FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/04/23 戦績

 2021/04/23 金曜日 戦績

USDJPY         +73,300円

EURUSD         +96,633円

GBPUSD        +121,506円

AUDUSD         +29,448円

NZDUSD         +27,476円

USDCAD         +31,222円

USDCHF         +23,949円

EURJPY         +73,600円

GBPJPY        +185,500円

AUDJPY         +29,400円

NZDJPY         +30,800円

CADJPY         +45,200円

CHFJPY         +36,600円

EURGBP         +46,962円

EURCHF                -

TOTAL         +851,596円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,675,320円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +17,627,830円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +81,077,035円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +706,327,441円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,086,327,456円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、あまりいいネタ金融イベントも無い一日だったため期待せずにおりました。午前8時50分の日本の消費者物価指数(CPI)は値動きへの期待感としては全く無いですし、とりあえず午後3時の英国の小売売上高かな~と思っておりましたところ、素の数字もコアも、前月比も前年比も、

英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +2.2%
+2.1%
+1.5% +5.4%
小売売上高(前比)  -3.6%
 -3.7%
+3.5% +7.2%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比) +2.5%
+2.0%
+2.0% +4.9%
コア小売売上高(前比)  -1.0%
 -1.1%
+4.5% +7.9%

ぶっちぎりだった(笑)

 

ところが、なんと為替相場ではガン無視されまして⇩

その後ロンドン市場がオープンしますと、直前までFTSE100先物が低空飛行だったのに英株は上昇して開始、それに合わせてポンドも買われ急上昇する展開となりまして、ややモヤモヤ感が募ります。

昨日はドル円も東京株寄り付きで急落からの連れ安になってまして、その後は欧州時間序盤までずっと低空飛行でした⇩ 

午後9時になり、ニューヨーク証券取引所の時間外プレセッションが始まりますと、またしてもダウ先物につられ安の展開となりまして、「もう今日はそのパターンしか無いんだろう」と高をくくっておりましたところ、午後10時半にオープンしたニューヨーク株式市場では、なんと、ダウと逆行しやがった。

まあ、当初10分程度の逆行でしたから別にいいんですけど、そうやって裏切られた事が過去に何度も何度も何度も何度もあるんで若干のトラとか馬とかです(笑)。


 

昨日、日銀の黒田総裁が衆議院の査問委員会財務金融委員会での質問への答弁で、またコレ⇩言ってました。

jp.reuters.com

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質問したのはいつもの前原誠司くんでして、まあ、忘れた頃に話題として掘り返してくれるのはありがたいと言ったところでしょうか(笑)。早く日銀が出口戦略を具体的に検討できる世の中になって欲しいと願うところです。 


 

3月の百貨店売上高が昨日公開されてました。昨年は3月から極端に売上が下がっていたため、前年比で見ると⇩こうなっちゃうんですよね~

日本国3月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)既存店
年(2020年)
-10.7% +21.8%
百貨店売上高(東京)既存店
年(2020年)
-13.5% +18.5%

最近はスーパーマーケットの業界団体による売上高発表や、政府観光局の訪日客統計なんかでも、前年比だけではなく、前々年の2019年との対比が同時に発表になってまして、極端なイレギュラーが無い2019年との比較が今年も妥当な気がします。

日本百貨店協会が公表する数値としては前々年比は無かったんですが、公表されている売上から独自に計算しましたところ、こんな感じになりました⇩

日本国3月
1430JST
前回値
2019年対2020年
市場予想
(中心値)
結果
2019年対2021年
百貨店売上高(全国)全店ベース
々年(2019年)
-23.6% -20.8%
百貨店売上高(東京)全店ベース
々年(2019年)
-24.9% -22.6%

注意点としては、公表されている売上の数字が店舗調整を行った既存店だけの売上高が無いため、この前々年比も店舗調整前の全店ベース(新規店や大規模改装を行った店舗も含む)ところなんですが、こんだけのマイナスなので、その辺りはあまり気にしても仕方ないように思えます。

