2021/04/02 戦績
USDJPY +83,600円
EURUSD +90,933円
GBPUSD +157,624円
AUDUSD +36,713円
NZDUSD +35,239円
USDCAD +48,093円
USDCHF +51,478円
EURJPY +270,400円
GBPJPY +344,500円
AUDJPY +42,000円
NZDJPY +46,300円
CADJPY +36,500円
CHFJPY +22,400円
EURGBP +4,336円
EURCHF -
TOTAL +1,270,116円
週間戦績(当週)
TOTAL +5,225,399円
月間戦績(4月)
TOTAL +2,619,685円
月間戦績(3月)
TOTAL +22,277,171円
年間戦績(2021年)
TOTAL +66,068,890円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +691,319,296円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,071,319,311円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
昨日午後9時半、米雇用統計の発表がありました。
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結果は既に皆さんご存知かと思われますが、農業部門雇用者数など雇用者数の基礎数値だけは前月比で随分と上振れした感じでして、失業率などの割合で見ますと、ほぼ、どの指標も事前の市場予想に近い結果となっておりました。
米国2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | +46.8万人 +37.9万人 |
+64.7万人 | +91.6万人 |
失業率 | 6.2% | 6.0% | 6.0% |
労働参加率 | 61.4% | 61.5% | 61.5% |
特に、いつも私が重用している失業率と労働参加率については、事前の市場予想をしていた各社の中心値どおりの値となり、もしこれで文句を言おうものならバチが当たりそうです(笑)。
そう言えば、このバチが当たると言うのは、考えの根底に仏教的な要素があるようでして、キリスト教徒を標榜する私が本来は使うべきものでは無いのでしょうが、既に日本語の慣用句となっているためご容赦いただきたい感じです。同じ様なことに、誰かが亡くなった際に「ご冥福をお祈りする」と言うものがありまして、キリスト教ではご冥福をお祈りはしないのですが、近親者が亡くなって打ちひしがれている方に「キリスト教では冥福は祈らないので、亡くなった方が信じた教義によった死後の導きがありますように」なんて言おうものなら、その後のお付き合いが無くなりそうです。ここは、相手の立場に合った言葉、相手が望むであろう言葉をお伝えする方が適切でしょうから、私の場合は「ご冥福をお祈りする」こともあります。あくまでも、相手様が冥福する事を希望されているので、そのご希望ば叶うように祈っていると言うことです。いつものように話しが脱線してしまいましたが、雇用統計の話しに戻ります。
失業率が 0.2ポイント低下したと言う事は、潜在的な労働参加者が 0.2ポイント減少した事となりまして、労働参加率は実際に就労している人と失業率の計算に含まれる人で構成されているますから、労働参加率が 0.2ポイント低下する可能性があると言う事になります。
つまり、「非農業部門雇用者数が前月比でどれくらい増減したのか」と言うパッと見の数字も全て労働参加率に包括されているわけでして、もっと言えば、「非農業部門雇用者数の前月比」なんて言うものは、労働参加率の計算上で使われた基礎数値から切り取った見るのに都合がいい数字でしか無いわけです。これが、毎回の変化が10万から30万程度で推移していた頃でしたらある程度の参考になったでしょうが、昨年からのように、百万、千万単位で動くとなると何の参考にもなりません。最近落ち着いてきたところで、過去1年程度の移動平均で見るとまだまだ恐ろしくブレた数字のままです。
こんな事、私が講釈垂れるまでもなく本職の金融屋さんは常識として知っているわけでして、雇用統計で非農業部門雇用者数が大きくブレても外国為替市場が高反応しないのもわかります。
ただ、その金融屋さんたちが連休で参加しない今回の雇用統計は、もうちょっと乱雑に動いてくれるかと思ったら、やっぱりダメでしたか(笑)。
私がいつも気にしている U6失業率と言うものがあります。U6失業率と言っても「アンダー6=6歳以下の失業率」と言うわけではありません(笑)。
米国2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
U6失業率 | 11.1% | - | 10.7% |
このU6失業率と言うのは、「仕事があればするけど積極的に就職活動をしていないため失業率に含まれない方」と「フルタイムで働きたいけどパートタイムしか無いので仕方なくパートタイムで働いていると言う方」を、通常の失業率に加えたものでして、一般常識的に考えたら、これこそが「まさに失業者」と言われる方たち、そして、これこそが「まさに失業率」と言うものではないでしょうか。
このU6失業率、新型コロナウイルスの影響で急変する 2020年2月より前は 7%前後で推移しておりまして、これが改善しない事には「アルバイトでも働いてるんだからいいじゃん」的な見かたと、「アルバイトでも働けるんだから我慢しなくちゃ」的な諦めが連鎖し、どこかの極東の国のように、消費が伸びずに失業者は少ないのに不況イメージしか無いような雰囲気になってしまいます。⇦ 日本とは言ってない(笑)。
今回、統計上の失業率も 6.2%から 6.0%へと 0.2ポイント改善し、U6失業率については 0.4ポイントの改善がありました。言い換えると、隠れた失業者が 0.2ポイント減ったとも言えます。いろいろな指標を比較検討し、少しでも世の中が上向きになっていると信じたいだけかもしれませんが、それでも、数字を見て悲壮感しか無かった頃に比べたら、まだ上向きになっていると信じられるような指標が多いだけでも嬉しく思います。
で、その雇用統計を受けた結果ですが、ドル円ですと発表後10秒程度でおよそ15pipsほどドル買いに振れたんですが即撤退(笑)。
その後、時間をかけながら若干はドル高にシフトして落ち着いたようです。他の通貨についても、およそ対ドルでは同じような動きでして、昨日お稼ぎ頭だったユーロ円やポンド円などクロス円への波及が無かった事が僥倖でした。⇦ クロス円への波及が無かった事が幸いでした、と書けばいいものを、つい「僥倖」とか言う言葉をどこかで小耳に挟んでしまうと使いたくなってしまうお年頃(笑)。
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
それにしても、日本のマネタリーベースが毎月毎月じゃんじゃんバリバリ増加してまして、そりゃ金融緩和してたら当たり前なんですが、有効に使わせていただくので、ほんのちょっとでも頂けないものかと(笑)。
日本国3月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
マネタリーベース (前年比) |
19.6 | - | 20.8 |
マネタリーベース 季節調整済(前月比) |
14.0 | - | 11.2 |
マネタリーベース(月末残高) | 614兆7126億円 | - | 643兆6096億円 |
フランス2月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
予算収支 | -218.6億ユーロ | -380.0億ユーロ | -474.7億ユーロ |
米国2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | +46.8万人 +37.9万人 |
+64.7万人 | +91.6万人 |
失業率 | 6.2% | 6.0% | 6.0% |
平均時間賃金(前月比) | +0.3% +0.2% |
+0.1% | -0.1% |
平均時間賃金(前年比) | +5.2% +5.3% |
+4.5% | +4.2% |
米国2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
非農業部門民間雇用者数 | +55.8万人 +万人 |
+57.5万人 | +78.0万人 |
製造部門雇用者数 | +1.8万人 +万人 |
+3.6万人 | +5.3万人 |
週間平均勤務時間 | 34.6 | 34.7 | 34.9 |
U6失業率 | 11.1% | - | 10.7% |
労働参加率 | 61.4% | 61.5% | 61.5% |
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2021/04/01 戦績
USDJPY +136,100円
EURUSD +71,845円
GBPUSD +179,059円
AUDUSD +31,334円
NZDUSD +27,630円
USDCAD +53,434円
USDCHF +26,171円
EURJPY +182,000円
GBPJPY +510,900円
AUDJPY +30,400円
NZDJPY +23,700円
CADJPY +44,200円
CHFJPY +19,300円
EURGBP +13,496円
EURCHF -
TOTAL +1,349,569円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,955,283円
月間戦績(4月)
TOTAL +1,349,569円
月間戦績(3月)
TOTAL +22,277,171円
年間戦績(2021年)
TOTAL +64,798,774円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +690,049,180円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,070,049,195円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
エイプリルフールだった昨日、高止まりしていたドル円は「さすがエイプリルフール、冗談のような狭いレンジ」と口に出して言いたくなるような展開に終始しておりまして、水曜日に頑張って抜けようとした111円の壁を試す事もなく終了。
昨日から一部のキリスト教国にてイースター連休が始まり、 本日から多くの西洋と言われる国々でも連休が始まります。そんな商いが薄くなっていく中で、111円の壁はむしろ突破しやすいような気もするんですが、逆にオプション関連の攻防が期待できないため仕掛けるメリットがあるのかどうか。
本日アメリカは、連邦の祝日ではないため雇用統計の発表があります。薄い商いの中での発表ですので、少しだけ期待しても、いんですかね?(笑)。ぜひ、直前からジリジリ動き始めてて発表の瞬間に同じ方向にぶっ飛びますように、よろしくお願いしたいと思います。⇦ 凄い他力本願(笑)
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
日本国1-3月期 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
日銀短観 大企業製造業業況判断DI |
-10 | +1 | +5 |
日銀短観 大企業製造業先行き |
-8 | +6 | +4 |
日銀短観 大企業製造業設備投資 (前年度比) |
-0.5% | +6.3% | +3.2% |
日本国1-3月期 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
日銀短観 大企業非製造業業況判断DI |
-5 | -7 | -1 |
日銀短観 大企業非製造業先行き |
-6 | -4 | -1 |
日銀短観 大企業非製造業設備投資 (前年度比) |
-1.6% | +0.4% | +2.9% |
日本国1-3月期 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
日銀短観 大企業全産業業況判断DI |
-8 | -3 | +2 |
日銀短観 大企業全産業先行き |
