FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/08/30 戦績

 2017/08/30 水曜日 戦績

USDJPY      +2,327,600円

EURUSD        +241,875円

GBPUSD         +66,118円

AUDUSD         +21,493円

USDCAD         +62,305円

EURJPY        +832,700円

GBPJPY      +1,540,200円

EURGBP         +45,326円

TOTAL       +5,137,617円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,453,269円

 

月間戦績(08月)

TOTAL      +38,305,895円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +251,473,120円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +794,631,047円

 

ん?昨日の数字⇧ 円だけ異常?

たま~にやります、ポジション立ててそのままシステムトレードの中の小人さんに丸投げする強欲なやり方で、ちょこ~っとカサ増ししておきました(笑)。

 

それにしても、随分と強引な円売り相場ですよね。ドル円なんて、15分足を見ますとキレイなジグザグを描きながらの上昇で、誰かの恣意が入っているようにも思えます。少なくても、私の恣意は入っておりました(笑)。

今回の騒動で、今年の4月17日に付けました108円10銭近辺を明確に下回る事が出来なたったと見るか、あるいは108円50銭を明確に下回る事が出来たと見るか、いずれにしましても中期的な上昇に転換するための言い訳が出来たかとは思います。と言っても、今度は115円を超えられるのか、上下に5~6円と言う狭~いレンジ内での一喜一憂なので、今後もボラがそれほど高くならないであろうことは想像できます。

と、テクニカル分析をしているようなフリをして、説明しているようなフリもして、ダブルでフリフリしながら自分の中でドル買っちゃってる事への言い訳をしているだけなんですけどね。今度こそ、今度こそは適当なところで差金決済して利益を取らず、米ドルキャッシュで受け取ると(現時点では)固く心に誓っております。 

 

 

さて、その米ドル。昨日はイケイケモードだったのも確かなのですが、米国の指標が良かった事も110円台に定着出来た理由の一つでもあるでしょう。日本時間で午後9時15分に発表になりましたADP全国雇用者数の結果ですが、

米国7月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ADP全国雇用者数 +17.8万人 +19.0万人 +23.7万人

随分盛られて伸びてます。以前も書いたのですが、これ民間の給与計算アウトソーシング会社である ADP 社が集計して発表している指標と言うか統計結果でして、英語での正式名称は「ADP National Employment Report」と言います。これを日本語に訳しまして、ADP全国雇用者数とかADP全国雇用統計とか言われるのですが、全国の文字が入らない時もあるのは「ADP Employment Report」と言う略称がアメリカで、と言いますか ADP 社自身が使っているためです。以前は ADP 社が単体で集計発表していたのですが、近年は格付会社のムーディーズが関わっておりまして、なんやらイヤラシイ感じも若干ございます。

 

そして、普段はあまり皆さん関心も薄いアメリカのGDPなんですが、最近はドナルドさんとやらが突然思い出したように「GDP3%は行く、それ以上行く」を連呼しておりまして、割りと強引にも注目しなければならない状況に追い込まれております(笑)。

昨日、日本時間で午後9時半に発表になりました、第二四半期(4~6月)GDPの改定値が発表になりまして、ドナルドさんとやらが言っておりました「GDP3%行くぞ~」と言う事前リーク宣言の通り、なんと+3.0%(笑)。速報の時には+2.6%ですから、随分とアメリカの分析機関はどうなのみたいな感じもあったり無かったり。もっとも、四半期GDPはブレが大きい事があったり、調査終了後に確定する大型案件の数値も多かったりするようでして、分析機関であるBEA = 経済分析局ばかり責められるものでは無いのですが。かと言って、そんなに数値が変わるなら GDP速報するのは止めればいいのかと言う事でもありませんし。

 

そう言えば、この四半期GDPは「速報値」と「改定値」ですが、これは英語の「revised」の直訳でして、日本人的には「確定値」の方がしっくり来るかと思います。「改定値」ですと、なんとなく速報値がメイン扱いで、改定値は名のごとく後から修正しました感が山盛りですよね。

この「revis」と言う単語、非常に癖がある単語でして、たしかに直訳ですと「修正」なんですが、使われ方的には「最新版」とか「最終版」言う意味合いが強く、ただ単語自体にその意味は持ってないんです。例えば、アメリカでよくある「revised statutes」を法典名に持つ州の場合、よく「◯◯州修正法」とか日本語に翻訳されてますが、これなんかは「◯◯州法」で良いかと思います。ここまで来ると言葉や単語がと言うよりも、言語学とかの世界になってしまうんでしょうけど。

 

で、第二四半期GDPの改定値だか確定値だかが、ドナルドさんとやらが言っておりました「GDP3%行くぞ~」と言う事前リーク宣言の通り +3.0% の出来過ぎくんでしたと言う事です(笑)。

米国第二四半期(4-6月)
改定値/前期比
前回値 市場予想(中心値) 結果
実質GDP +2.6% +2.7% +3.0%
GDPデフレーター +1.0% +1.0% +1.0%

 

個人消費も伸びてますねえ。GDPデフレーターからもインフレは観測できますし、インフレして実質GDPも伸び、国内個人消費も拡大する、好景気になるには最高のシナリオなわけです。これで後は、輸出が伸びたら最強なわけですが。

米国第二四半期(4-6月)
改定値/前期比
前回値 市場予想(中心値) 結果
個人消費(PCE) +2.8% +3.0% +3.3%
コアPCEデフレーター +0.9% +0.9% +0.9%

 


 

さあ、このドル高は果たしてどこまで行くのでしょうか。

ドル円は?ユーロドルは?米国債は?ダウは?日経平均は?原油は?金(GOLD)は?あと、堂島の米先物は?(笑)。

米雇用統計発表まで、あと1日(宇宙戦艦ヤマト風)。


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