明日25日から東京や大阪など4都府県に非常事態宣言が発令される事になりまして、今回は百貨店や大型ショッピングセンターなどにも休業協力金が支払われる事なったそうですが、その額が百貨店や大型ショッピングセンターなどに20万円(笑)。いや、ほんと笑ってしまうんですが、要請無視で営業した方が遥かにマシでしょう。

www.sankei.com

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さすがに大企業ですら自助努力でなんとかできるレベルを超えてきてますし、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まってる現状で、ワクチンの接種が国民の大多数まで完了するまでの道筋を示し、一気に支援する部分は支援して、ダラダラの連鎖倒産だけは防いで欲しいと切に願います。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国4月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数
速報値
-16 -12 -15
日本国3月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国消費者物価指数
(前比)
 -0.4%  -0.2%  -0.2%
全国消費者物価指数コア
(前比)
 -0.4%  -0.2%  -0.1%
全国消費者物価指数コアコア
(前比)
+0.2% +0.3% +0.3%
日本国3月
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
百貨店売上高(全国)既存店
年(2020年)
-10.7% +21.8%
百貨店売上高(東京)既存店
年(2020年)
-13.5% +18.5%
日本国3月
1430JST
前回値
2019年対2020年
市場予想
(中心値)
結果
2019年対2021年
百貨店売上高(全国)全店ベース
々年(2019年)
-23.6% -20.8%
百貨店売上高(東京)全店ベース
々年(2019年)
-24.9% -22.6%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +2.2%
+2.1%
+1.5% +5.4%
小売売上高(前比)  -3.6%
 -3.7%
+3.5% +7.2%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コア小売売上高(前比) +2.5%
+2.0%
+2.0% +4.9%
コア小売売上高(前比)  -1.0%
 -1.1%
+4.5% +7.9%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
公共部門純必要額 +143.64億ポンド
+141.62億ポンド
+192.25億ポンド
公共部門純借入額 +153.12億ポンド
+184.13億ポンド
+272.71億ポンド
公共部門純借入額
(金融部門除く)
+160.46億ポンド
+191.47億ポンド
+280.05億ポンド
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売売上高(前比)
暫定発表
 -0.7% +0.9%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅販売件数(年換算)  84.6万件
 77.5万件
 88.6万件 102.1万件
新築住宅販売件数(前比)  -16.2%
 -18.2%
+12.0% +20.7%

 


=別表= 購買担当者景気指数・主要国速報値 最新04/23

オーストラリア4月
04/23 0800JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
57.0 56.8 59.6
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
56.0 55.9 59.8
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
56.2 55.5 58.6
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
56.2 55.5 58.8
日本国4月
04/23 0930JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
52.0 52.7 53.3
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
52.0 53.3 54.2
サービス業購買担当者景気指数
速報値
46.5 48.3 48.3
(複合)購買担当者景気指数
速報値
48.3 49.9 50.2
フランス4月
04/23 1615JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
58.8 59.3 59.2
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
57.6 58.3 57.6
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
47.8 48.2 50.4
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
49.5 50.0 51.7
ドイツ4月
04/23 1630JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
66.6 66.6 66.4
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
68.5 68.9 67.7
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
50.8 51.5 50.1
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
56.8 57.3 56.0
ユーロ圏4月
04/23 1700JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
62.4 62.5 63.3
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
63.0 63.3 63.4
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
48.8 49.6 50.3
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
52.5 53.2 53.7
英国4月
04/23 1730JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
57.9 58.9 60.7
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
55.6 56.6 59.1
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
56.8 56.3 60.1
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
56.6 56.4 60.0
米国4月
04/23 2245JST
前回値
(速報値)
前回値
(確定値)
結果
(速報値)
製造業購買担当者景気指数
速報値(加重平均ベース)
59.0 59.1 60.6
製造業購買担当者景気指数
速報値(生産ベース)
54.5 55.6 57.2
サービス業購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
60.0 60.4 63.1
(複合)購買担当者景気指数
速報値(IHS Markit発表)
59.1 59.7 62.2

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
04/23 2600JST
(04/24 0200JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
344 343
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
439 438

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2021/04/22 戦績

 2021/04/22 木曜日 戦績

USDJPY         +42,700円

EURUSD        +134,532円

GBPUSD        +188,481円

AUDUSD         +24,305円

NZDUSD         +33,786円

USDCAD         +91,267円

USDCHF         +26,048円

EURJPY         +93,700円

GBPJPY        +236,800円

AUDJPY         +33,900円

NZDJPY         +35,600円

CADJPY         +64,400円

CHFJPY         +20,500円

EURGBP         +38,133円

EURCHF                -

TOTAL       +1,064,152円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,823,724円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +16,776,234円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +80,225,439円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +705,475,845円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,085,475,860円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後8時45分、欧州中央銀行ECBが2日間の金融政策理事会を終え、決定した金融政策を発表しました。政策金利は従前のまま据え置き⇩ 