-7 | +1 | +2 |
日銀短観 大企業全産業設備投資 (前年度比) |
-1.2% | +2.7% | +3.0% |
オーストラリア2月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | +96.16億豪ドル +101.42億豪ドル |
+97.00億豪ドル | +75.29億豪ドル |
オーストラリア2月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) 確定値 |
-1.1% | -1.1% | -0.8% |
ドイツ2月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | -6.5% -4.5% |
+2.0% | +1.2% |
小売売上高(前年比) | -9.3% -8.7% |
-6.3% | -9.0% |
スイス3月 1530JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI |
+0.2% | +0.4% | +0.3% |
消費者物価指数(前年比) CPI |
-0.5% | -0.3% | -0.2% |
スイス2月 1530JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | -6.4% -5.3% |
+3.2% | -5.2% |
小売売上高(前年比) | -0.7% -0.5% |
+1.2% | -6.3% |
米国3月 2030JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
企業人員削減数(前年比) (チャレンジャー社) |
-39.1% | - | -86.2% |
企業人員削減人数 (チャレンジャー社) |
34,531人 | - | 30,603人 |
米国 週次 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数 | 65.8万件 68.4万件 |
68.0万件 | 71.9万件 |
失業保険継続受給件数 | 384.0万件 387.0万件 |
377.5万件 | 379.4万件 |
カナダ2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
住宅建設許可(前月比) | +6.9% +8.2% |
-1.4% | +2.1% |
米国3月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ISM製造業景況指数 | 60.8 | 61.3 | 64.7 |
ISM製造業雇用指数 | 54.4 | 56.0 | 59.6 |
米国2月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
建設支出(前月比) | +1.2% +1.7% |
-1.0% | -0.8% |
=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 最新04/01
オーストラリア3月 04/01 0700JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
56.9 | 56.8 |
アイルランド3月 04/01 0901JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
52.0 | 57.1 |
日本国3月 04/01 0930JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
51.4 | 52.7 |
グローバル(全世界)3月 04/01 2400JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
53.9 | 55.0 |
=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計
米国 EIA週間天然ガス在庫集計 (03/26分) 2330JST |
前回値 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
天然ガス在庫(前週比) | -36Bcf | +21Bcf | +14Bcf |
=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数
米国 採掘装置(リグ)稼働数 04/01 2600JST (04/02 0200JST) |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
米ベーカーヒューズ社 原油のみ |
324 | 337 |
米ベーカーヒューズ社 原油・天然ガス |
417 | 430 |
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2021/03/31 戦績
USDJPY +219,600円
EURUSD +160,212円
GBPUSD +244,659円
AUDUSD +36,205円
NZDUSD +32,971円
USDCAD +52,224円
USDCHF +41,621円
EURJPY +131,400円
GBPJPY +341,100円
AUDJPY +38,400円
NZDJPY +37,100円
CADJPY +81,000円
CHFJPY +43,600円
EURGBP +27,330円
EURCHF -
TOTAL +1,487,422円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,605,714円
月間戦績(3月)
TOTAL +22,277,171円
年間戦績(2021年)
TOTAL +63,449,205円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +688,699,611円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,068,699,626円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
