FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/10/26 戦績

 2019/10/26 土曜日 戦績

USDJPY          +2,400円

EURUSD         +46,237円

GBPUSD         +30,912円

AUDUSD         2,206

USDCAD          +1,335円

USDCHF         +35,638円

EURJPY         +22,300円

GBPJPY         +32,500円

AUDJPY          +4,900円

CADJPY          +6,500円

CHFJPY         +11,400円

EURGBP          +6,695円

EURCHF            +529円

TOTAL         +199,140円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,152,182円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +26,233,771円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +262,003,095円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +155,920,652円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,535,920,667円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

10月末に迫った英国のEU離脱、ブリグジットで大荒れになる予定だった一週間ですが、結果的にはなし崩し的に「期限延長」と言う状況になってしまい、落とし所を見いだせないまま一週間が終わってしまったような感じです。ボラが低かったと言いながらも、対欧州通貨だけで見たらそれなりのパフォーマンスは出ておりまして、数字だけ見たら通常の週とあまり変わらないようにも思えます。

それに、週の途中で祝日が入ったおかげで、実働した時間を勘案するといつもの週より「お時間給」は高かったかなと(笑)。「お前、いつ働いてるんだよ!」と言うツッコみはなしでお願いします。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

 

IMMポジション(2019年10月22日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 41,556 59,721 -18,165 -11,524
EUR (099741) 168,653 219,703 -51,050 +24,104
GBP (096742) 35,749 88,189 -52,440 +20,512
CAD (090741) 71,410 38,017 +33,393 +20,432
CHF (092741) 13,051 24,386 -11,335 +1,431
RUB (089741) 29,841 4,860 +24,981 -2,051
VIX (1170E1) 85,338 256,574 -171,236 -15,256
金Gold (088691) 322,917 63,785 +259,132 +6,105
原油 (067651) 548,951 182,779 +366,172 +9,288

 

IMMポジション(2019年10月15日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 46,416 53,057 -6,641 -17,653
EUR (099741) 154,973 230,127 -75,154 +259
GBP (096742) 25,431 98,383 -72,952 +267
CAD (090741) 58,007 45,046 +12,961 +7,648
CHF (092741) 13,534 26,300 -12,766 -1,719
RUB (089741) 31,928 4,896 +27,032 -1,346
VIX (1170E1) 80,525 236,505 -155,980 -17,300
金Gold (088691) 319,370 66,343 +253,027 -22,536
原油 (067651) 536,406 179,522 +356,884 +1,799

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

この円ショートポジション(円売り)の積み上がり、いくら円ショートを積んでも円相場が急落しないので、円相場を見ながらどんどん積んでいき、どこかで一気にポジションクローズの円高大還元セールを開催する予定でしょうか?(笑)。それとも、いつもの年末円安大セールを開催するための下準備でしょうか。ここ最近、円のネット売買差引がロングに傾斜していたので忘れがちですが、これから年末にかけて円安アノマリーが発生しやすく、ショートに傾いても驚くことではありませんでした。

アノマリーって相場でよく言われますが、本来の意味は「理論から逸脱した説明のつかない異常な状態」でして、相場なんてものは人の心理が動かしていると言っても過言ではなく、繰り返し繰り返し行われることで偶然も必然になり、年末に円安になるとか、何月には株が高くなるとか、あるいは、フィボナッチとかそう言うのも含め決してアノマリーでは無いと思っております。だって、アノマリーとか言われている事をアルゴリズムに取り入れたシステムが動いている現状では、もう完全に「ノーマリティ=理論で構成された正常な状態」です。

ちなみに、アノマリー anomaly に似た言葉で、一部の日本人の皆さんが大好きなアブノーマル Abnomal(アブノーマルは形容詞なので、アノマリーと言う名詞に対応した言葉ですと、正確にはアブノーマリティー abnormality となります) と言う言葉があります。同じ異常を示す言葉ですが、アノマリーは異常な状態になる様子(過程)を表し、アブノーマルは異常な状態の結果と言った感じです。小難しい事を抜きにしますと、直感的にはアブノーマルの方が、より異常な印象を受けます。いずれにしても、どちらの単語も英語での日常会話では使わないので、普通と違った状態は unusual をどうぞ。発音は、アンユージュアルじゃなくて、アッニュジャァ-ル みたいな感じでお願いします(笑)。


 

またしても、大雨で大変なことになってしまった台風21号でしたが、どうにか温帯低気圧に変わったようで、今日は北陸地方の広い範囲と、東北の一部で若干の雨になる以外はおおむね日本全国で晴れるようです。また北陸に引き受けてもらうような感じで、少々申し訳ない気がするんですが。

 

最近は台風被害が多いような気がして、お手軽なところで wikipeda の台風記事一覧を見てみました。

ja.wikipedia.org

発生数や上陸数、接近数などちゃんとした表になっているわけでは無いので正確には分からないのですが、年度別の増減は大きいにしろ、少しづつは増えているような印象をうけます。

やおそらく北陸の御仁は、よく言われている地球温暖化には懐疑派なんですが、現象として発生している地球規模の気温上昇や二酸化炭素濃度の上昇まで認めないと言っているわけではありません。あくまでも、諸悪の根源を全て二酸化炭素濃度に押し付けている部分を疑問に感じているだけで、気温上昇や海温上昇による気候変化はむしろ発生して当然だと考えております。

やはり、気温や海温の上昇によって、今までは特異的な状況で発生すると思われていたエルニーニョやラニーニャなどの異常状態が恒常的に発生し、気候自体が変化していってるのでしょうか。このまま異常状態が続くのであれば、異常異常と言っているより、その異常を受け入れてそこを標準とし、都市や生活基盤の再構築をしていく必要があると考えます。

二酸化炭素排出を制限する努力も必要でしょうが、毎年迫ってくる台風被害に対応するために、河川改修や排水設備・大規模貯水施設の設置なども重要ではないでしょうか。長期的視野に立った政策と、差し迫った政策、そのバランスが特に重要だと思います。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら