FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/01/13 月曜日

2020年第3週の月曜日、また本日は日本では成人の日です。

昨日、海外の友人から電話でこんな事を言われました「明日(1/13)って、日本は老人を敬う日の休日なんだろ?」えっ?敬老の日?「いや、敬老の日(Respect for the Aged Day)じゃなくて成人の日(Coming of Age Day)だよ」と伝えたところ、「あれ~、じゃ Inv◯sting が間違ってるのかな~」と言うので確認してみました。

https://stat.ameba.jp/user_images/20200113/00/fx-sengyo/f1/e1/p/o0660009014695166444.png

ああ、間違ってるね(笑)。

英語での記述だけ間違ってるのかな?と思い、日本語でも確認してみたところ、

https://stat.ameba.jp/user_images/20200113/00/fx-sengyo/88/48/p/o0660009014695167214.png

ああ、日本語でも間違ってるね(笑)。

「もしかしたら、9月にある敬老の日と入れ替わっちゃった?」と思って9月を確認したら、9月も敬老の日になってました。「じゃ去年はどうなってた?」と思って、昨年の1月と9月を確認したところ、昨年はちゃんと1月に成人の日、9月に敬老の日となってました。たぶん、今年はオリンピック関係で日本の祝日がグチャグチャなため、その例外処理をしていて間違ってしまったのでしょう。

別に Inv◯sting に限らず、この手の指標情報で祝日名称が間違っているのは割と多く、特に非英語圏の祝日名称は間違われる事が多いように思えます。

そんな感じで、今日は成人の日ですのでお間違いございませんように(笑)。 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。 

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外ですと、日本の皆さんにおなじみなところとしては、日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で1月16日木曜日、午後8時にトルコ共和国,午後10時前後に南アフリカ共和国の発表が予定されてます。毎度おなじみエキゾチックカントリーでは16日木曜日エジプト、17日金曜日韓国,ジンバブエなどが予定されておりますが、今週は金融政策発表の少ない週といえるでしょう。

また、15日水曜日に日銀支店長会議が開催される予定になっており、午前9時半前後から黒田総裁による挨拶があるようです。特に今までと大きく方針が違う発言は無いかと思いますが、最近ちょろちょろと触れている金融緩和についての言及があった場合には、時間的に東京証券取引所のザラバ中のため、株価への影響から為替への波及があるかもしれません。

16日木曜日早朝4時に米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公開されます。ベージュブックが何なのかは、過去に何度も何度も何度も何度も書いておりますので詳細は省略しますが、このベージュブックが次回FOMCで議題のたたき台になるため、利上げ利下げの予想が難しい時などにはこのベージュブックでドッカ~ンと動く事もあります。そうは言っても、最近は動かないときの方が多いので軽視しがちですが、もうそろそろ何かありそうな気がしてしまい、毎回毎回起きて待ってしまったり。⇦ ここまでが前回のコピペ(笑)。

16日木曜日午後6時半に英中銀イングランド銀行から2019年第4四半期の銀行調査(銀行負債調査・銀行信用調査)の結果が公表されます。月末のEU離脱を控え、英国内の銀行に対する目が厳しくなっておりまして、今回は注意しておいた方がいい発表かと思われます。同じく16日木曜日午後9時半に欧州中央銀行ECBの前回(12月)に行われた理事会の議事要旨が公開になります。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、14日火曜日早朝にアメリカのマイク・ペンス副大統領が民主主義防衛財団におきまして対イラン政策についての講演を行う予定になっております。この時期ですから内容次第で為替に影響がある可能性が高く注意が必要です。講演は延期との公式発表 (Archがありました。

15日水曜日に、アメリカと中国の間で米中通商協議の第一段階合意署名が行われる予定になっております。果たしておとなしく終わるのかどうか(笑)。会見などから、今後の進展に関しての予想が報じられ、報道内容での一喜一憂があるかと思われます。

この他にも、特に中東情勢について注意が必要な週となるのは間違いなく、予想外の発表や事件があった場合には円やスイスフランの急騰もありえるため、いつも以上に慎重なストップロス対応や資金管理が必要な週となるでしょう。 

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日13日月曜日、いつものように午後6時半に英国の指標集中発表が予定されてまして、注目は月次国内総生産(GDP)となってます。14日火曜日午後10時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表予定です。

15日水曜日、欧州の多くの国で消費者物価指数(CPI,HICP)が発表になります。午後4時45分にフランス、午後5時スペイン、午後6時半英国などがありますが、確定値の発表の国も多くあるため事前の市場予想や前回値(速報値)との差異が大きくないと市場での反応はほとんどない、あるいは全く無いと言った感じになるかと思われます。午後6時ドイツの年間国内総生産(GDP)午後10時半アメリカの生産者物価指数などが予定されてます。

16日木曜日、午前8時50分にはどれだけマイナスでも全く反応しない日本の機械受注、午後10時半には12月度アメリカ小売売上高があり、この小売売上高が今週一番の注目指標となっております。なにしろ、あのアメリカの12月商戦の数字ですから。

最後17日金曜日午前11時に中国の四半期国内総生産(GDP)午後6時半に英国の12月小売売上高午後7時にユーロ圏の消費者物価指数(HICP)確定値(2回修正あるうちの2回目)午後10時半にアメリカの新築住宅関連指標、17日金曜日から18日土曜日に日付が変わる瞬間の深夜24時にミシガンさんのなんとか指数 の速報値がありまして、今週は終了です。


 

先週の一週間で完全にお正月気分も抜け、むしろ、いつもの1月より緊張を強いられる状況になってます。値が動く分だけ利益を出せる機会が増えますが、同時に損失を出す可能性も高まります。どこまで緊張感を張り詰めていられるのかが勝負の分かれ目となるかと思います。今週も一週間、強いられた緊張感に負けずにがんばってまいりましょう。


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