本日4月1日から新しい年度となりました。エイプリルフールで有名な4月1日ですが、特にコレと言ってエイプリルフールネタは用意してありません(笑)。
昨日、月末だからと言って特に凄いのが来たと言うわけでもなく、最近は月末に多かった経済系通信社の伝える「月末フローが~~~」も事前に注意を促す程度で終わってしまいました。
それでも、ニューヨークオプションカットの午後11時や、ロンドンフィキシングの深夜24時にかけては若干の動きも見られましたが、月末だから特に凄かったと言うほどの事でもなく、むしろドル買い狙ってた向きが失望からの逆行とも取れるような感じで、ロンドンフィキシングの深夜24時には主役になってもいいポンドに関してはあまり動かず、ユーロや円が対ドルで買われる感じでして、動きやすいところだけ動かしていたような印象です。
昨日、指標は非常に多い日だったんですがイマイチインパクトのある指標もなく、一応は注目指標だった扱いの米ADP社全米雇用レポートが午後9時13分30秒9時15分に発表されまして、結果は事前の市場予想中心値には届かない数値となり、
米国3月 2115JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ADP全米雇用報告 (前月比) |
+17.6万人 +11.7万人 |
+55.0万人 | +51.7万人 |
若干期待していた皆さんがいたのか、微妙にドル売りが入っていた様子でした⇩
が、なぜか直前の午後9時13分30秒くらいから円だけでなくユーロでもドル売りが入ってまして、なんでかな~(笑)。
明日は午後9時半に米雇用統計の発表があります。日本時間で昨日早朝、アトランタ地区連銀のボスティック総裁がこんな発言をしておりました⇩
米、コロナ改善で「夏に月100万人雇用も」=アトランタ連銀総裁
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この発言自体は、よく内容を読めば「ある程度の中長期的な視野に立った時」の事を意味しているんだと分かるんですが、雇用統計を数日後に控え、その数値を事前に知る事ができる立場からの発言は控えた方が良かった時期にように思います。
この発言が、昨日の米ADP社の全米雇用レポートの発表でのドル売りにつながったとまでは言えませんが、もしかしたら雇用関連指標への期待感を高めていた遠因にはなっていたかもしれません。
午後9時半には、カナダの原材料価格と言う指標がありました。発表される数値のアップダウンが激しく、しかも外国為替市場に直接の影響が大きく無い内容なので普段あまり注目しない「ブログの肥やし」にしかなっていない指標なんですが、昨日発表された数値はあまりにも大きく前回値と乖離してまして「またどっかの指標集計会社が公式発表の転記ミスしたんじゃね?」と思い、
カナダ2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
原材料価格(前月比) | +5.6% +5.7% |
- | +6.6% |
原材料価格(前年比) | +5.8% +6.2% |
- | +17.1% |
某金融情報ブルームなんとかさんでも確認してみたところ、やっぱり同じ結果でして、公式サイトを確認に行ってみました⇩
やはり数値に間違いは無く、前年比で +17.1%との結果です。
この公式発表を見てて非常に面白かったのは、上の赤線部 +17.1%の下にある +17.9%は原油の変動を除いた原材料価格の前値比でして、最近上昇している原油価格が全体に影響を与えているのかと思ったら、そうではありませんでした。
下の赤線部 +27.3%となっているのが原材料価格上昇のキーになる項目で、赤線を辿って項目名を確認しますと「Crop Products」とあります。これは何かと言えば、簡単に言えば農産品でして、通常は畜産品も含まれるのですが、この集計では下の赤線部の下側が「Animals & Animal Products」となっているので純粋な農産品だけとなります。
季節調整はされていない指標ですが、前年比ですので季節調整の影響は前月比よりも小さく、ほぼ原材料価格=コスト上昇の影響が正確に出ているでしょう。この発表文の他の部分を見ますと肥料価格の上昇などにも言及されてまして、外国為替市場には影響があまり無いこの指標も、農産品の先物などには非常にいいヒントになった気がします。
私、小麦やコーンの先物は好きなんですけど、好きなんですけど、なかなか上手くいかない事も多くあります(笑)。⇦ 笑ってごまかす
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。しっかし、月末だから指標の多さが凄くて、これもうちょっと分散して発表してくれると嬉しいんですけど。
英国3月 0901JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
BRC小売価格指数(前年比) | -2.4% | - | -2.4% |
日本国2月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産(前月比) 速報値 |
+4.3% | -1.2% | -2.1% |
鉱工業生産(前年比) 速報値 |
-5.2% | -1.8% | -2.6% |
オーストラリア2月 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
住宅建設許可件数 速報値(前月比) |
-19.4% | +5.0% | +21.6% |
住宅建設許可件数 速報値(前年比) |
+19.3% +19.0% |
+3.7% | +20.1% |
中国3月 1000JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (中国国家統計局) |
50.6 | 51.2 | 51.9 |
非製造業購買担当者景気指数 (中国国家統計局) |
51.4 | 52.0 | 56.3 |
(複合)購買担当者景気指数 (中国国家統計局) |
51.6 | 52.2 | 55.3 |
