FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/02/14 戦績

 2017/02/14 火曜日 戦績

USDJPY        +126,100円

EURUSD         +31,928円

GBPUSD        +362,444円

AUDUSD         +38,085円

USDCAD         +41,771円

EURJPY         +43,100円

GBPJPY        +190,600円

EURGBP         +35,259円

TOTAL         +869,287円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,177,956円

 

月間戦績(02月)

TOTAL      +13,819,306円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL      +36,555,507円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +596,112,356円

 

手掛かりが無い中での値動きなので、ちょっとした事で敏感です。昨日、日本時間で午後6時半に発表になりました英国CPI前年比で、前回は+1.6、そして市場では+1.9から高いところでは+2.0に届くのでは無いかと言う予想の中で、結果は+1.8と言う健闘した数値だったのですが「市場予測に届いていない」と言う無理難題で激しいポンド売りとなりました。実は発表の直前から売られておりまして、もうどんな数値が発表されても売気満々だったのでしょうけど。まあ、実際CPIで0.1ポイント違うと数字的には非常に大きいので分からなくも無いのですが、ポンド安で輸入品の価格が下がってますからねえ、+1.8はCPI的にはいいところじゃ無いでしょうか。

日本時間の深夜24時過ぎ、日付が変わり深夜0時ですので本来でしたら昨日では無いのですが、FRB議長証言でドル円が大きく動きました。事前に「焦点はバランスシート問題をどうするのか」と言う流れになっておりまして、兎にも角にもバランスシートに関して発言せざるを得ない状況でした(笑)。もともと、ロイターが今年の1月にボストン連銀総裁のインタビュー記事の中で「利上げするならバランスシートどうにかすっぺ」と言う発言を掲載しまして、金融関係の方にはごく当たり前に思えたのでしょうが、これに金融紙と一般紙の中間、日本で言えば日経のようなウォールストリートジャーナル = WSJが食いつきまして、ここまで大きな話しになってしまったようです。

なぜ「バランスシート=貸借対照表」問題と言われるようになったのか。本来は保有債券が多くなった事が問題なだけなのですが、資産として債券を大量に保有しますと、負債としてその債券を購入した資金が準備預金として残る部分も多く、金融機関からはリバースレポ(当座預金)として預けられる金額も大きくなります。そこで、利上げしたら利払いの増加ですよ。当然、FRBでは無く米政府の国債金利も上昇するでしょうから、その部分もありトランプ大統領は利上げ拒否姿勢もあるわけです。まあ、トランプ大統領が言う利上げ拒否だけのフォーカスは若干微妙ですが(笑)。

FRBイエレン議長の「バランスシートはとりあえず維持すっぺ」と言う発言でドル円が100pips程度上昇、他は50pips程度のドル買いでしてポンドに関しては無反応でした。明らかに、バランスシート問題を取り上げてドル高を誘発させようとしていた体が感じられてなりません。ドル高になりますと、トランプ大統領のドル高忌避とも取れる問題発言が多くなりそうですからねえ・・・・・・ 考え過ぎでしょうか。

その後「そのうちバランスシートは縮小になっぺ」と言うごく当たり前な発言をイエレン女史がした事、利上げ歓迎&ドル高嫌いのダラス連銀カプラン総裁が「ドル高はいかんぜよ」と言う発言をした事で、その後のドルの伸びは抑えられたようです。 

まっ、今回もマスコミに作られてしまった焦点のような気がします。

 


 

さて、昨日はバレンタインデーでした。俗世的なイベントは全て熟す事で有名な我が家ですが、バレンタインはあまり盛り上がりません。これ、どうやって盛り上がったらいいのかイマイチわからないからです(笑)。

昨年のバレンタインデーの時にもブログで書いたのですが、

私の父の実家のある英国では、バレンタインデーは女性から男性への贈り物や愛の告白の日では無く、相互に贈り物や愛の告白、日頃の感謝を伝える日です。
特に面白いのは、男性からの愛の告白はバレンタインカードやプレゼントに自分の名前を書かずに渡しまして、女性に気が付いてもらうと言う趣向です。ですので、直接渡すなんてのはあり得ず、必ずどこかに隠して渡します。もちろん、付き合ったり結婚している特定の人が居る場合には、堂々とバレンタインカードやプレゼントを交換したり、一緒にディナーをしたりします。

fxse.hatenablog.jp

と言う感じでして、バレンタインデーを前に、今年もうちのお姉ちゃん(長女)宛には英国から貢物が来たわけです。ついでに、日本国税関からも「消費税課税のお知らせ」がお父さん宛にプレゼントされたわけですが(汗)。

国が変わればナンチャラですが、一方的に女性から男性と言うイベントでは無く、一緒に楽しめるイベントも楽しいと思いますよ。 

 

ブロ友さん向けには、若干続きがございます。

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