欧州中央銀行(ECB)
04/22 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

金融政策についても、注目されていた「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP) 」の縮小も行われず 1兆8500億ユーロのまま現状維持となり、いつものように「いざとなったらすぐやる」で終了となりました⇩

www.bloomberg.co.jp

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また、午後9時半から行われましたECBラガルド総裁の会見でも、特に目新しい事もなく「テーパリングの協議は時期尚早」とまで言い切りました⇩ 

www.nikkei.com

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これらまとめて、外国為替での影響は、

金融政策発表時点ではいつものように特に大きく反応はなく、今回は会見開始時点でもラガルド総裁の発言をよく確認してから動こうと言う「当たり前なんだけど」なぜか「慎重派」と言われる皆さんが多かったようでして、会見が始まりインフレ見通しと為替レートに言及がありますと「今までと変わらねえな~」的な反応で、このまま本当に何も無いんじゃないか?的な安心感からなのかユーロが若干買われ出し、迎えましては午後10時ちょうどくらいに「テーパリングの協議は時期尚早発言」が出ますと、一気にユーロ大放出で今回の金融政策発表イベントは終了しました。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

一番上にある中国の指標なんですが、これ国際送金システムでの取り扱い高の前年比でして、着実に対中国との送金は増えております。一番金額を膨らませる要因としては資本取引なんですが中国の場合は規制が大きいため、やはり貿易実需が伸びているのも大きな理由になっているのでしょう。なんだかなんだ言っても、やっぱりまだまだ世界の工場としての機能は失われていないかと思われます。

中国3月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
SWIFT人民元取扱高
(前同期間比)
+2.20% +2.49%
スイス3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +36.74億CHF
+36.99億CHF
+29.00億CHF +58.17億CHF
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数  99.0
 97.9
 98.0 103.8
INSEE企業景況総合指数  96.8
 96.6
 95.0  95.3
イタリア2月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +1.3%
+1.4%
+0.7%
製造業新規受注(前比) +3.4%
+3.2%
+0.3%
イタリア2月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業売上高(前比) +2.6%
+2.5%
+0.2%
製造業売上高(前比)  -1.6% +0.9%
英国4月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CBI製造業受注指数   -5  +2   -8
CBI製造業販売価格指数 +20 +27
アイルランド3月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比) +0.7% +1.0%
卸売物価指数(前比) -14.0% -10.1%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  58.6万件
 57.6万件
 61.7万件  54.7万件
失業保険継続受給件数 370.8万件
373.1万件
366.7万件 367.4万件
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新築住宅価格指数(前比) +1.9% +1.4% +1.1%
新築住宅価格指数(前比) +7.0% +7.3% +7.9%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数  -0.1%
+0.2%
+1.0% +1.3%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売件数(年換算) 624万件
622万件
619万件 601万件
中古住宅販売件数(前比)  -6.3%
 -6.6%
+0.8%  -3.7%
ユーロ圏4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
速報値
-10.8 -10.5  -8.1
米国4月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
KC連銀製造業景況指数(総合)
前月対比現況指数
+26 +28 +31
KC連銀製造業景況指数(生産)
前月対比現況指数
+23 +19 +40

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(04/16分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)  +61Bcf  +49Bcf  +38Bcf

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2021/04/21 戦績

 2021/04/21 水曜日 戦績

USDJPY         +55,600円

EURUSD         +85,049円

GBPUSD        +141,396円

AUDUSD         +29,765円

NZDUSD         +31,403円

USDCAD         +62,113円

USDCHF         +33,678円

EURJPY        +129,500円

GBPJPY        +157,100円

AUDJPY         +27,700円

NZDJPY         +25,300円

CADJPY         +80,900円

CHFJPY         +32,600円

EURGBP         +22,849円

EURCHF                -

TOTAL         +914,953円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,759,572円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +15,712,082円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +79,161,287円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +704,411,693円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,084,411,708円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後11時カナダ中銀のカナダ銀行が今後の金融政策を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通り据え置き、 

カナダ銀行(中央銀行)
04/21 2300JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

金融政策については、金融緩和措置の一環として行われている国債買い入れの購入目標金額を、従前の週40億加ドルから10億加ドル減額の週30億加ドルに縮小するとの決定を行い、また、金利据え置きの目処を従来2023年としていたものを2022年後半と早める事になり、

jp.reuters.com

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これを受け加ドルは大きく買われる事態となっておりました⇩

