2016/06/14 戦績
2016/06/14 火曜日 戦績
通貨ペア(06/14)
USDJPY +84,700円
EURUSD +144,899円
GBPUSD +106,523円
AUDUSD +51,311円
USDCAD +82,057円
EURGBP +26,403円
TOTAL +495,893円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,099,639円
月間戦績(06月)
TOTAL +9,509,607円
年間戦績(2016年)
TOTAL +121,076,234円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +233,662,509円
bot更新による戦績数字だけだと寂しい感じなので、百人一首でも一歌づつ載せていきます。
小倉百人一首
88番歌
なにはえの あしのかりねの ひとよゆえ
難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ
難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや こひわたるべき
身を尽くしてや 恋ひわたるべき
身を尽くしてや 恋ひわたるべき
こうかもんいんのべっとう
皇嘉門院別当
皇嘉門院別当
本日、人名がやたら登場しますので、いつも頑張って敬称"さん"を付けておりますが、今日だけ省略です(笑)。まあ、そもそも"さん"付けが失礼だったりもするわけですが、いつもは親しみを込めてしております。
皇嘉門院別当、女性歌人でして、この時代の多くの女性と同じように本名は分かりません。"皇嘉門院" に仕え "別当" をされていた方です。"皇嘉門院" とは、崇徳天皇の奥様でいらっしゃる中宮の藤原聖子でして、"別当" とは、この場合は聖子の生活を引き受ける院の責任者で家政ならぬ院政の長となり、立場は非常に高い方です。
その高い立場ゆえ、主人である聖子の弟の藤原兼実(後の九条兼実で九条家の祖)が主宰する歌合にも登場し、歌が残っております。兼実、聖子とは異母姉弟でしたが猶子*1となり、同じく異母兄弟である藤原基実(後の近衛で近衛家の祖)の猶子ともなります。兼実のお母の立場は微妙に弱かったのですが、聖子の母は藤原宗通の娘で藤原宗子、基実の母は源国信の娘で源信子と言うチート状態の2人の猶子となる事で、最終的には摂政・太政大臣・関白を勤めます。同じ母の兄弟には、藤原兼房や慈円和尚、異母兄弟には二条天皇の中宮になった藤原育子、藤原基房(後の松殿基房で松殿家の祖)や信円和尚がおります。
正に「藤原忠通帝国」の始まりの体でして、その藤原忠通の第一子で、正室であった藤原宗子の長女、聖子の別当と言えばどれほどの者であったか。
歌の方は、これはまた大胆な歌でして「一泊した旅先でゴニョニョしたら、やべえ本気になりそうだわ、ウハ♡」って歌です(笑)。ただ、彼女くらいの立場の方ですと、歌が示唆するような本当の行きずりの恋はあり得ないでしょうから、若い近衛か誰かと致してそれを綺麗に歌い、もしかしたらこの歌を詠んだ歌合の時に本人も近くに居て「おい、逃げられると思ってるんじゃねえぞ!」と釘を刺していたのかもしれません(笑)。
botによる更新
*1:義兄弟姉妹など近い者同士で縁組を行い、養子縁組が実親子関係を強制するように、猶子は養子より緩い親子関係を擬制するもの。当然、現代の民法では存在しません。