FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2016/03/17 戦績

2016/03/17 木曜日 戦績

 


 

通貨ペア(03/17)
USDJPY      +872,200円
EURUSD    +2,988,766円
GBPUSD    +1,317,007円
AUDUSD      +203,251円
USDCAD      +372,060円
EURGBP       +73,213円
TOTAL     +5,826,497円

 

週間戦績(当週)
TOTAL     +7,464,732円

 

月間戦績(03月)
TOTAL    +18,209,144円

 

年間戦績(2016年)
TOTAL    +59,543,795円

 

累計戦績(専業になってから)
TOTAL   +172,130,070円

 


 

いま英国は日本から見て前日、3月17日午後5時を回ったところです。

 

最近、大相場が多いのですが、これあまり好ましくないんですよね。いや、利益出てるから文句言う筋合いは全く無いのですが、ちょっとした事で過敏に反応する相場と言うのは経済に対して懐疑的になっており、何を信じていいのか不明瞭になっている証拠でもあります。
為替レートと言うのは国と国の経済のバランスがメインで、そこに政治的な安定度や成長度合いのパーセンタイルを加味したりして、均衡が取れた価格がある通貨ペアの価格になるわけです。それがガンガン動くと言う事は、その何かのバランスが上手に取れていない証拠でして、それが全世界でグチャグチャ大相場を頻繁に形成していると言う事は、やはりそれだけで問題なんですよね。

 

例えばユーロドル、米国と欧州の各種バランスの上で価格が決定されますが、米国と日本のバランス、そして、欧州と日本のバランスも無視出来ません。仮に米国と欧州だけのバランスが崩れたとして、ユーロドルでユーロ売りが発生したとしても、そうするとドル円とのクロスであるユーロ円も円高に自動的になります。でも、円はユーロに対して高い価値で無ければどこかで抑制されますので、結果としてドル円相場がユーロドルに影響を与えるわけです。
本来世界的なバランスを調整するのは基軸通貨である米ドルの役目ですが、その「米ドル=米国自体」が経済の先行き不透明な感じになっている事が、為替レートが動きやすい今現在の一番の原因ではあるわけですが、それだけでは無いと思います。

 

一つには、基軸通貨と言う物に対して強くなりすぎたユーロが問題なのかなと思ってます。今まででしたら、何か問題があれば手放しで米ドルに抱きつけば解決した問題が、米ドルに抱きつくだけではユーロからの影響を無視出来なくなってきているのかなと言う気がするんです。それは、経済的な問題であっても、戦争や有事の際の地政学的リスクにおいてもです。

 

どこか一国の思惑で金利・発行量など価値が変化する米ドルのような、どこかの国に属する通貨が基軸通貨であるのは、今後は不適当なのかもしれません。もしそう言う事になれば、もしかしたら仮想通貨のような完全に「理論的な≒理想的な」どこの誰にも制御されない通貨が、22世紀の基軸通貨になるのかもしれません。

 

 

でまあ、そんな小難しい事はいいのですが、最近はこの大相場で乗りに乗ってる感じですが、ちょうど本格的なシステムトレードを開始して1年経過し、証拠金も随分と積み増ししたので(不動産担保の借金ですが……)、タイミング的にバッチリだったと思います。
これ、専業として始めたのが今年からだったら、同じくらいの証拠金を使っても、ここまで利益は出せてません。それと、最近たまにやってる指標時の裁量トレードまでやる余裕は、全く無かったと思います。

 

このイケイケ為替相場が、いつマッタリ為替相場に移行して全く稼げなくなるか分かりませんので、稼げるうちに稼がないとならない事を考えますと、前半で大局観で書いた経済の事なんて実はどうでもよくて、実際には「Welcome Boom!(大相場、いらっしゃい!)」なんですよね(笑)。
 
あっ、ユーロドルだけ実績が極端に大きいのは、米ドルに対する敏感さが一番大きいのが今はユーロなので、ユーロメインに設定しておいた事と、裁量トレードにも参戦したので、証拠金という懐具合との相談があったので、全通貨ペアを満遍なく取引させられなかったと言う事情があります。
 
そんな感じで。