FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

FOMC政策金利発表を終えまして Mar-2017

つい先ほど、約1時間くらい前の日本時間早朝3時、米国東部夏時間で2月14日~15日の2日間に渡って行われておりました「FOMC = 米連邦公開市場委員会」での議事内容に関する「要旨 = Statement」が発表されました。 また、今回は「長期経済展望 = Projections Materials」も同時に発表になっております。 

 


 

久々にぶっ飛ばしましたね~(笑)。

一瞬で、ドル円が約70pips、ユーロドルとポンドドルが約50pipsくらい行きました。最近の大型指標時の流れは、一瞬大きく振れてもリバウンドする事がほとんどでしたが、今回はそのリバウンドが無く、ドルがガンガン売られております。

正に、気分的には「待ってました!よっ、大統領!」って感じなんですが、大統領よりFRB理事のお陰です(笑)。いや、大統領との対立構図も値動きに含まれているのだとしたら、やっぱり大統領のお陰でもあるのか(笑)。

 

政策金利発表直前、もう市場は一気にドル売りモードに入っておりました。仮に利上げでもドル売り、利上げ見送りでもドル売りと言う雰囲気が市場を支配しており、FOMCの議事要旨を解析する時間も足りず、現地時間で午後2時の発表と同時に一気にドル売りに入りました。完全な「指標スイッチ」です。

指標発表と同時に売られたドル、その後も議事要旨を解析した組が追加で売りを入れてきましてリバウンドが無くドル全面安に突入したわけです。その議事内容ですが、ここ最近FRB理事や特にイエレン議長がチョロチョロ発言していた事、そして12月のFOMC以降変化の無い内容だったわけです。つまり、市場は勝手に追加政策の発表を期待して、それが無かったので勝手に絶望したわけです(笑)。

 

まあ、この一方的なドル売りがいつまで続くのか分かりませんが、これで膠着感を脱してくれたら嬉しいのですが。

 


 

- FOMC 2017/03/15 アメリカ東部夏時間 午後2時発表 プレスリリース -

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