FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/09/30 月曜日

9月もいよいよ終わりと言うのか、ほぼ10月スタートと言っていいのか微妙なカレンダーですが、この月曜日が月末になるのは意外と曲者です。

 

30~31日周期で28日もあったりする月(Month)と言う単位と、必ず7日周期の週(Week)と言う単位を組み合わせてキレイに収めるのは絶対に不可能なんですから、もう、そろそろ改暦でもしてみたらどうですかね?

私としては月(Month)は廃止し週(Week)だけにして、しかも一週間は7日ではなく5日とするのはどうかなと思うんですが、ほら?4日働いて1日休みの方が気分的に盛り上がりません?(笑)。しかも祝日があると3日働いて連休になりますし。週5日にすると年間365日をキレイに73週とする事ができます。うるう年は、年初週なり最終週に1日加算すればいいでしょう。

そうなると曜日の呼び方が問題になりますが、曜日の頭文字を並べた時に日本語ですと「日月火水木金土」英語ですと「SMTWTFS」ってなりまして、英語だとSとTが2つあるんでこれを削りましょう。SはSundayと言う響きを残したいので土曜日Saturdayを廃止し、Tは木曜日のThursdayを廃止すると、日月火水・SMTWTFSとなり、なんと月と太陽(日)を除くと、曜日に対応する惑星が地球型惑星(硬い地表の惑星)だけとなりました。ここまでは、適当に思いついた事を羅列した、いつもの文字数稼ぎなだけです(笑)。

 

週の途中で月が変わりますと、月と言う単位で制度設計をする事が大好きな国家機関が何かをすると、我々生活する者が苦労する事が多くあります。

特に明日10月1日には日本で消費税アップがありますが、月の途中で制度が変わると帳簿付けや役所が困ると言う事で、月曜日から火曜日に変わるタイミングで増税が行われます。本来でしたら、市民生活に大きな影響を与えるような事は週末などに行われた方がトラブル回避のためには適しているので、夏時間と冬時間の変更などは週末に行われますし、あるいは週の途中など意識しにくい年末年始などを利用して行われますが、4月始まりの会計年度で半期の境目である10月1日から行いたかった日本のお役所の都合が見え見えでなりません。

遂に日本の消費税も10%です。私が高校生の頃に消費税が導入され、当初は3%でしたが、5%になり、8%になり、遂に10%です。10%の最大のメリットとしては、消費税が暗算しやすい(笑)。ただ、このまま10%をしばらく維持するのであれば、どうか5%の時に一時的に行ったように「内税表示」を義務付けてて頂きたいとは思います。なんせ、お店で値段を見てレジに行って消費税が加算された表示が出た時の脱力感たらありません。消費税については色々と思うところもあるのですが、これ書き始めると本日の記事が超大作になりそうなので止めておきます。

夏時間と冬時間の変更の話題がチラッと出たところで、今週から、正確に言うと昨日9月29日の日曜日から、ニュージーランドが夏時間に移行しまして、今週からニュージーランドの指標発表などがすべて1時間早くなります。

 

本日早朝、日本時間午前3時過ぎから始まるオセアニア時間において、予想通り先週末の終値との乖離で始まる俗に言う窓開けスタートとなりました。⇦ ここまで昨日のうちに下書きしておいたのですが、なんと、窓開けスタートになりませんでした。やはり、ちょっと飽きてきた感じなのでしょうか。あるいは、中東での問題が短期的に解決してきた情勢で、最近の週初窓開けスタートの原因はそちらの方が大きかったのでしょうか。理由は何れにせよ、週明けから落ち着いて始まる事は、普通に取引するしか無い我々からしたら、むしろ良い事です。


 

今週のご予定ですが、とりあえず通常の月初週と言う事で金曜日にアメリカさんの雇用統計がございます。以前に比べて注目度がかなり下がっている雇用統計ですが、指標全体の市場への影響力が限定されている状況の中では、比較的注意してきたい指標である事は間違いありません。異常値が出ると瞬発力があるのは変わっておりませんし、前回値の大幅修正をしてでもサプライズ的に異常値を発生させようと言う米労働統計局の頑張りも評価できます(笑)。