先進国中銀の中では最も早い金融緩和終了示唆とも言え、その裏付けとして国債買入額の減額を伴っているため発表後1時間で対米ドル 150pipsを超えるような大幅な上昇(チャート的には下降)を見せる事になったのかと思われます。

 

それにして、昨日はドル円の値動きが非常にグッチャグチャでして、特に東京時間には「どうしてここまで?」と言うようなノコギリ刃を作るような勢い⇩

加ドルの全く不動とは正反対でして、いつもならチャートを逆にしたらちょうどいいくらいの感じです(笑)。前日から円とスイスフランだけ別働隊のような感じになってまして、リスク回避で買われるわけでもなく、一体どうしたいのか判断が難しいところです。 

ここ最近は、特に木曜日から相場がガラッと変わる事が多いので、今日辺りから美しい値動きを期待したいところです。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

NZL第1四半期(1-3月)
0745JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(CPI)
(前比)
+0.5% +0.7% +0.8%
消費者物価指数(CPI)
(前比)
+1.4% +1.4% +1.5%
オーストラリア3月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者期待インフレ指数 +0.16%
+0.01%
+0.38%
オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)
速報値
 -0.8% +1.0% +1.4%
日本国3月
1300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
食品スーパーマーケット売上高
全店(前比)
 -0.4%  -3.7%
食品スーパーマーケット売上高
既存店(前比)
 -1.1%  -4.1%
日本国3月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国スーパーマーケット売上高
全店(前比)
+2.1% +5.5%
全国スーパーマーケット売上高
既存店(前比)
 -2.1% +1.3%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数
(前比)
+0.1% +0.4% +0.3%
消費者物価指数
(前比)
+0.4% +0.8% +0.7%
消費者物価指数コア
(前比)
  0.0% +0.3% +0.4%
消費者物価指数コア
(前比)
+0.9% +1.1% +1.1%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数 296.0 297.2 296.9
小売物価指数
(前比)
+0.5% +0.4% +0.3%
小売物価指数
(前比)
+1.4% +1.6% +1.5%
小売物価指数コア
(前比)
+0.5% +0.4% +0.3%
小売物価指数コア
(前比)
+1.6% +1.8% +1.6%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
(前比)
+0.7%
+0.6%
+0.5% +0.5%
生産者物価指数
(前比)
+0.9% +1.7% +1.9%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数コア
(前比)
+0.3%
+0.1%
+0.4%
生産者物価指数コア
(前比)
+1.7%
+1.4%
+1.7%
日本国3月
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
訪日外国人数
(前々年(2019年)比)
-99.7 -99.6
訪日外国人数
(前年(2020年)比)
-99.3 -93.6
訪日外国人数(永住者等除く) 0.74万人 1.23万人
日本国 年初来(1-3月)
1615JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
訪日外国人数
(前々年(2019年)比)
-99.0 -99.2
訪日外国人数
(前年(2020年)比)
-98.3 -98.3
訪日外国人数(永住者等除く) 5.39万人 6.62万人
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.5% +0.6% +0.5%
消費者物価指数(前比) +1.1% +2.3% +2.2%
消費者物価指数コア(前比) +0.3% +0.5% +0.3%
消費者物価指数コア(前比) +1.2% +1.4% +1.4%

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(04/16分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -589.0万バレル   +59.4万バレル  
ガソリン在庫(前比) +30.9万バレル   +8.5万バレル  
中間留分在庫(前比) -208.3万バレル   -107.3万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +34.6万バレル   -131.8万バレル  
原油輸入量(前比) +44.3万バレル   -41.6万バレル  

 


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2021/04/20 戦績

 2021/04/20 火曜日 戦績

USDJPY         +75,000円

EURUSD        +104,497円

GBPUSD        +186,424円

AUDUSD         +35,216円

NZDUSD         +36,552円

USDCAD         +29,783円

USDCHF         +41,276円

EURJPY         +69,300円

GBPJPY        +280,900円

AUDJPY         +33,200円

NZDJPY         +31,700円

CADJPY         +46,000円

CHFJPY         +19,900円

EURGBP         +35,115円

EURCHF                -

TOTAL       +1,024,863円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,844,619円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +14,797,129円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +78,246,334円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +703,496,740円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,083,496,755円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午前10時半、豪州中銀RBAが前回4月6日に開催の金融政策委員会議事要旨を公開しました。

jp.reuters.com

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正直、声明文を超えるような凄い内容の発表はありませんでした。一応それでもこの発表を受けた市場のほうは?と言いますと、まるで豪ドルはRBA議事要旨の公開を受けて買われたように見えるんです。が、

