FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/12/24 戦績

 2019/12/24 火曜日 戦績

USDJPY         +16,600円

EURUSD         +13,783円

GBPUSD         +45,218円

AUDUSD          +4,383円

USDCAD         2,855

USDCHF                -

EURJPY                -

GBPJPY         +83,500円

AUDJPY          +1,300円

CADJPY         +18,200円

CHFJPY          +3,200円

EURGBP         +32,605円

EURCHF          +4,515円

TOTAL         +220,449円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +493,892円

 

月間戦績(12月)

TOTAL      +19,891,254円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +299,068,628円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +192,986,185円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,572,986,200円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、10月分の金融政策決定会合での議事要旨が日本銀行より公開されました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

日銀、特に黒田総裁は「モメンタム」が大好きでして、今回公開されました議事要旨中(10月の会合直後に公開された別紙も含め)で「モメンタム」と言う言葉が26回登場しております。金融政策決定会合の議事要旨と言う性質上、当然に「金利」と言う言葉は多用されて然り(しかり)ですが、その「金利」が60回登場しているのと比べても、日常会話で用いられる事は皆無と言っても過言ではない「モメンタム」が26回登場しているのは異常とも言えます。

なぜこんなにモメンタムが好きなのかと言えば、好きだからです(笑)。好きだからこそ、「物価安定の目標に向けたモメンタム」と言う概念を作り出しまして、そこに向けて金融政策をコントロールしているわけです。

 

じゃ、その「物価安定の目標に向けたモメンタム」って何?って事ですが、まず「物価安定の目標」はこちら⇩

www.boj.or.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

そう、忘れがちなんですが日銀は物価目標を2%に設定しておりまして、市場参加者だけにとどまらず世の中の一般常識として「物価上昇2%なんて絶対にムリ」と、既にバレバレになっております。そこで作り出された概念が「いつか物価上昇2%に到達するものとしておき、 それに向かっている事さえ示せたらいい」と言う事、それが「物価安定の目標に向けたモメンタム」です。

これでも分かりにくいですよね?ええ、あえてまだ少し遠回りしてます(笑)。

 

こちらの、今回公開された金融政策決定会合の議事要旨をご覧ください。

議事要旨の16ページで「ある委員」がした発言⇩
・デフレには陥らないという意味で物価上昇のモメンタムは維持されているが、2%の物価目標に向けたモメンタムは維持されていないとの見方を述べた。

議事要旨の16ページから17ページにかけての部分で「大方の委員」がした発言⇩
「物価安定の目標」に向けたモメンタムが損なわれる惧れが一段と高まる状況ではない 

この2点が非常に重要な事でして、まず最初の「ある委員」の発言は、「物価安定の目標に向けたモメンタム」が維持されていない=物価目標2%の達成はムリと言っているわけで、それに対しての「大方の委員」の発言は、モメンタムが損なわれる惧れが一段と高まる状況ではない=現在でもモメンタムが損なわれる惧れがある事は認めるが、これ以上高くはならないだろうと言う事です。

 何言ってるのかさっぱり分かりませんよね?(笑)。

ええ、説明すればするほどわかりにくくなる、これが日銀がモメンタムと言う言葉が好きな根本理由だと考えてます。

 「2%の物価上昇目標」を掲げ、目標に予定どおりに到達しないとなったら「いつか物価上昇2%に到達するものとしておき、 それに向かっている事さえ示せたらいい」として、それすらも難しくなったため、回りくどく言ってるだけです。

 

ぶっちゃけ、ボコボコにされながら「まだだ、まだ負けてねえ、勝負は終わってねえ」と言ってるようなものです(笑)。

私、黒田総裁は嫌いではなく、むしろキャラクター的には大好きなので、一旦このあたりで過去の政策を全て評価し、いつも金融政策決定会合で反対している原田委員や片岡委員の意見もよく吟味して、今日本で本当に必要とされている金融政策を来年は行っていただきたいと願っております。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

日本国11月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
日銀コア消費者物価指数
(前比)
+0.3% +0.3% +0.2%
日本国11月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国スーパーマーケット売上高
全店(前比)
 -8.4%  -6.2%
全国スーパーマーケット売上高
既存店(前比)
 -4.1%  -1.4%
米国12月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
リッチモンド連邦準備銀行
製造業景況指数
 -1 +1  -5

 


 

昨日に引き続き、本日も素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
Wishing you all a Very Merry Christmas!

ちょこっと飲みすぎで、本日の更新は意味不明な内容になっております(笑)。

 


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