FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2016/11/19 戦績

2016/11/19 土曜日 戦績

 


 

通貨ペア(11/19)
USDJPY       +63,700円
JPYUSD*      +65,213円
EURUSD       +11,056円
USDEUR*       +9,454円
GBPUSD       +36,769円
USDGBP*      +28,603円
AUDUSD       +25,888円
USDCAD      △29,447
EURGBP       △4,377
TOTAL       +206,859円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +7,129,349円

 

月間戦績(11月)
TOTAL   +106,661,426円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL   +411,349,755円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +523,936,030円

 


 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが土曜日の戦績は、日本時間で土曜日深夜0時に日付が変わってから早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。

 


 

この1週間、CPIやPPIなど通常でしたら発表された数値で大きく値が動く事がある指標発表が多くございましたが、もう、そんなの完全無視で「ドルだけ買っとけばいいや」と言う大きな流れを先週から引き継ぎ、怒濤とも言える一方通行なドル買い相場でして、ドル円で約4円=400pips、ユーロドルで約300pips、ポンドドルで約200pipsほど1週間でドル高が進行しました。

この中で、円とユーロの2つに関しましては、あの米大統領選挙一般投票がありましたこの前の週から、ほぼ売られっぱなしの状況でして、俗に5本足と言われる英国時間を基準にしました日足チャートで見ますと、この2週間の10営業日中でドル円は2日だけ実体の小さな陰線を付けただけで他8日は全てドル買いの陽線日、ユーロドルは10営業日全てがドル買いの陰線日となりました。

ただ、ポンドドルに関しては、この1週間は若干のポンド安となったのですが、その前の米大統領選が行われた週でもポンド買いが進んでおりまして、月足で見た時にドル売りポンド買いが進んでいる陽線なんです。これポンドドルだけでして、私が他に取引している対米ドル通貨ですと、円やユーロはもちろん、豪ドルや加ドルもドル高、そして私が取引していないニュージーランドドルやスイスフランもドル高で進行しております。

ここまで世の中全体の流れでドル高なのにも関わらずポンドが買われている背景には、行き過ぎたポンド安に対する調整と言うテクニカル的な部分だけでは無く、ファンダメンタルズ的な部分が大きく作用しているかと思います。ある種の加熱相場の中で、流れに逆行出来るのはテクニカルだけでは説明出来ません。株で言えば、大暴落の日にストップ高を付けた銘柄があったとして、それが調整と言う言葉では説明がつかないのと同じです。

そのファンダメンタルズ的な解釈としては、アメリカが今後トランプ効果によって経済が上向きになった時の利益享受国になる可能性と、それに付随してもいるのですが、EU離脱がリスクでは無くメリットになりえる部分にスポットが当たってきたのも要因でしょう。また、英国のEU離脱とアメリカのトランプ大統領誕生と言う、事前に大方は予測していなかった2つの事象が、結果として民意は正しい判断をしていたと言う事になりえる可能性を秘めている共通点で、心理的に作用している部分も若干あるとも思えなくありません。まあ、何年かして「クソ!こんなはずじゃ無かった」とか後悔の言葉や、「やっぱりね」とか諦めの言葉が聞こえてくる可能性もござますが(笑)。