いつもニコイチのNZドルだけでなくユーロも、そしてポンドですら午前10時半からドル売りに動き始めてまして、特に豪ドルが議事要旨の公開によって動いたと言うわけでは無さそうです。

同時に反応が無かったのは円とスイスフランくらいで、よく言われる逃避通貨だけそのような状態だったのはなんででしょうかね?昨今のアメリカでのリスクを考えた米ドル売りと言うのであれば、円やスイスフランは真っ先に食らいついてもおかしくない通貨です。 


 

昨日は、株屋さんの皆さんが大騒ぎしておりましたが、随分と日経平均も下げ、アジア株も全般的に下げ基調、続く欧州株も瀕死の状態、最後ダウもダダ下がり(笑)。笑い事ではないんですが、上がって儲かる人もいれば、下がって儲かる人もいるわけでして、中には昨日の下げで笑いが止まらない方もいるんじゃないでしょうか。

信用口座や証拠金取引口座を使った積極的な売り戦略でなくても、「下がると思って一旦手仕舞い、下がったところで買い戻し」は立派に値下げで利益を得てますから、例え株を始めたばかりで現物口座しか持ってない方でも、十分に売りで利益を得る事は可能です。

まあ、中には「下がる前に日経平均売って高みの見物~」とか言っておられた、ほとんどセミプロのような状態の方がいたようですけど(笑)。


 

昨日こんなニュースがありました⇩

www3.nhk.or.jp

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ネット犯罪ですと、日本は非常に対応がお粗末な事が毎回なんですが、今回のコレ⇧はサーバーを偽名で契約した者のところまではたどり着いたようです。

ただこれ、ネット犯罪の捜査能力が高くなったのではなく、日本の警察が得意とする地道な捜査に持ち込めたからだと思うところでして、JAXAのサイバー攻撃に使われたIPアドレスを持つ企業に対して利用者の情報開示をさせ、支払い情報から、コンビニ払いであればコンビニの防犯カメラなど、銀行振込であればATMの防犯カメラなどから個人を特定したんだと思われます。日本の捜査機関も、本当の意味でネット犯罪の捜査能力が高くなる事を期待したいところです。

うちのサーバーにブルートフォースアタックしてくる連中を捕まえてください(笑)。笑い事では無いんですが、地味にうざいです。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

中国人民銀行(中央銀行)
(PBOC)

04/20 1030JST
現状 市場予想 結果
短期(1年)ローンプライムレート
(事実上の政策金利)
3.85% 3.85% 3.85%
長期(5年)ローンプライムレート 4.65% 4.65% 4.65%

 

日本国3月
1000JST
前回値 結果
白物家電出荷額
(前比)
+16.4%  +8.9%
日本国2月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
第三次産業活動指数(前比)  -1.7% +0.5% +0.3%
日本国3月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コンビニエンスストア売上高
全店(前比)
 -6.2% +2.4%
コンビニエンスストア売上高
既存店(前比)
 -5.3% +1.9%
英国3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業保険受給者数増減  +67,300人
 +86,600人
+150,000人  +10,100人
失業率(失業保険申請ベース) 7.3%
7.5%
7.5% 7.3%
英国2月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率(ILO方式ベース) 5.0% 5.1% 4.9%
英国2月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
週当たり平均賃金
前3ヶ月前年比(手当込み)
+4.8% +4.8% +4.5%
週当たり平均賃金
前3ヶ月前年比(手当なし)
+4.3%
+4.2%
+4.2% +4.4%
ドイツ3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.7% +0.6% +0.9%
生産者物価指数(前比) +1.9% +3.3% +3.7%

 


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2021/04/19 戦績

 2021/04/19 月曜日 戦績

USDJPY         +65,400円

EURUSD         +71,218円

GBPUSD        +243,306円

AUDUSD         +27,124円

NZDUSD         +31,495円

USDCAD         +23,715円

USDCHF         +58,077円

EURJPY         +36,600円

GBPJPY        +140,600円

AUDJPY         +13,300円

NZDJPY          +9,400円

CADJPY         +31,500円

CHFJPY         +26,100円

EURGBP         +41,921円

EURCHF                -

TOTAL         +819,756円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +819,756円

 

月間戦績(4月)

TOTAL      +13,772,266円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +77,221,471円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +702,471,877円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,082,471,892円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

特に目立った材料は無かったハズなんですが、また随分と極端にドル売りとなった月曜日でした。特にポンド⇩


これじゃ、まるでポンドみたい(笑)