日本国2月 1400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
住宅着工戸数(前年比) | -3.1% | -4.9% | -3.7% |
建築受注額(前年比) | +14.1% | - | +2.5% |
英国第4四半期(10-12月) 1500JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)確定値 (前期比) |
+1.0% | +1.0% | +1.3% |
国内総生産(GDP)確定値 (前年比) |
-7.8% | -7.8% | -7.3% |
英国第4四半期(10-12月) 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 | -142.75億ポンド -157.34億ポンド |
-340.00億ポンド | -262.86億ポンド |
英国3月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
全国住宅価格指数 (前月比) |
+0.7% | +0.4% | -0.2% |
全国住宅価格指数 (前年比) |
+6.9% | +6.4% | +5.7% |
英国第4四半期(10-12月) 1500JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
企業投資 (前年比)確定値 |
-12.8% -10.3% |
-10.3% | -7.4% |
企業投資 (前期比)確定値 |
+1.3% | +1.3% | +5.9% |
フランス3月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
0.0% | +0.7% | +0.6% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+0.6% | +1.2% | +1.1% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
0.0% | +0.8% | +0.7% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.7% | +1.5% | +1.4% |
フランス2月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
個人消費(前月比) | -4.9% -4.6% |
+2.0% | 0.0% |
個人消費(前年比) | -0.1% 0.0% |
+1.5% | -0.1% |
フランス2月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(前月比) PPI(フランス国内) |
+1.2% | - | +0.8% |
生産者物価指数(前年比) PPI(フランス国内) |
+0.4% | - | +1.8% |
ドイツ3月 1655JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
失業者数(増減) | +0.9万人 | -0.3万人 | -0.8万人 |
失業率 | 6.0% | 6.0% | 6.0% |
スペイン1月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
経常収支 | +5.30億ユーロ +7.30億ユーロ |
-20.00億ユーロ | -10.10億ユーロ |
スイス3月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ZEW/期待指数 | +55.5 | - | +66.7 |
ユーロ圏3月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.2% | +1.0% | +0.9% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.9% | +1.4% | +1.3% |
消費者物価指数コア(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.1% | +0.9% | +0.8% |
消費者物価指数コア(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+1.2% | +1.3% | +1.0% |
イタリア3月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
+0.1% | +0.1% | +0.3% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+0.6% | +0.6% | +0.8% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
-0.2% | +2.0% | +1.8% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+1.0% | +0.8% | +0.6% |
米国3月 2115JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ADP全米雇用報告 (前月比) |
+17.6万人 +11.7万人 |
+55.0万人 | +51.7万人 |
カナダ1月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP) (前月比) |
+0.1% | +0.5% | +0.7% |
国内総生産(GDP) (前年比) |
-3.0% | -2.6% | -2.3% |
カナダ2月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業製品価格(前月比) | +2.3% +2.0% |
- | +2.6% |
鉱工業製品価格(前年比) | +4.4% +4.0% |
- | +7.1% |
原材料価格(前月比) | +5.6% +5.7% |
