2016/11/10 戦績
昨日はニューヨーク時間終了まで、一昨日から続いておりました米大統領選挙の結果によるドル買いの流れが継続しまして、一旦収束したのはニューヨーク時間が終わった後の東京時間までのインターバルでのことでした。その後、東京時間から欧州時間前半くらいまでは、ある程度のレンジ内でどの通貨ペアも右往左往ならぬ上下をしているだけでして、金融市場の主役は株や債券と言う展開となったようです。
その流れが変わったのがロンドン時間で午前9時、日本時間で午後6時の英国シティの本格始動時刻からです。ドル円は一昨日に越えられなかった106円の壁を抜け、そのまま107円に到達するかの勢いで上昇し、その後何度か107円アタックを繰り返す感じに。ユーロドルは一昨日に抜けられなかった1.09ドルを通過しましても、そのまま落ちる事は無く1.09付近を上下に動くだけの展開に。
あのブレグジットの混乱をその場所で乗り越え、ただでは起きない流石はシティオブロンドンと言った感じでしょうか。あの世界一の大国、アメリカ大統領選挙の結果を受けた為替市況の流れをどうコントロールしていいものなのか、東京や欧州では判断出来ずにいたものを、シティは「継続」と言う判断を下したわけです。
外国為替市場は地理的な場所は関係なく、所詮は現在となってはコンピューター取引システムの集合体とも言えます。今週月曜日のエントリーでも書きましたように、週の始まり月曜日はニュージーランドのウェリントンの銀行での取引から開始するのでは無く、実際にはニューヨークやロンドンの銀行取引から始まっております。
それでも世界が注目する取引は、その時間帯を担う銀行そして通貨がメインプレイヤーでありまして、東京時間であれば当然東京の銀行そして日本円、欧州時間であれば当然欧州金融の中心となるであろうドイツやスイスの銀行そしてユーロ、細かい時間分けではありますが、次の市場のロンドン時間であればシティがそして英ポンドがその役を担い、最後はニューヨーク時間になりアメリカの銀行そして基軸通貨である米ドルの天下です。
東京は判断を避け、欧州も判断をせず、そしてシティがその役目を受けた。実際に、こう言う1回1回の出来事は小さな事なのですが、それでもアメリカ大統領選挙後の1回と言うのは大きな意味があります。何故か、どこか誇らしい気持ちになるのは、長年金融に携わっていた者だからなのか、あるいは英国人でもあるからなのか。
一昨日の日計 57百万円の流れを受けまして、未精算でホールドしていたポジションの清算分なんかも入り昨日の日計も 30百万円と言う事で、米大統領選挙の混乱に乗じて日本時間で2日の間に、87百万円を自動取引で上げる事が出来ました。
そして今年に入ってからの戦績、先日3億円突破とか言っていたのに、もう4億円突破となりました。ついでに、一気に日計が行きましたので、FX専業になってからの累計戦績も同時に5億円突破となりました。「あれ?って言う事は、昨年は自動取引で1億円くらいしか稼いでないの?」と言う事で、なんかちょっと不安に思い、過去のブログを確認してみたところ……
水曜日(12/23) 戦績USDJPY -33,600円EURUSD +78,053円GBPUSD +106,247円AUDUSD -11,009円TOTAL +139,691円
週間戦績(当週)TOTAL +284,681円
月間戦績(12月)TOTAL +12,253,781円
累計戦績(専業になってから)TOTAL +112,469,693円
ああ、112百万円≒1億1千万円しか自動取引で稼いで無かったんですね。いや理由的には分かるんですよ、自動取引システムの大幅増強前でして、何かあった時には今以上に裁量取引をガンガンしてたんです。だから、今のように「ポジション取るのは手動-クローズは自動」と言うのも無く、その分だけ自動取引として計上されていた分が少なかったんですね。ああ、税金はちゃんと払ってますよ、税金はちゃんと(汗)。
それにしても、株式市場も昨日は大盛り上がりでしたね。昨日のエントリーでは「CME日経先物が "+1,000円" は珍しい」とハシャギまして、後から追記で画像アップなんかしてみたのですが、今日は現物で「日経平均が前日比 "+1,092円" は珍しい」と言う画像をアップしておきます(笑)。
私、こう言う「記録」とか「節目」とか大好きでして、よく「女みたい」とか言われますけど、別にいいじゃないですか、ねぇ?