FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/08/16 戦績

 2017/08/16 水曜日 戦績

USDJPY        +221,600円

EURUSD         +62,267円

GBPUSD        +185,963円

AUDUSD         +32,084円

USDCAD         +65,228円

EURJPY         +88,700円

GBPJPY        +113,700円

EURGBP         +19,241円

TOTAL         +788,783円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,850,412円

 

月間戦績(08月)

TOTAL      +16,443,916円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +229,611,141円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +772,769,068円

 

FOMC議事録公開が終わりまして若干のドル安に振れた現在、皆さんは如何お過ごしでしょうか。大半の方はこのブログを公開する午前7時半くらいには、会社行く準備や既に通勤時間でお忙しいでしょう。私の方は、FOMC議事録公開も終わり為替相場も安定したので、とりあえず、枝豆食べながらブログ書いております(笑)。

 

本来、このブログは前日の事を書くのがメインでして、上の数字を集計するカットオフタイムも日本時間で前日の24時となっております。ですが、今(8月17日午前7時半)から約4時間半前、日本時間で深夜3時のFOMC議事録公開での事をこのカットオフタイムでのマイルール通りに扱いますと、明日のブログエントリーで書くことになり、「いつの事書いてるんだ?」と言うような浦島太郎状態になってしまうわけです。って事で、毎度毎度FOMC関連発表があった際と同じように、上の数字には含まれてはおりませんがとりあえず内容的には書いてしまいます。

ああそうだ、今度この部分 ⇧ テンプレ作っとこう(笑)。

 


 

日本時間で本日早朝の午前3時、7月開催分のFOMC議事録が公開されました。ハッキリ言いまして、議事録公開はいつも通過儀礼的な要素が強く、何か大きく変わる事は稀です。そりゃ、既に発表されている要旨の元になった詳細な議事録が公開されるだけですんで、要旨と異にする内容が書かれていたら大変な騒ぎです(笑)。

 

今回、いつもより若干この議事録が盛り上がっていた(当社比)のは、ここ最近になってFRB理事の皆さんが講演などで先行き不安を煽るような発言を繰り返していたためでして、先日のブログエントリーではこんな感じで書いております。

最近、FRB理事連中が講演などで、こぞって先行き不安を煽っている傾向があるので、もしかするとサマリーとは意味合いが若干違った解釈が出来るような何かが、議事録に書いてある可能性も否定できず、結局は長嶋さん風に「ん~、どうなんでしょうねえ」と言う感じです(笑)。

fxse.hatenablog.jp

私としましては、この長嶋さん風の部分をメインにしたつもりだったのですが、どなたからも指摘が無く、どうしても再度ここでお知らせしておこうかと(笑)。いや、それは半分くらい冗談ですが、半分は本気です。

 

 

さて、公開されました7月分のFOMC議事録なんですが、ぶっちゃけ「FOMCメンバーの不協和音」を若干感じる程度の内容でした。博士3人集まるとなんちゃらみたいな言葉がありますが、FOMCメンバーの多くが博士の学位を持つ者である事を考えますと、3人どころか12人も博士ないし賢者が集まったらどうなるか(笑)。

 

FOMC議事録PDFは FRS のホームページにございまして、こちら⇩ 

Minutes of the Federal Open Market Committee July 25-26, 2017 ⇨ PDF

こんなの全部見てられねーよ、と言う方のために今回私が一番注目したところだけピックアップしてみます(笑)。本文8ページのこちら⇩

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However, some participants expressed concern about the recent decline in inflation, which had occurred even as resource utilization had tightened, and noted their increased uncertainty about the outlook for inflation.

FOMCメンバーの一部は、

「最近インフレ低下してんじゃん、これってどうよ?どうよ?うちら(FOMC)の未来予想図、ぶっちゃけ、どうよ?」

 

They observed that the Committee could afford to be patient under current circumstances in deciding when to increase the federal funds rate further and argued against additional adjustments until incoming information confirmed that the recent low readings on inflation were not likely to persist and that inflation was more clearly on a path toward the Committee's symmetric 2 percent objective over the medium term.

「これさ、また金利上げんなら、もうちょっとインフレ低いところ脱してからの方がよくね?だってさ、うちらインフレ2%行くって言っちゃってたんだから、なんとか2%行ってるって誤魔化せてからの方が金利上げんのよくね?って感じ、って、感じ?ぶっちゃけさ(笑)。」

などと意味不明な事を供述し・・・・・・以下略

って、事です(笑)。随分な言葉で意訳してますが、イメージですのでご了承下さい。バイリンガルの皆さんの頭の中では、英語聞いたら日本語がこんな感じで流れております(当社比)。

 

結果としまして、上で引用したのと同じ8月14日月曜日のエントリーにて書いておりますこちら⇩

もし議事録で何かあるとした場合のシナリオとしては2つ、1つ目は「あえて先行き不安を煽っておき、実は何でも無く、 楽観視をいざなう誘導作戦」もう1つは「実際に先行き不安な何かが議事録に書いてあり、先にちょろちょろ出しておかないと大変な事になってしまいそうな、ショックアブソーバーとしての役目」でしょうか。細かいところを考えるとパターンは山ほどになってきますが。

これ、もし前者だとすると、為替的にはさほど動かずに若干のドル高くらい、ニューヨーク株式市場は高騰、債券価格も下落して利回り上昇と言った感じでしょうか。後者だと、為替はドル売り、ニューヨーク株式市場は一瞬下落、債券価格はそれほど動かず、先物では金(Gold)は上がりそうですけど。

後者の超弱いバージョンになったパターンでして、ドルは若干売られてそのまま固定で終了。ニューヨーク株式と債券価格(利回り)は本当に一瞬発表時に下落しただけで、それよりも直前にあったトランプショックの方が大きく、金(Gold)は上げて立会時間終了ですが上げ幅はほんの僅か(笑)。中途半端な結果です。

 

そう考えると、FRB理事の皆さんが事前にちょろちょろ不安を煽り、ショックアブソーバーとしての機能を果たそうとした事は成功したのかもしれません。

 


 

さて、純粋に昨日の事も書いてみたいと思います。

 

前日15日の火曜日とは打って変わって、お寂しい日でございました。ドル円やポンド絡みで利益が10万円台に乗ってる通貨ペアも、前日からの流れの中でどうにか行った数字でして、単日だけでしたら確実に10万円は割り込んでいるでしょう。いや、決済ポジション見ますと確実に割り込んでました。

ある程度注目されております米住宅着工件数なんかの指標もあったのですが、数字が今ひとつ良く無かったにも関わらず、ドル売りで値が動いたのは一瞬でして「もう指標なんて要らねえじゃん」と言う心の嘆きが聞こえて来たり(汗)。まあ、本当に聞こえて来たのなら、病院へ行った方がいいかもしれませんが(笑)。 

 

完璧にFOMC議事録公開待ちモードに突入していたため、超値動きが限定されておりました。これ、どうせ私が値動き見てても何も変わりませんから、いつものように昼間はお出かけしてきたわけです。子供たちが夏休み中ですから。 

 

あれ、純粋な昨日の内容って、短か!(笑)。 


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