- | +6.6% |
原材料価格(前年比) | +5.8% +6.2% |
- | +17.1% |
米国3月 2245JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
シカゴ購買部協会景気指数 | 59.5 | 60.7 | 66.3 |
米国2月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売留保(前月比) | -2.4% -2.8% |
-2.9% | -10.6% |
中古住宅販売留保(前年比) | +13.0% | +9.5% | -0.5% |
=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計
米国 EIA週間燃油在庫集計 (03/26分) 2330JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫(前週比) | +191.2万バレル | -87.6万バレル |
ガソリン在庫(前週比) | +20.4万バレル | -173.5万バレル |
中間留分在庫(前週比) | +380.6万バレル | +254.2万バレル |
クッシング原油在庫(前週比) | -193.5万バレル | +78.2万バレル |
原油輸入量(前週比) | +33.8万バレル | -17.0万バレル |
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2021/03/30 戦績
USDJPY +103,200円
EURUSD +61,932円
GBPUSD +133,466円
AUDUSD +15,618円
NZDUSD +19,237円
USDCAD +25,577円
USDCHF +34,028円
EURJPY +40,300円
GBPJPY +173,400円
AUDJPY +33,300円
NZDJPY +20,700円
CADJPY +56,600円
CHFJPY +19,100円
EURGBP +16,548円
EURCHF -
TOTAL +753,006円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,118,292円
月間戦績(3月)
TOTAL +20,789,749円
年間戦績(2021年)
TOTAL +61,961,783円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +687,212,189円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,067,212,204円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
ドル円が遂に行きました!久々に2日間びっちり上がりっぱなしのロングラン催行で、なんとか110円を突破できました。
と、言っても、110円抜けるところはあっけなかった感じもありまして、最初チョロチョロっと午後3時ちょうどくらいに様子見て、そんなに反発無いところを確認したら一気に行ってしまいました。たぶん市場参加者の大勢が、ドル円の10X円台に飽きてきてたんでしょう。⇦ ワラワナイ
昨日は、東京後場が終わって欧州序盤と言われる頃から一気にドル円が上がった感じですが、他の通貨ペアでも同じように欧州時間以降で米ドルが買われていたご様子。ハードカレンシーは、あまり円に対してだけ上昇した感じでもなく、クロス円が特に大きく上昇したのは加ドルやスイスフランでして、どうも昨日はハードカレンシーの「月末フローネタ仕込み大会」だったのではないかと思うところです。
今晩これで一気に行ってくれますと、我々としてもお稼ぎチャンスで、経済系通信社の記者の皆さんも「月末フロー」がネタになって喜ばしい限りです(笑)。
昨日も書いたんですが、スエズ運河も通れるようになりまして、原油価格もありがたい事に予想通りな感じの上昇&60ドル台での踏ん張りを見せてくれました。ここから先の一手が打てたら立派な博打打ちになれるんでしょうが、なかなか原油は怖くて「ここ」と言う時にしか手がでません。
VIXのこんな凸凹 ⇩より原油の方が遥かにマシですけど(笑)。
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
ニュージーランド2月 0645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
住宅建設許可件数(前月比) | +1.5% +2.1% |
- | -18.2% |
日本国2月 0830JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 2.9% | 3.0% | 2.9% |
有効求人倍率 | 1.10 | 1.10 | 1.09 |
日本国2月・商業動態統計 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 | |
---|---|---|---|---|
小売業販売額 (前年比) |
-2.4% | -2.8% | -1.5% | |
卸売業販売額 (前年比) |
-5.5% -5.3% |
- | -4.3% | |
百貨店・スーパー(既存店)販売額 (前年比) |
-7.2% | -4.2% | -4.7% | |
百貨店 | -28.8% | - | -10.2% | |
スーパー | +3.1% | - | -2.6% | |
百貨店・スーパー(総合)販売額 (前年比) |
-5.8% | - | -3.3% | |
百貨店 | -30.2% -30.3% |
- | -11.8% | |
スーパー | +4.9% +4.8% |
- | -0.8% | |
コンビニエンスストア販売額 (前年比) |
-4.4% | - | -6.6% | |
大型家電専門店販売額 (前年比) |
+11.4% | - | +7.2% | |
ドラッグストア販売額 (前年比) |
+3.0% +3.4% |
- | -8.3% | |
ホームセンター販売額 (前年比) |
