FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/03/04 戦績

 2017/03/04 土曜日 戦績

USDJPY        +117,900円

EURUSD        +181,669円

GBPUSD         +52,611円

AUDUSD          +8,504円

USDCAD         +28,510円

EURJPY        +135,820円

GBPJPY         +73,300円

EURGBP         +14,883円

TOTAL         +613,197円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,235,783円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +4,035,629円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +45,462,219円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +49,149,549円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +608,706,398円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 


 

昨日更新しました一昨日3月3日の戦績、昨晩何気なく見ておりましたら違和感がありまして、じ~っと良く見たら犯人が判明しました。ユーロ円とポンド円の戦績が、100円単位では無く1円単位まで表示されてるんです(笑)。

 

通貨ペアの表示、例えばドル円で言えば[ USDJPY ]が一般的でして、左が「基準通貨」右が「損益通貨」といいます。基準通貨は文字通り通貨ペアの基準となる方でして、ドル円で言えば「1ドル◯円」と言う「1ドル」と固定する側です。対して損益通貨は「1ドル100円の時に買って、1ドル120円で売ったら、20円儲かった」となる損益を明示する側です。

これ、基本的には「強い通貨を基準通貨に」「桁数の小さい通貨を基準通貨に」と言う感じで設定されてまして、ドル円なんかの場合には両方とも「ドル」が条件を満たせるので[ USDJPY ]の順番なわけです。

 

仮に、逆向きの[ JPYUSD ]で設定した場合、昨日の週末終値付近

USDJPY = 114.04

f:id:fxse:20170305012319p:plain

と、言う表示が、

JPYUSD = 0.008770

f:id:fxse:20170305012331p:plain

と、なりまして、非常に分かりにくいんです。

では、この逆向きの表示は全く使わないのかと言いますと、そんな事無いんですね。海外旅行によく行かれる方や海外にお住まいの方は、よく両替商の店頭表示がこんな感じの極端に小さい数字になっているのを見かける事があるでしょう。

これ、左側に表示の通貨から右側に表示の通貨に換算する時に「掛け算で済む」と言う利点があるんです。例えば「1ドル = 114.04円」を使い、1万円をドルに両替した時に何ドルになるのか計算しますと「10,000÷114.04=87.68」となりまして、電卓叩けば速攻です。もしこれ、1ドル = 114.04円の逆向きの表示である「1円 = 0.008770ドル」を使って計算しますと、なんと電卓も不要な暗算で可能なレベルなんです。

実は両替店って非常に薄利なので僅かな間違いが命取りになるため、分かりやすく間違えない表示を採用してるんです。一部で言われているような「旅行者に分かりにくくしてボッタクるため」ではありません。もちろん、そう言う両替店も数多く存在しているのも事実ではあります(笑)。

 

 

さて、ここまでが本日の前文の導入部です(笑)。最初に書きました

ユーロ円とポンド円の戦績が、100円単位では無く1円単位まで表示されてる

これが何故間違っているのかはお分かりかと思いますが、通貨ペアの右側である損益通貨が「円」の取引をしていて、かつ大きな数字を動かしている以上、1円単位での損益計算が発生しないんです。過去の戦績をご覧頂ければ分かりますが、ドル円・ユーロ円・ポンド円に関しては基本的に100円単位となっております。ほんの僅か、最初の頃に10円単位での値動きが発生している事がありますが、この時は小さい単位での取引も行っていたためです。 

 

では、なぜ1円単位の表示が発生してしまったのか。これを解く鍵になるのが、私の戦績数字の円への換算方法でして、過去に何度も書いているのですが

日々の数字はドルベースの数字に関して日々その時のドル円レートで換算して計算しておりますので、本当の帳簿上の数字とは若干異なります。

そう、戦績数字を自動的にコンピューターが集計する時点でのドル円レートで、損益通貨が円ではない通貨の分は換算しているんです。そして、なんと昨日だけは、損益通貨が円になってるので換算の必要が無いユーロ円とポンド円も、なぜか換算してしまった(笑)。円から円に換算するなんて過去にやった事が無かったシステムちゃんが使った円から円への換算レートは、ドル円の換算レートを決定した瞬間「2017/03/03 00:01:22.5」のレートから、ユーロ円「0.3秒後」ポンド円「0.4秒後」に換算した瞬間に、それぞれ動いたドル円レートで「円から円」の換算レートを決定しておりました。全く想定していなかったのですが、プログラムが勝手に判断するハズが無く、単に分岐処理(IF... IF... の繰り返し)の最終段階のロジックが発動したに過ぎません。

 

 

さあ、ここまでが本日の前文の大筋です。ここから核心に突入します(笑)。

なぜ、損益通貨が円であるユーロ円とポンド円を、あえて円から円に換算して表示したのか。しかも、なぜドル円だけは換算せずにそのまま表示したのか。

また、昨年から「キウイ(ニュージーランドドル)が可愛くて仕方ない」と言う事を、何度も何度も書いております。詳細は、この辺をご参照下さい ⇨ 2017/01/25 戦績 - FX専業 システムトレード日々の戦績

