662円

TOTAL       +1,638,564円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,956,152円

 

月間戦績(05月)

TOTAL      +28,821,158円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +151,844,854円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,052,173,170円

 

昨日、前日までの完璧な反転相場となりまして基本はドル売り、ただし円はドルと同じ扱いで売り、なのでドル円はダラダラ、以上(笑)。

この翌日に反転相場になるのって、結局は「何とか不安で何とか買い、何とか売り」とか入った翌日に「買ってみたけどどうなの?売ってみたけどどうなの?」となるわけで、すぐにポジション解消されて元に戻るんですよね。この短期間の売買、まるで昨日買ってきたものを翌日返品するかのように。

アメリカは特になんですが、アメリカほどで無いにしろ西洋と言われる国の多くでは、比較的返品に寛容です。お店の方も返品される事を前提にして売っている感じで、大型の小売店では、エントランスから入ってすぐの一番目立つ一等地に「返品専用カウンター」があったりしていつ行っても長蛇の列、通信販売でも気軽に返品が可能な事をことさらアピールしていたり。

その感覚で「とりあえず何とか不安で、何とか買い、何とか売り」と金融取引までされるので、たまったもんじゃありません(笑)。

 

またしても、いつものように全然関係ない話しなんですが、この返品前提の商売の中で面白いのは「カードで購入された場合、購入日から30日はカードに請求しません」とか言うお店もありまして、どう言う事かと言いますと、クレジットカードなんかで買い物をしますとカードを通す機械には「与信 Authorization 」と「販売 Sales 」と言う2つの操作がありまして、「与信」ではカードを使えるかどうかの確認だけを行い「販売」は当然ですが売上を計上します。

この与信の操作する際には金額を指定し、その金額分だけ使えると言う事をカード会社が加盟店に保証しますので、その段階でカードの利用可能枠から枠だけ押さえられます。そして、この「与信」を加盟店がカード会社から得て30日以内であれば、その段階でカードが使えなくなっていようが関係無く加盟店は「与信」を「販売」に変更できる*1ので、お店としては全く損はしません。

ただし、お客さんとしては、実際に買った日は「販売」をした日を基準にされますので、支払いまで30日先になるんです。例えば15日締めで翌月10日に支払いのカードでしたら、それが翌々月の10日払いになると。と言う事は、締め日近くに買った物を締め日を跨いで返品したとしても、一旦は支払わないとならないと言う事も回避できるんです。誰も損しないように思えるこの仕組み、一体どこのお店が最初にやりだしたんでしょうかね。

ただ、この方法でもクレジットカードの利用限度額の「枠」は取られてしまいますので、お客さんとしてはカードの使える分は減ってしまうわけです。そこで、今度はお客さん側が編み出した手法として、最初に購入する際には分割払いが出来ないアメックスやダイナースクラブなどのチャージカードを使い、30日以内に再度お店に行って返品する物をお返しし、そのまま買う物の代金を支払う際に分割払いが出来るカードで精算してもらうんです。そうすると、分割払い出来るカードの枠は純粋に買った分しか使われないので合理的と。さらに、新しく何か追加で購入すれば、そこから30日はまた更に請求しないでおいてくれるお店まであったりで、こうやって大量消費&大量破産者をアメリカは生み出しているわけです(笑)。


 

昨日はドイツの指標を中心に、それなりに注目の指標もあったんですが、大きな波の中で動いているだけで、特に指標で動いたと言う感じではありませんでした。それでもブログのスペースを埋めるために指標でもペタペタ貼っておきましょうかね。

東京時間後場終了間際の午後2時40分過ぎから、ユーロ円を中心して断続的にユーロ買いが入り、日本時間で午後3時に発表になりましたこちら⇩ 

ドイツ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高指数(前比) -0.4% +0.5% +2.3%

前月比指標とは言え、事前の市場予想を遥かに上回る数字でしたが、逆にこの指標が発表されたときだけユーロ買いが収まり、またそれから10分くらいしたらユーロ買いが入る感じで、指標で悪い数字が出なかった事を判断するために一時ユーロ買いを停止したんじゃないかと疑うレベル(笑)。

続いて、日本時間で午後4時55分に発表になりました雇用関係指標ですが、失業者数が1,000人事前の市場予想より多く減りまして、失業率も0.1%低下と改善したのですが、こちらもユーロ相場に目立った動きは無く、

ドイツ5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業者数 -0.8万人 -1.0万人 -1.1万人
失業率 5.3% 5.3% 5.2%

日本時間で午後9時に発表になりました消費者物価指数=CPIは、なんと前回値も事前の市場予想もぶっ飛ぶ +2.2%と言う高い数字を叩き出し、 

ドイツ5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(速報値)
前年比
+1.6% +1.9% +2.2%

叩き出し、たのですが・・・・・・、なんとこのCPIの発表直後が昨日のユーロの高値でその後は失速。もう、とにかく今は「イタリアの事以外じゃ、ユーロに影響は与えられねえよ。動きたい方に動くだけさ!」そんな感じ。

 

それに引き換え、カナダドルは動く動く(笑)。昨日、カナダ中銀が政策金利と金融政策を発表しまして、政策金利については事前予想の通り据え置き⇩

カナダ銀行(中央銀行) 現状 市場予想 結果
政策金利 1.25% 1.25% 1.25%

ところが、発表されました声明文の中で超タカ派、マジタカ派な発言があり、カナダドル急騰でした。もう皆さんご存知でしょうが、どれくらい急騰だったのかチャートで確認しておきますと、

https://stat.ameba.jp/user_images/20180531/04/fx-sengyo/36/6b/p/o0800058014201652842.png

あ~あ。随分と行っちゃってますね(笑)。政策金利の発表直前 1.3010 付近におりましたが、発表されて少ししますと 1.2860 近辺も切って行っております。「なんだ、40~50pips かよ」って思いました?よ~く見てくださいね? 1.3010近辺から 1.2860近辺ですからね?140~150pips の大移動ですからね?(笑)。 

で、そんな大相場だったカナダドルですが、昨日の数字で対カナダドルペアは特にお稼ぎだったわけではありません。なんとなく今回は危険な感じがしましたので、あえてシステムトレードから外しておきました。危ない時は、逃げるも勝ちです。

ちなみにチャートの3分足には、本当に意味はありません。3分足って珍しいですが、1時間で20本、5本で1/4時間つまり15分なので割と見やすいんです。


 

昨日、東京は午後から急に大雨が降りました。そろそろ梅雨ですし、ここで雨が降っておきませんと、ま~た「渇水ガ~」と言われかねません。できれば週に1~2日まとめて降って、それ以外の日は晴れてくれるとありがたいんですけど(笑)。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

*1:正確に言いますと、与信の範囲内で「オフライン売上」と言う手続きを行いまして、再度カードを通す機械での操作は通常行いません。