+10.7% +10.8% |
- | -0.1% |
ドイツ2月 1500JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
輸入物価指数(前月比) | +1.9% | +1.3% | +1.7% |
輸入物価指数(前年比) | -1.2% | +1.1% | +1.4% |
フランス3月 1545JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
INSEE消費者信頼感指数 | 91 | 91 | 94 |
スイス3月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
KOF 先行指数 | 102.6 102.07 |
104.6 | 117.8 |
スペイン3月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
-0.6% | +0.5% | +1.0% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
0.0% | +0.9% | +1.3% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
-0.6% | +1.6% | +1.9% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
-0.1% | +0.9% | +1.2% |
スペイン2月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | -7.6% | +5.6% | +4.2% |
小売売上高(前年比) | -9.4% -9.5% |
-4.2% | -5.9% |
イタリア2月 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数(PPI) (前月比) |
+1.4% | - | +0.5% |
生産者物価指数(PPI) (前年比) |
-0.3% | - | +0.7% |
ユーロ圏3月 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ユーロ圏景況感指数 | 93.4 | 96.0 | 101.0 |
ユーロ圏3月 1800JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信頼感指数 確定値 |
-10.8 | -10.8 | -10.8 |
ドイツ3月 2100JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
+0.7% | +0.5% | +0.5% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+1.3% | +1.7% | +1.7% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.6% | +0.5% | +0.5% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+1.6% | +2.0% | +2.0% |
米国1月 2200JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
FHFA住宅価格指数(前月比) | +1.2% +1.1% |
+1.2% | +1.0% |
FHFA住宅価格指数(前年比) | +11.4% | +11.7% | +12.0% |
米国1月 2200JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ケースシラー20都市圏 住宅価格指数 |
240.90 240.75 |
- | 242.98 |
出典:S&P Dow Jones Indices社ホームページ https://www.spglobal.com/spdji/en/index-family/indicators/sp-corelogic-case-shiller/ |
|||
ケースシラー20都市圏 住宅価格総合指数(前年比) |
+10.10% | +11.35% | +11.10% |
ケースシラー住宅価格 総合指数(前月比) 季節調整前 |
+0.90% +0.83% |
+0.60% | +0.86% |
ケースシラー住宅価格 総合指数(前月比) 季節調整済 |
+1.25% | +1.20% | +1.20% |
米国3月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信頼感指数 | 90.4 91.3 |
96.9 | 109.7 |
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2021/03/29 戦績
USDJPY +27,900円
EURUSD +15,263円
GBPUSD +76,042円
AUDUSD +1,977円
NZDUSD +6,458円
USDCAD +7,608円
USDCHF +8,844円
EURJPY +33,700円
GBPJPY +113,100円
AUDJPY +5,900円
NZDJPY +13,600円
CADJPY +15,200円
CHFJPY +26,700円
EURGBP +12,994円
EURCHF -
TOTAL +365,286円
週間戦績(当週)
TOTAL +365,286円
月間戦績(3月)
TOTAL +20,036,743円
年間戦績(2021年)
TOTAL +61,208,777円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +686,459,183円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,066,459,198円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
祝!スエズ運河座礁船、離礁~、成功?
