2018/05/10 戦績
USDJPY +163,200円
EURUSD +116,163円
GBPUSD +209,708円
AUDUSD +26,530円
USDCAD +42,129円
EURJPY +88,600円
GBPJPY +639,700円
AUDJPY +73,100円
CADJPY +131,900円
EURGBP +1,988円
TOTAL +1,493,018円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,330,012円
月間戦績(05月)
TOTAL +8,696,216円
年間戦績(2018年)
TOTAL +131,719,912円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,032,048,228円
ドル円、頑張ってはみたものの110円復帰は厳しいようです。本邦輸出関連企業が設定してるドル円レートは109円台が多いと言われておりまして、昨今の流れからこれ以上の円安に進みにく状況ですと、一旦ここら辺りで還流の必要があるドルを円に変えておきませんとならないと言う事情もあったりします。
オプション使ってヘッジしておくと言う方法は誰でも思い浮かぶかと思いますが、あれって期限到来するか転売して損益を確定させない限り、その期の決算には影響を与えないので、しかも、やはりどうしても必要な現金は現金として持たなければなりませんと、実質マイナス金利で資金調達している銀行に金利を払って資金を借りなくてはならなくなってしまいます。アホくさい(笑)。借りた資金を運用するレバレッジ屋さんならともかく、一般の企業さんで資金の借り入れはコストでしか無く、為替変動もリスクでしかありませんから。
さて、昨日のメインイベントであった英国の金融政策発表ですが、ご存知のように政策金利は現状維持の決定、そして量的緩和と言う名の蛇口を開け締めする役目である資産購入枠も据え置きと言う結果でした。
イングランド銀行(中央銀行) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
政策金利 | 0.50% | 0.50% | 0.50% |
資産購入枠 | 4350億ポンド | 4350億ポンド | 4350億ポンド |
この金融政策発表が行われたのが、日本時間で昨日の午後8時です。その前、日本時間で午後5時半には英国の鉱工業生産等と貿易収支が発表されておりました。
英国3月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産(前月比) | +0.1% | +0.2% | +0.1% |
製造業生産(前月比) | -0.2% | -0.2% | -0.1% |
貿易収支 | -104.14億ポンド | -113.00億ポンド | -122.87億ポンド |
注目されている鉱工業生産と貿易収支は両方とも事前の市場予想に反して悪化した数字でして、唯一の改善は製造業生産ですがあまり注目されてません(笑)。
日本時間で午後5時半の指標発表から午後8時までのこの一連の値動きをチャートで確認してみますと、
何言ってるんだか分からないかもしれませんが、そんな感じ(笑)。つまり、指標とかそう言うのは一切関係無く「今日は買う」と言ったら買う、「ここで売る」と言ったら売ると言うのが、
The 金融市場(冠詞付き)
もう「いつも」と言っていいくらいの事ですが、今回も金融政策発表が行われる直前からポンド売りが始まってまして、チャートで言えば1つ前の足から売りが入っているのが分かるかと思います。
いいんですかね、この「金融政策発表で現状維持=売っときゃいい」的なネジ曲がった解釈の現状は。そのうち、ある時突然にハシゴ外すのも金融市場(今度は冠詞なし)ですので、そこだけ注意しておけば現時点では扱いやすい指標として機能してるからいいんでしょう。⇦ 何だ?結局いいのかよ(笑)。
あと、アメリカさんの消費者物価指数などの発表もありまして、
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | -0.1% | +0.3% | +0.2% |
消費者物価指数コア(前月比) | +0.2% | +0.2% | +0.1% |
米国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前年比) | +2.4% | +2.5% | +2.5% |
消費者物価指数コア(前年比) | +2.1% | +2.2% | +2.1% |
米国週次 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | +21.1万件 | +21.9万件 | +21.1万件 |
この微妙な感じ。一番重要なコア前年比が前回値と同じだったものの事前の市場予想には届かず、生鮮食料品など価格変動の大きな物も含めた全体の数字では前回値はクリアし市場予想と同じ。
どう評価していいのか難しい感じで、直前に金融政策の大本営発表があり既に大きく動いていたポンドを除きまして、円やユーロなどに対してはドルが売られる事になりました。指標の数字を吟味してと言うよりも、発表時間まで若干ドル売りの流れだったものが加速されただけと言う感じです。
これ以外の細かい指標なんかは外為どっとコムさんで見ていただければ分かりやすく表になってますんで、そっち⇩見てもらえばいっかな~ と言う事で。
リンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー
まあ、昨日はこれ以外に大した指標はありませんでしたけど(笑)。
こんな⇩ニュースがありました。
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
ルーニーと言えば、外為ディーラーさんや外為に関わる方たちの中でカナダドルの通称でして、ポンドドルの通貨ペアをケーブルと呼ぶような通貨ペアの通称では無く、カナダドル単体の通称です。アメリカで25セントコインをクォーター、10セントコインをダイムと呼ぶように、1カナダドルコインをカナダの人はルーニーと呼ぶ事からそのようになったようです。
つまり、主に外為に関わる金融業界の方が言うルーニーはカナダドル全てを指し、現地カナダの人が言うルーニーは広義の1カナダドル、狭義の1カナダドルコインを意味すると言う事になります。なんでルーニーなのかと言うと、1カナダドルコインにカナダの国鳥であるルーンがデザインされているのでルーニーなんだそうでして、意外と簡単な理由です(笑)。
そうそう、それでサッカー選手の方のルーニーなんですが、ルーニーには直接関係ないと言えば関係無いのですが、先月こんな記事が出てまして、
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ほっほ~、と思っておりましたら、ルーニーの遺跡移籍話しです。昨日は香川のこんな記事もありまして、
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サッカーが命と言うほどでも無い私でも気になるくらいですので、サッカー命の方にとってはこっち⇩の話題より優先自行なのかもって(笑)。
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やっぱり、シンガポールか。
そう言えば先日アメリカが、今まで戦略軍の下部組織としていたサイバー軍を第10番目の統合軍として昇格させました。
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ P1 P2 P3
米朝会談もそうですが、シリア問題、イラン問題、米中摩擦、南シナ海問題、そして軍事力の行方。この世の中どうなって行くのでしょうか。今日の記事のように、情報過多で頭の中の処理が追いつかないような感じがします。
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