2019/12/04 戦績
USDJPY +123,700円
EURUSD +65,996円
GBPUSD +469,385円
AUDUSD +33,508円
USDCAD +28,643円
USDCHF +75,160円
EURJPY +131,600円
GBPJPY +262,700円
AUDJPY +31,100円
CADJPY +40,900円
CHFJPY +33,400円
EURGBP +44,947円
EURCHF +56,055円
TOTAL +1,397,094円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,131,903円
月間戦績(12月)
TOTAL +3,131,903円
年間戦績(2019年)
TOTAL +282,309,277円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +176,226,834円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,556,226,849円
昨日は、深夜24時に予定していたカナダ中銀の金融政策発表以外はダラダラとする予定だった為替相場ですが、どこかの大口の方がポンド買いを仕掛けていたようで、日本時間で午後5時の欧州株式市場が開始するとポンドを大人買い⇩
今週に入ってからず~っと上昇していたポンドですが、さすがに一息ついていたところ、普通なら若干戻してから再度買い上がるところを一気に上昇させてしまったようです。ここまでポンドが買われる理由ですが、理由はポンドだから(笑)。ドル売りが入っている事もあるんですが、世の中で言われているようなブリグジットの着地点が見えたからとか、悪材料出尽くしとか、もうそう言う次元ではなく、ただただポンドだからしか無いかと思います。
仮に私が考えている真面目な理由を披露しても、それも検証できるわけでもなく、指標や高官発言などで動いた以外は正確な理由なんて分かるわけがありません。恐ろしいほどの値動きした事象を大学の研究室などで後日その理由を調査した結果、その原因となったのは、銀行のカスタマディーラーが大した金額じゃない実需筋のカバー取引を流したことから、そのカバー取引が銀行間で連鎖して大きく値が動いたりとかも過去にありますし。日本時間で早朝6時とか7時台なら 1本 = 100万通貨 = 10Lot くらいのオーダーでも、外国為替証拠金取引いわゆるFXなんかでも、場合によっては震源地になるんじゃないかと思うわけです。
ポンドはあまり反応がなかったのですが、午後6時過ぎくらいに若干大きめなドル買いが発生しました。特にドル円の反応が顕著で、ここ最近の円高への流れをぶった斬り、円売りの流れに持っていくほどの力がありました。
理由は、ブルームバーグのトランプ大統領の選挙取材拒否に関する報復による米中通商協議の進展報道でして⇩
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
また米中か!(笑)。
できればチャートで言う反転のような値動きではなく、いま向かっている方向へ加速するような順目の動きの方がなお有り難いんですが、そこは反転であってもボラが高まったと言う事でありがたくお受けいたします。
どうも、ブルームバーグ的にはこれ以上の円高を阻止したいようで。ほら、最近は日銀がオフィシャル外資メディアをロイターからブルームバーグに変えた感じがあり、ブルームバーグの単独インタービューも受けてくれたりするんで、円高を望まない日銀に媚びを売って取り入っておかないとならないと言う事なんでしょう(笑)。あるいは、日銀によるブルームバーグを使った壮絶なサブマリン介入なのかも?
昨日から本日12月5日へと日付が変わる瞬間の深夜24時に、カナダ中銀のカナダ銀行が今後の金融政策を発表しまして、政策金利については事前の市場予想通りの現状維持 +1.75%となりました。
カナダ銀行(中央銀行) 12/04 2400JST (12/05 0000JST) |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
翌日物金利誘導目標 (政策金利) |
1.75% | 1.75% | 1.75% |
正直、今回の発表は内容なんてどうでも良く、発表された瞬間から即カナダドル買いスタートでした。それでも一気に値が飛ぶ事なく、 発表の瞬間は10pipsくらい、その後30~40秒かけて40pips前後のカナダドル買いでしたので、指標発表見てから動いた方でも利益取れた方が多かったのではないでしょうか。ただし、スリッページで約定拒否とか言われた場合を除く。⇦ ワラエナイ
他の通貨ペアが頑張って動いてる中で、金融政策発表待ちだったカナダドルだけは値動きが重かったので、これを境に値動きがよくなる事を期待しております。
指標ですが、午後10時15分にありました米ADP社の全米雇用レポートが、事前の市場予想の半分以下だったため、さすがにチョコっと反応したものの、20~30分かけて完全に行って来い状態で終わりました。一応、それなりに雇用関係の指標でも動くと言う事だけは分かったのが成果かなと思います。
豪州第3四半期(7-9月) 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)速報値 (前期比) |
+0.6% +0.5% |
+0.5% | +0.4% |
国内総生産(GDP)速報値 (前年比) |
+1.6% +1.4% |
+1.7% | +1.7% |
米国11月 2215JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ADP全米雇用報告 (前月比) |
+12.1万人 +12.5万人 |
+14.0万人 | +6.7万人 |
カナダ第3四半期(7-9月) 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
労働生産性(前期比) | +0.1% +0.2% |
+0.8% | +0.2% |
米国11月 2400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ISM非製造業景況指数 | 54.7 | 54.5 | 53.9 |
ISM非製造業雇用指数 | 53.7 | - | 55.5 |
=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 最新12/04
オーストラリア11月 12/04 0700JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
50.1 | 49.7 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
50.0 | 49.7 |
日本国11月 12/04 0930JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
49.7 | 50.3 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
49.1 | 49.8 |
グローバル(全世界)11月 12/04 2500JST (12/05 0100JST) |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
サービス業購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
51.0 | 51.6 |
(複合)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
50.8 | 51.4 |
=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 最新12/04
シンガポール11月 12/04 0930JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
(全産業)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
47.4 | 50.4 |
🎯香港11月 12/04 0930JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
(全産業)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
39.3 | 38.5 |
🎯レバノン11月 12/04 1800JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
(全産業)購買担当者景気指数 (IHS Markit発表) |
48.3 | 37.0 |
普段はあまり気にしない🎯香港のPMIや🎯レバノンのPMIなんですが、さすがに大規模デモの発生との関係が丸わかりのため気になってしまいます。このPMIですが、簡単に言えばアンケート結果の集計でして、世の中で購買担当をしている人や企業の経営者の気分がモロに現れるため、特に悪い方向には沈みやすいと言えるかと思われます。
本来はデモなど発生しないような豊かな暮らしができたら一番なのでしょうが、現代においても全ての国民・市民、もっと大きく言えば世界中の人類全員が満足する政治や経済情勢などありえないため、どんなに世の中が進んでも不平不満が溜まり、その不平不満が集まりデモの原動力になってしまうのでしょう。
発表された指標の数字を見ただけでも、今の世の中を取り巻く現状を憂いでしまいます。少しでも、一歩でも、平和な世の中に近づければいいのですが。
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