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このニュースが伝わりますと、先週末からの原油価格上昇が一転下落する展開になったりしました。が、 その後、今回の座礁船サルベージを行っております会社からの「まだ予断はできない。これからが難しい作業」との発言を受け原油価格は再上昇する展開となったようです。
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正直言って、原油価格の上下に関しては過剰反応と言う感じもあるんですが、まあ原油にしてみたらいつもの事です(笑)。
その後日本時間で午後10時過ぎに、本当に離礁に成功し、運行を再開させたと管理当局からの正式な発表がありまして、
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これまた、この発表を境に原油価格が下落(笑)。ただ、サルベージ会社からの慎重姿勢を伝える報道の際の下げ幅ほどでは無かったご様子で、この一進一退を繰り返し、原油価格は60ドル台に落ち着いてくれるのでしょうか。
ニュースと言えば、金融業界的にスエズ運河の座礁船よりヤバそうなニュースがありました。野村HDとクレディスイスが巨大損失を被る可能性があるようです。
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ことの発端は、先週金曜日に実行されたゴールドマンサックスによる大量の株式ブロック取引だそうですが、
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そんなにあちこち影響出るなら、ブロック取引の意味無いじゃん(笑)。⇦ 他人事だから笑っていられる模様
それにしても、ブルームバーグの記事「野村ホールディングスは29日、米子会社で顧客との取引に起因し、多額の損害が生じる可能性のある事象が発生したと発表した。」これを最初にパッと見た時、「ん、米子(よなご)の会社?島根県?(本当は鳥取県) 」とか思ってしまい、思いがけない米子の風評被害(笑)。ほんと、この「米◯◯」は、続く漢字によっては「米国◯◯」にしてもらいたいところです。
為替相場は、突然の浮き沈みが発生しがちな「月末フロー」とか言われる事象が発生してきているようです。月末フローと言うもののせいにして大きく動かしたいのか、あるいは本当に発生しているのかは分かりませんが、最近は特にチラチラと月末フローとか言われているので無視できません。
特に今月末は、日本や英国で年度末を迎えるため、その手の動きに乗じた皆さんも活発化しそうな気もしますので、本日以降の値動きに期待したいところです。
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
一番上の指標が午後5時のスイス中銀当座残高になってますが、決してコピペミスではなく、本当にこの時間以前に貼り付けられるような指標が無かったんです。もういっそ、自分で取引している通貨に完全に無関係なのに、シンガポールの指標とかも貼っちゃおうかとか思っちゃうくらい(笑)。
スイス 週次 1700JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
当座預金残高(国内銀行のみ) | 6兆2868.4億CHF | 6兆3000.6億CHF |
当座預金残高(外国銀行含む) | 7兆0287.6億CHF | 7兆0266.0億CHF |
英国2月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
マネーサプライM4 (前月比) |
+0.7% | - | +0.8% |
マネーサプライM4 (前年比) |
+13.3% | - | +13.6% |
英国2月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信用残高 | -26.51億ポンド -23.92億ポンド |
-12.50億ポンド | -12.46億ポンド |
住宅ローン貸付残高 | +52.83億ポンド +51.65億ポンド |
+50.00億ポンド | +61.71億ポンド |
英国2月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
BOE住宅ローン承認件数 | 97,350件 98,994件 |
95,000件 | 87,669件 |
アイルランド2月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | -21.8% | - | +13.9% |
小売売上高(前年比) | -14.1% | - | -3.2% |
米国2月 2330JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ダラス連銀製造業活動指数 | +17.2 | +18.0 | +28.9 |
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