いや、私の中で現在のポンドは以前の極端な値動きばかり繰り返すポンドとは別物の感覚でして、言ってみたら今のポンドはニューポンドのようなもの、少しは落ち着いて極端なイジられ方はしなくなっていたと思っていたんですが、やっぱりポンドはポンドのようです。

これ、美しく動いてくれているうちは大変結構なんですが、大きな振れ幅でグチャグチャと動かれますと、なかなか大変です。雇用統計全盛時代だった一昔前がそんな感じでしたが、歴史は繰り返し雇用統計は再隆し、ポンドもグチャグチャに戻るんでしょうか?(笑)。

 

昨日午前8時半、日本の3月の通関ベース貿易収支が発表されまして、事前の市場予想通りに黒字となりました。また、3月分が発表になったと言う事で2020年度トータルの数字も出まして2020年度は黒字となり、黒字となったのは3年ぶりのようです。

面白いのは、一般紙は2020年度全体での黒字報道メイン

www.yomiuri.co.jp

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日経など経済専門誌や金融系通信社はいつもと同じ単月報道メイン

www.nikkei.com

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一部では、どうしてもネガティブにしたいところも(笑)。

www.jiji.com

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ところで日本の貿易収支には、昨日発表になりました「通関ベース」と毎月初旬に発表になります国際収支の一部として発表されます「決済ベース」の2種類があります。凄く簡単に言えば、モノが日本から出入りしたら「通関ベース」、モノの動きは関係なく帳簿上で海外とのやり取りが完了したら「決済ベース」に計上されまして、凄く長い目で見たら同じになる、ハズなんですが、そこには計上されるモノの範囲が違ったりして微妙に異なっているです。

例えば、物理的なモノとして超える事ができないサービスなんかは、通関ベースには反映せず決済ベースだけになりますし、輸入したモノに関する運送料や保険料などは通関ベース・決済ベース双方に反映するのに、輸出したモノに関する運送料や保険料などは通関ベースには反映しておりません。

つまり「輸出はなるべく低い金額、輸入はなるべく高い金額」になるように集計しているとも言え、どうにかして貿易黒字を低く見せたい姑息な手段と、言えなくもないような気もします(笑)。そんな中で、一番下の記事の時事通信がタイトルで指摘しているように、今回の貿易黒字は輸出額の減少からの「貿易黒字になっちゃったよ」的な言わば棚ぼた貿易黒字なわけでして、貿易黒字が国際間でのやり玉に上がる事が多い昨今、あまり嬉しい貿易黒字では無いかと思います。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

英国4月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ライトムーブ住宅価格
(前比)
+0.8% +2.1%
ライトムーブ住宅価格
(前比)
+2.7% +5.1%
日本国3月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易統計(収支)・速報値
通関ベース・季節調整
+2159億円 
+2174億円 
+4932億円  +6637億円 
貿易統計(収支)・速報値
通関ベース・季節調整
-110億円 
-387億円 
+2129億円  +2978億円 
オーストラリア3月
1200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
HIA新築住宅販売件数
(前比)
+22.9% +90.3%
日本国3月
1300JST
前回値 結果
新築マンション発売戸数
首都圏(前比)
+50.7% +44.9%
新築マンション発売戸数
近畿圏(前比)
+66.0% +18.8%
日本国2020年度
1300JST
前回値
2019年
結果
2020年
新築マンション供給戸数
首都圏(前比)
-13.1% +1.7%
新築マンション供給戸数
近畿圏(前比)
-22.0%  -7.0%
日本国2月
1330JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)確定値
 -2.1%  -1.3%
鉱工業生産
(前比)確定値
 -2.6%  -2.0%
日本国2月
1330JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
設備稼働率(前比) +4.7%  -2.8%
ユーロ圏2月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支・季節調整 +347億ユーロ 
+305億ユーロ 
+259億ユーロ 
経常収支・季節調整 +56億ユーロ 
+58億ユーロ 
+133億ユーロ 
スイス 週次
1700JST
前回値 結果
当座預金残高(国内銀行のみ) 6兆2750.7億CHF 6兆3337.4億CHF
当座預金残高(外国銀行含む) 7兆0133.6億CHF 7兆0154.0億CHF
イタリア3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +7.10億ユーロ  +37.37億ユーロ 
ユーロ圏2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比) +0.8%  -2.1%
建設支出(前比)  -2.6%
 -1.9%
 -5.8%
カナダ3月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数 27.56万件
24.59万件
25.00万件 33.52万件

 


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