この2つ、全然関係無いようで今回の重要なキーポイントなんです。

実は最近、この可愛くて仕方ないキウイをシステムトレードに組み込もうかどうか検討しておりました。今現在もオージー(豪ドル)は取引しておりますので、過去に何度もキウイも検討はしていたのですが、やはりイマイチな感じなんです。

ところが今回、キウイ米ドル・キウイ円・オージーキウイの3通貨をオージーと同時に取引したらどうなるのかを初めて検討したところ、この相関係数が比較的高いオージーとキウイと言う通貨なので割りと良い感じまで持っていけそうなんです。

 

そして、あまりにも可愛くて仕方ないキウイを、日々の戦績として表示したらどんな感じになるのか見てみようと思いまして、せっかくなので実際にバックテストをした結果を表示させてみようと・・・・・・

・実際に日々の戦績を集計しているシステムに組み込んでみた。

・どうせ、1日1回深夜0時前後しか稼働してないから、元に戻しておけばいいやと、ブログを更新させているリアルシステムで試したみた。

・元に戻す時に、失敗した。

 

順番的には、こんな感じにしたんですね。当然、一番上のドル円には手を加えておりません。オージー円・キウイ円の表示部分はユーロ円・ポンド円の表示をそのまま使い、この2通貨は今回はお休みしてました(笑)。

USDJPY  +0,000,000,000円

EURUSD  +0,000,000,000円

GBPUSD  +0,000,000,000円

USDCAD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

NZDUSD  +0,000,000,000円

AUDJPY  +0,000,000,000円

NZDJPY  +0,000,000,000円

AUDNZD  +0,000,000,000円

EURGBP  +0,000,000,000円

TOTAL   +0,000,000,000円

元に戻す時に、オージー円とキウイ円のところを、そのままユーロ円とポンド円に書き換えれば良かっただけなんですが、何を思ったのか、キウイ米ドルからオージーキウイの行まで一旦削除し、

USDJPY  +0,000,000,000円

EURUSD  +0,000,000,000円

GBPUSD  +0,000,000,000円

USDCAD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

EURGBP  +0,000,000,000円

TOTAL   +0,000,000,000円

 

次に、オージー米ドルをカナダ米ドルの上に切り貼りして戻し

USDJPY  +0,000,000,000円

EURUSD  +0,000,000,000円

GBPUSD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

USDCAD  +0,000,000,000円

EURGBP  +0,000,000,000円

TOTAL   +0,000,000,000円

 

次に、カナダ米ドル米ドルとユーロポンドまでの間に、ユーロ円とポンド円の行を復活させるベースにするために、オージー米ドルの行をコピーし

USDJPY  +0,000,000,000円

EURUSD  +0,000,000,000円

GBPUSD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

USDCAD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

EURGBP  +0,000,000,000円

TOTAL   +0,000,000,000円

 

通貨ペア名称だけ、ユーロ円とポンド円に戻したと。

USDJPY  +0,000,000,000円

EURUSD  +0,000,000,000円

GBPUSD  +0,000,000,000円

AUDUSD  +0,000,000,000円

USDCAD  +0,000,000,000円

EURJPY  +0,000,000,000円

GBPJPY  +0,000,000,000円

EURGBP  +0,000,000,000円

TOTAL   +0,000,000,000円

 

すると、最終的に赤文字になっている部分は何らかの手が入っておりまして、オージー米ドルペアに関しては、損益通貨である米ドルから円に換算するのでコピーだろうがなんだろうが関係無いのですが、ユーロ円とポンド円には「この行は円に換算しないんだよ」と言うフラグを入れないとならないのに、それが入っていない状態のコピーが残ってしまったわけです。 

 

結果として、ドル円は「円-円換算」せず、ユーロ円とポンド円だけ「円-円換算」したと言う感じです。

 

約4,000文字、原稿用紙10枚分の導入部がやっと終わりました(笑)。これで、ようやくブログ本体に入れます。 

 


 

さて、昨日と言いますか、日本時間土曜日早朝分だけですので通常はチャチャッとポジション整理して終了なわけですが、昨日はフィッシャーFRB副議長とイエレンFRB議長の講演が順番にございまして、市場反応があるはずでした。通常の週末ですと、週末処理の開始時刻は早朝3時なんですが、それを早朝4時半に変更しまして、その時をワクワク待ち構えておりましたところ、うん、なかなか(笑)。

どっちにしろ、3月利上げの可能性が高いことを確認してから、

・週末だと言う事

・トランプ大統領の「驚くべき税制改革案」がまだ残ってる事

・債券の利上げ折り込みが、ほぼ100%近くに到達した事

などを理由に、買っていたドルのポジション整理に入るだろうなと思っておりましたら、案の定です。それ以外は何か別段大きな事も無く、淡々と終わりを迎えた、いつもの週末土曜日早朝でした。

 

あれ?もう本体終わり?(笑)。