FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/08/05 戦績

 2017/08/05 土曜日 戦績

USDJPY        +184,100円

EURUSD         +87,529円

GBPUSD        +137,608円

AUDUSD         +27,355円

USDCAD          +3,677円

EURJPY         +45,900円

GBPJPY         +16,100円

EURGBP         +21,075円

TOTAL         +523,344円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +8,908,708円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +8,404,123円

 

月間戦績(07月)

TOTAL      +27,670,020円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +221,571,348円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +764,729,275円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 


 

強い米指標を切っ掛けにドルが買われダウが史上最高値を更新し、日経先物も2万円台を回復、欧州株式市場も軒並み上昇して終わりました。原油価格も上げて終わり、米債券価格や金価格は下落。実に見事に、教科書のようにキレイな流れです。 

 

一方で教科書にまだ載ってないものと言えば、分裂騒動がありましたビットコインに代表される仮想通貨でしょう。先日ちょこっと書いたのですが、私としてはビットコインのような仮想通貨は通貨としては認識しておりません。ただ、決済手段としての有効性は十分に理解しておりまして、実際に決済手段として利用しております。

fxse.hatenablog.jp

この日、おなじみさん限定記事へ頂いたコメントへの返信で、ビットコインに関して「こうなったら、やるまでです\(^o^)/」と書いているんですが、実は先月分のとある支払いで受け取ったビットコイン、全て換金せずにそのまま持っててみました。分裂騒動で仮に大暴落してもいいやと思っておりましたが、結果としまして、何このクソ相場(笑)。

https://stat.ameba.jp/user_images/20170806/03/fx-sengyo/7e/6b/p/o0600034813998684936.png

儲かれば何でもいいと言うわけでは無く、なんか、こう、理論とか概念とか、何か武装できるものを求めてしまうのは、やはりまだ 「こうなったら、やるまでです\(^o^)/」の覚悟が足りないと言う事でしょうか(汗)。

 


 

さて、昨日のこちら、

ところで、上で赤字にしました「今月は同時に発表がありましたカナダ版雇用統計、カナダ労働力調査」なんですが、先月こんな問題を出したのを覚えておりますでしょうか?

fxse.hatenablog.jp

⇧この引用では、何の事だかさっぱりですよね(笑)。昨日の記事をご覧頂ければ分かるのですが、その「先月出した」と言う問題の部分を、再度引用しておきます。

カナダの雇用統計(Labour Force Survey)が発表される日を正確に回答出来た方には mineo の通信容量 5GBをパケットギフトを使って進呈したいと思います(笑)。分かった方は、コメント欄からご応募下さい。ちなみに、アメリカの場合は毎月12日がキーになってますが、カナダの場合は毎月15日がキーになってます。検索する際のヒントにはなるかと思います。 

fxse.hatenablog.jp

さあ、それでは始めましょうか。 

まず、あちこちに散見しております「カナダの雇用統計は毎月第一金曜日、ただし第一金曜日が月初だと第二金曜日」と言う記載は、全部嘘です。嘘は言い過ぎかもしれませんが間違っております。

以前は確かにそのようになる時もありましたが、現在も以前も、そもそもが第一金曜日に発表とか第二金曜日に発表とかの決まりも無く、集計した翌月の発表とすらルールに存在しておりません。ただ、集計のルールと発表のルールの合わせ技で集計した翌月の発表になり、第一金曜日になる事が多いと言うだけなんです。もちろん、結果として「第一金曜日や第二金曜日の発表になる」と言う事象を記述する事は間違っておりませんし、カナダ政府のホームページでもそのような記載はございます。

ですので、FX業者などで赤字で書いたような説明をしている業者は「他にもコピペでホームページ作ったり、適当に書いている事があるんじゃないの?」と私的には疑ってしまうわけです。

 

 

こちら ⇩ カナダ政府統計局の公式ホームページにあります「Guide to the Labour Force Survey」労働力調査のご案内ページです。

www.statcan.gc.ca

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 

非常に長大な記載があるページなのですが、ここに「調査の歴史や目的、調査方法、計算方法」に至るまで、労働力調査に関する資料の一切が書かれておりますので仕方ありません。

 

このページの中間くらいに「Section 5: Data collection」と言う項目がございます。日本語にしますと「第5節:データー収集」となりまして、その直下の節が「Interviewing for the LFS」日本語では「 "労働力調査" の聞き取り調査(インタビュー)」となります。

Interviewing for the LFS
"労働力調査" の聞き取り調査(インタビュー)

 

Data collection for the LFS is carried out each month over the ten days following the LFS reference week.
"労働力調査" のデーター収集は、参照週が明けてから10日間に渡り行われます。

 

The reference week is normally the week containing the 15th day of the month.
参照週は、通常は毎月15日を含む週となります。

まずここで、参照週と言うのが毎月15日を含む週だと言うのが分かりました。アメリカの雇用統計において、基準週が毎月10日を含む週だと言うのと同じです。

 

続きまして。このページほとんど最後の方になりますが「Release schedule differences」と言う項目がございます。日本語にしますと「公表日の違い」となりますが、公表日の決定方法がこちらに記載されております。

Release schedule differences
公表日の違いに関して

 

The LFS interviews take place over the ten days following the reference week.
"労働力調査" の聞き取り調査(インタビュー)は、参照週が明けてから10日間に渡り行われます。

 

This is followed by nine days of processing and analysis, enabling the release of the estimates 19 days after the Saturday of the reference week.
その後、続けて9日間で処理と分析が行われ、参照週の土曜日から19日経過後に結果の公表が可能となります。

 

The release usually takes place the first or second Friday of the month.
この公表は、通常は毎月第1または第2金曜日に行われます。

はい、もうここでズバッと解決しました(笑)。

参照週である15日を含む週の土曜日から19日経過すると公表が可能になると言う事で、土曜日の19日は3週間後の木曜日なのですが、19日はまだ19日経過しておりません。よって、19日経過して公表が可能になるのは20日後、つまり「毎月15日を含む週の土曜日から3週間後の金曜日」が、カナダの労働力調査公表日と言う事になります。

 

アメリカの雇用統計発表日の説明で毎度おなじみのカレンダーにしますと、

2017年7月(~8月)
 
            1  
2 3 4 5 6 7 8  
参照週
16 17 18 19 20 21 22 1週後
23 24 25 26 27 28 29 2週後
30 31 1 2 3 4 5 3週後
6 7 8 9 10 11 12  

はい、キレイにまとまりました。 

 

ところが、ところがですね、このルールだけでは解決しない月があるんです。

例えば今年の10月から11月、このルールでカレンダーを作ってみますと、

2017年10月(~11月)
 
1 2 3 4 5 6 7  
8 9 10 11 12 13 14  
参照週
22 23 24 25 26 27 28 1週後
29 30 31 1 2 3 4 2週後
5 7 8 9 10 11 12 3週後
13 14 15 16 17 18 19

 

でも、実際に公表されるのは11月3日の金曜日です。

カナダ政府統計局 ⇨ 2017年11月 労働力調査 リーススケジュール

 

これには、もう一つ変則的なルールが存在しておりまして、上で紹介しました「Guide to the Labour Force Survey」労働力調査のご案内ページに書かれております。

実は今回、その変則的なルールまで含めて最後まで書いたのですが、ふと「コピペされたら癪だな」と思いまして、一旦削除しました(笑)。ヒントは10月9日ですので、労働力調査のご案内ページでカナダのサンクスギビングデー「 Thanksgiving 」なんかを検索してみますと、なんか幸せな気分になれるかもしれません(笑)。

 

おなじみさんは、限定ページで幸せな気分になれるかもしれません(笑)。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら