2016/12/15 戦績
【本日のこのエントリーに関しまして】
昨日のこちらのエントリーでも書いたのですが、
今回のFOMC、直前に全てのトレードシステムのポジションを精算しまして、ノンポジションで迎えました。そして、FOMC終了後でシステムを起動させておりません。と言うことで、現在は本日早朝4時ちょっと前に終了させた分までしか、システムトレードの戦績として存在しておりません。
そう言う事でして、昨日早朝、日本時間午前4時に行われました米FOMC要旨公開対応のため、その直前で自動取引システムを停止し、持っていたポジションを一旦全て精算しております。そのため、本日の戦績に関しましては、昨日深夜0時から午前4時以前までの4時間弱の戦績となっております。
なお、自動取引システムに関しましては、本日早朝より再稼働しておりますので、本日分の戦績に関しましては通常通り明日のエントリーとなります。
それにしても、随分と強引に対米ドルを持ちあげてくれましたねえ(笑)。
FOMC要旨公開直前のレートから昨日ドル最高値まで、ドル円で330pipsほど、ユーロドルで250pipsほど、ポンドドルも同じく250pipsほど動いてくれまして、ボラが高いとか安いとかそう言うレベルの話しじゃありませんでした(笑)。
普段はチョコチョコと買ったり売ったりして市場に資金を晒している時間をなるべく短くし、リスクを減らしているシステムトレーダーとしましては、裁量でポジションを持ち値動きを待つスタンスでは神経がすり減って困ります(汗)。これが、すり減るのが軟骨であれば、グルコサミンやコンドロイチンを過剰に摂取する事で気分的に落ち着くのでしょうが、精神的なものまではサプリメントでは改善しません。ストレス緩和には2週間お試し下さいとか言うのでは、気が遠くなる話しです。シンガポールのアレックス(たまに勘違いされますが純日本人です)や、フランスのエリック(こっちは純フランス人)はいつも裁量でポジションを持っているので、既にすり減る神経と言うのものは無いのでしょうかね?
そんな苦労をしたお陰様で、今回は裁量取引にて差益を随分と享受させて頂くことが出来ました。毎度毎度の事ですけど、やはり私にはシステムトレードの方が性に合っております。もし、上手にトレードが行かなかった際には「小人さん *1」と言う擬似的に責める対象を作り出せるので、精神的に楽です(笑)。
ドル円が118.50を超えた時に「ああ、う~ん、一旦全部売っちゃおっか!ドル円」とか言われた時の衝撃は、つい直前まで「うさ(USA)!うさ(USA)!こころ、ぴょんぴょんじゃねこれ? *2」とか意味不明なハシャギっぷりだったアレックスとは思えず、思わず「はあぁぁぁぁぁ?」って言ってしまいましたから(汗)。
先日も、イタリアの憲法改正国民投票の後でブログにも書いたんですよね。
何かに意地にならず、その場の雰囲気や多勢に逆らう事無く柔軟に変化して行かれる事が、裁量で取引していくプロップディーラーの資質なんでしょうね。「応用数学だ、金融工学だ」大学時代から言ってた私には、どうもそこら辺が不足しておりまして、やはりシステムトレードが一番合ってると再認識した日でした。
この時は、ユーロドルを取引していたものを、突然ユーロ円に取引を変更したのですが、結果としてそれが大正解でした。今回も、ドル円が118.50を超えたところでポジションを一旦精算したのは大正解でして、その後一度下落したところで押し目を拾い、再度上昇を取るおまけ付きでした。一度、取引中の脳の動きをCTやMRIで見てみたいと思います(笑)。いや、もしかしたら脳科学的になにか重要な発見があるかもしれませんから、どこかの大学で協力してくれるかもヾ(´∇`)ノ゙
株価も各国随分と上がっているようでして、欧州も昨日は軒並み上昇して終わっておりました。また、日経先物も現物終値から100円以上上昇し、CMEでは19,500円を付ける場面もあり、本日の日本株式市場が楽しみです。取引はしてませんが興味はあります。
また、ニューヨークのダウ平均は多少足踏みしてるものの、こればっかりは史上最高値でもある20,000ドルの大台への王手をかけた状態ですから仕方ありません。日経平均の、あの4万円台を狙ったバブル絶頂を彷彿とさせる気分です。まあ、当時は大学生でも無かったですけど(笑)。ダウの20,000ドル超え楽しみです。取引はしてませんが興味はあります。 ← 最近こればっかですが繰り返す事に意味が(笑)。