FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/12/30 月曜日

クリスマスも終わりまして、例年ですと喪失感に押し潰されそうになっている頃なんですが、今年はあまり感じず、どちらかと言えば達成感と言うのか充実感と言うか、やりきった気持ちの方が強く感じられます。さて、来年のクリスマスに向けて準備でも始めよう(笑)。

 

2019年最後の月曜日となりました本日、で・す・が! 2020年の年間を通したカウントとしては、すでに本日から2020年第1週が始まりました。これは、国際的に日付と時刻を定める国際標準化規格(ISO)で「ISO8601」にて定義されており、

ISO8601 Part 1: Basic rules

 

3.1.1.23項

the first calendar week of a calendar year is the week including the first Thursday of that year

その年の最初の木曜日を含む週を第1週とする。

 

3.1.2.16項

seven calendar days which begins on Monday and ends on Sunday

一週間は月曜日に始まり日曜日に終わる。


www.iso.org

この定義を、今回の年末年始カレンダーに当てはめてみますと、本日12月30日は2020年の第1週となるわけです。

2019年12月~2020年1月
 
23 24 25 26 27 28 29 2019年 最終週
30 31 1 2 3 4 5 2020年 第1週
6 7 8 9 10 11 12 2020年 第2週

今日明日で忘年会の方もおられるでしょう。年末年始には家族や友人と集まりもあるでしょう。また、年が明けたら新年会もありますし、どうぞ宴会ネタとしてお使いいただければと思います(笑)。

同じような事を昨年の4月にも書いておりましたが、ISO8601が今年バージョンアップし、それに合わせて内容も少し手直ししております。

fxse.hatenablog.jp

 

さて、大晦日・元日を挟むこの年末年始週は、さすがに「今週の指標」とか不要そうですが、毎週の事ですのでせっかくですからやっておきたいと思います。 まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。毎度おなじみエキゾチックカントリーでも極端に少なく、本日12月30日月曜日にドミニカ共和国、明日31日火曜日にブルガリアなど少数で予定されているくらいです。

また、年が変わりまして日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で1月4日土曜日早朝4時に前回12月11日にありました米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開になります。お正月明けて欧米市場が始動出してた直後にある最初の大型イベントでもありますし、内容によっては今年2019年1月3日に発生した例のアレのような事もあるかもしれません。

しつこいですが、いつものお約束「ポジション持ったら必ずストップロス、指値でエントリーを入れる時には必ず一緒にIf Done (IFD)でストップオーダーを入れる」これだけやっておけば最悪でも致命傷全財産無くして追証なんて可能性は低くなります。特に年末年始の商いが薄い時期にはヤバい状況は起こりえます。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントですが、各国、二国間、多国間問わず特に大きなイベントは予定されておりません。

年末よりも年始の方が突発的な各国政府高官などからの思わぬ発言があったりする事が多いので、特に各国で株式市場が始まったくらいからの3日や4日辺りからは、いつもより警戒しておいた方がいいかとは思います。また、1月3日から4日に日付が変わった直後くらいから、アメリカのFRBや地区連銀総裁らによる講演や発言予定が立て続けにあるようです。FOMC議事要旨公開直前でもありますので、日本時間では土曜日早朝の時間帯ですが、十分にご注意ください。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日12月30日月曜日午後10時半にアメリカの先行貿易収支、31日に日付が変わる瞬間の深夜24時にアメリカの中古住宅販売保留指数が発表されます。

明日31日火曜日、1月1日に日付が変わる瞬間、まさに日本がハッピーニューイヤーで盛大に盛り上がる瞬間を狙ったような深夜24時にアメリカの全米産業審議会(カンファレンスボード)が消費者信頼感指数を発表します。いつもはこの指標は軽く流すんですが、年が変わる瞬間の発表なので書いてみました(笑)。

1月1日水曜日、公的機関が発表する官製指標はありません。また、指標ではありませんが、「日米貿易協定」と「日米デジタル貿易協定」が発効します。目立った反応は無いでしょうが、関税の引き下げなどで流通関係の株価上昇などで金融市場に今後影響が出てくるかもしれません。その前に、まずお財布に直接影響してきそうですから、2月以降に発表になる小売売上高など期待しておきましょう。あっ、でも原材料費が下がって消費者物価指数は下がるかも(笑)。

2日木曜日、まだ世界中でお正月ムード満点にもかかわらず空気読めないマークイット社が製造業購買担当者景況指数の集中発表を行います。また、カレンダー通りにキッチリ働く融通がきかない米労働省が前週分の失業保険関連指標を発表します。

3日金曜日午後5時55分にドイツが失業率など雇用関連指標午後10時にドイツが消費者物価指数(HICP,CPI)、4日に日付が変わる瞬間の深夜24時にアメリカのISM製造業景況指数が発表になります。

そして、上でも書きましたように、4日土曜日早朝4時にFOMC議事要旨が公開になり今週は終了です。今週末は来年、不思議な感覚です。 


 

今年もあと2日、時間で言えば既に丸2日分の48時間を切りました。この時間では、大きくやり残した事は無理かもしれませんが、何か来年に持ち越したく無い事の1つや2つは実行できるかもしれません。逆に、今年も残りが2日しか無いと言う状況を逆手に取って「今年の残りくらいは毎日やり続ける」とか言う目標を実行して、やり遂げるのはどうでしょうか?(笑)。

今週も一週間がんばってと言うと年をまたいでしまうので、せめてあと2日、今年いっぱい頑張ってまいりましょう。


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