 

それではいつものように、まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。先日、主要国中銀の金融政策集中発表が終わったばかりなので、今週の金融政策発表はエキゾチックカントリーを含めても非常に少なくなってます。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で明日10月1日火曜日午後1時半に、豪州中銀RBAが今後の金融政策と政策金利の発表を予定しております。

今回、政策金利は25bp(ベーシスポイント)の引き下げが予想されておりまして、予想通り利下げとなりますと、現状の1.00%から0.75%へと豪州としては極めて異例な低金利となります。現在のFRBの金利を下回る1%でも非常に低いのですが、1%を切る心理的インパクトと言うのは相当なものでして、国内情勢と言う木を見ているだけで、世界情勢と言う森をよく見ずに、金融政策を進めて大丈夫なのか少々気がかりです。発展途上国の場合はアメリカとの金利差が非常に大きく自国経済へ影響してくるため、アメリカと言う木だけを見て金融政策を進め自国の木を見ないと言うところもあるのですが、発展途上国ではありませんが、貿易依存の資源国のオーストラリアとしても同じようにアメリカとの差をもっと意識する必要があるのではないかと思う部分もあります。が、まあ、オーストラリアの事だからいいや(笑)。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、日本の皆さんにおなじみなところでは、10月4日金曜日にインドが予定されております。毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、本日9月30日月曜日にブルガリア,キルギスタン,アンゴラ,ジャマイカ,ドミニカ共和国が9月中の駆け込みなのか集中しており、10月2日水曜日アイスランド,ポーランド、3日木曜日ルーマニアと寂しい感じです。この中では、アンゴラだけ現状15.50%と吐出した高金利ですが、アンゴラって言われてもね~、仮に取引するって言っても一体どうやって取引したらいいのか(笑)。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしてはあまり多く無いのですが、中国が秋の大型連休の国慶節と中国建国70周年記念式典が予定されておりまして、例年ですと国慶節で中国関連が大人しくなる時ですが、何やら発生しそうな感じでもあります。トランプ大統領からお祝いの言葉と同時に関税アップ宣言とか(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標ですが、今週は注目指標が非常に多くあります。

まず本日9月30日月曜日、午前8時50分に日本の鉱工業生産がありまして、どうせあまり動かないでしょうけど自国の事なんでとりあえず上げておきます(笑)。午後4時55分にドイツの失業率など雇用関連指標の発表、午後5時半に英国の四半期国内総生産(GDP)がありますが、これは確定値なので大きく数字に変動が無ければ影響は無いでしょう。午後9時にドイツの消費者物価指数(CPI)があります。

明日10月1日火曜日午前8時50分に日本の全国企業短期経済観測調査いわゆる日銀短観があります。7月~9月期と言う不思議な期間の調査なんですが、これ日本の4月始まり会計年度の第2四半期となっております。あと、午後6時ユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値午後9時半にカナダの月次国内総生産午後11時に米ISM製造業景況指数など重要指標が目白押しとなっており、また製造業購買担当者景気指数(PMI)の集中発表日にもなっておりまして、油断ができない火曜日です。

2日水曜日、雇用統計の先行指標として機能するのかしないのか微妙なところですが、午後9時15分に米ADP社雇用レポートが公開予定です。

3日木曜日午後6時にユーロ圏小売売上高午後11時に米ISM非製造業景況指数など、またサービス業PMIや複合PMIの集中発表日にもなっております。

最後4日金曜日午後9時半にアメリカの雇用統計がありますが、今回はカナダの雇用関連指標が同時に発表にならない月でして、せっかくカナダの指標だけでも加ドルは動いてくれるのに勿体無いため、とてもありがたい月となっております(笑)。雇用統計と同じ午後9時半には、そのカナダの貿易収支の発表がありまして、これで今週の注目指標は終了です。


 

さあ、いよいよ10月です。まだ今日は9月ですが(笑)。

そろそろ、年末の話しをしてもおかしくない季節になってきました。いや、むしろ年末をどうするのか、そろそろ計画しないとならない季節です。年末の楽しい計画を考えながら、今週も一週間がんばってまいりましょう。


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