2017/04/17 戦績
USDJPY +32,400円
EURUSD +52,979円
GBPUSD +93,650円
AUDUSD +17,503円
USDCAD +7,006円
EURJPY +121,900円
GBPJPY +187,100円
EURGBP △3,222円
TOTAL +509,316円
週間戦績(当週)
TOTAL +509,316円
月間戦績(04月)
TOTAL +17,531,783円
年間戦績(2017年)
TOTAL +83,755,401円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +643,312,250円
復活祭(イースター)明けの月曜日 = イースターマンデーと言う事で、比較的多くの金融市場や金融機関がお休みだった昨日、連邦の祝日では無いアメリカではニューヨーク市場は平常通りでした。個人的には、国教を有する国以外は政教分離のために、宗教的な祭日はお休みにするべきでは無いと思っておりますので、このアメリカの連邦政府の方針には賛成です。
アメリカの祝日で現存する宗教的な意味を持つ日は「感謝祭とクリスマス」ですが、感謝祭に関しては宗教的な意味を連想するアメリカ人はほとんど居ないと言う感じですし、クリスマスにいたっては異教徒も関係無く楽しむお祭り的な要素も多く、それらの日は政教分離してるとして考えても、いいのかなと(笑)。
昨日、日本時間で午後9時半に米NY連銀製造業景況指数が発表になりました。前回値が16.40、市場予測値が15.00のところ、なんと結果が5.20と言う凄い値でしたが、指標スルー耐性テストの絶賛真っ最中ですので市場はこの結果に対して無反応に徹し、話題にする事すらありません(笑)。これが金融機関のストレステストの結果でしたら、どんなに素晴らしいのかと言う事なんですが。
相場的にはクロス円がイイ値動きをしてくれまして、システムトレードに適したキレイなチャートを形成してくれました。おかげさまで、クロス円のこの動きによって、月曜日にも関わらず50万円を超える数字が出たわけです。
つい先日、ニューヨークの時に同じ会社で働いておりました友人から電話がありました。この友人、今はカリブ海の小さな国に住んでおりまして、いま何してるのかと言うと漁師(笑)。半分と言うか、90%は趣味みたいなもので、もともと釣りが大好きだったのでカリブ海の島で別荘買って、クルーザー買って、クルーザーと言っても高級なプレジャーボートでは無くて漁船みたいなの(笑)。休みの度に出掛けて行ったところ、そのまま住み着いた感じです。
私のブログ読んでる人としたら「ビザどうなってんだ?」と思うかもしれませんが、カリブ海の小さな国の場合、ビザ簡単なんです。日本人がフィリピンやマレーシアに長期間滞在しようと思った時に、フィリピンのようにお金さえ払えば延長出来たり、マレーシアのように出入国を繰り返しても問題無いのと同じような感覚で、以前でしたら銀行に数百万円分の米ドルを定期預金するだけで永住権が出たり、日本円で2~3千万円投資すればパスポートが出たり(要するに国籍がもらえる!?)とか。中には、その国の国籍を取ると宗主国本国のパスポートが発行され、なんとEU加盟国だったりとかまでありまして恐ろしい。
この友人、どうやら少し大きな船を買ったらしく、最近ではカツオやマグロも獲れたりするようでして、割りと趣味の域を超えてる感じです。
カリブ海や漁業の話しはいいのですが、その友人からこんな事を聞かれました。「日本人が南アフリカランドで大損したってニュースがあったが、大丈夫なのか?」と。南アフリカランド、この通貨で大損したとか言う話しは私としては珍しくもなんとも無いのですが、金融に携わった者としては「南アフリカランドなんてエキゾチックカレンシー(通貨)、危険すぎて取引出来ない」と言うのが普通の感覚なんです。ですので、この友人も「日本人を対象にした大規模な詐欺」とかそう言う事でもあったんじゃ無いかと、思ったんだそうでして、
この友人には、
高金利通貨を買い、大暴落した時に大損するのは、
日本の国技(National pastime)みたいなものだから、
全く心配無い。
と、説明しておきました(笑)。
そうそう、エキゾチック通貨と言う言い方なのですが、日本ではよく「マイナー通貨」と言われる取引量が少ない通貨でして、本来の分類としてはマイナー通貨はエキゾチック通貨よりは取引されている、もう一段階高い流動性のある通貨なんです。一番上が「ハードカレンシー(通貨)」その次が「メジャーカレンシー」そして「マイナーカレンシー」最後に「エキゾチックカレンシー」です。南アフリカランドは、金融の世界では完璧にエキゾチックカレンシーの分類でして、それをここまでFXで取引しているのは日本人くらいだと思います。あと、南アフリカの人(笑)。
それと、国技って英語で National sport ですが、純粋にスポーツでは無いゲーム的な要素の強い競技を含める場合は National pastime になります。直訳すると国民的娯楽ですかね。国技と言う意味で National pastime には純粋なスポーツも含むのですが、話しに出てくる国技の中に純粋なスポーツだけしか含まれない時には失礼にあたるので、その場合には National sport を使った方が適してます。いつものように話しがズレるのですが、これも私と言う国家の国技ですのでご了承下さい(笑)。
この友人には、日本人がなぜ高金利通貨買いが好きなのか、スワップポイントを金利と勘違いしている事とか、そう業者が宣伝している事とか、日本人にとって高金利通貨の代名詞的な存在であったオーストラリアドルが「金利は高いわ、通貨自身も高くなるわ」放置しておけば大儲けだった過去とかも話しましたところ「日本の子供への金融教育は、学校でどうやってるんだ?」と聞かれましたので、
全く指導して無い。
と、正直に説明しておきました。
その後この友人、電話の向こうで「Oh Jesus.」連発しておりました(汗)。
でもさ、
ジーザス・ジーザス言ってるけど、お前・・・・・・
インド人じゃん。
断食とかしてんじゃん。
最後に聞かれたのは「日本人ってマグロ食べるでしょ?こっちで釣ったマグロ、日本で売れないかな?」って、それか。本題はそれか。釣っちまったマグロをカリブ海から日本まで運ぶとしたら、空輸か急速冷凍してコンテナしか無いでしょうから、どっちにしても「コスト掛かり過ぎで無理だろう」と言っておきました(汗)。