FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/09/16 月曜日

本日、日本は敬老の日と言う事で祝日です。もともと9月15日だった敬老の日ですが、例のパーピーマンデー砲ハッピーマンデー法によって移動祝日となり、現在では9月の第3月曜日となっております。

私が大学時代、9月15日がお誕生日のお年を召された方がおられまして、その方がいつも「毎年毎年敬老の日に誕生日を祝ってもらえるのが嬉しくて」と言っていたのを、つい先日思い出しました。ご健在でしたら、いまどんな気持ちなのかと思うと、ちょっと複雑な気持ちです。

何度もハッピーマンデー制度の事をこのブログで書いてますが、私がどう思っているのか直接書いた事は無かったかと思うんです。まあ、雰囲気から察していただければ、私としたら「ハッピーマンデー制度は不要かな」と思っております。いろいろと理由はあるのですが、恐らくその理由と言うのはハッピーマンデー制度を支持する方からすると反論できる部分でもあったりするかと思いますし、法律として制定され運用されている以上はそれに従うしかありません。

ハッピーマンデー制度なんかより、いっそ週のど真ん中水曜日に毎月1回くらい祝日でも作って、ハッピーウェンズデーとかにした方が嬉しかったりする人が多いんじゃないかと思うんですけど。そしたら「6月の祝日はどうなった?問題」も解決できるハズです。いや、理由付けは必要なんで、ハッピーウェンズデーにしただけじゃダメか。いっそ現状の祝日はそのままで、更に年間12日「ハッピーウェンズデー」と言う祝日を作ってはどうでしょう?(笑)。

もちろん事業を行ってる方からしたら、そんなのたまったもんじゃ無いかもしれません。ハッピーマンデーとして月曜日に祝日を設定してしまうのは、ハッピーマンデー制度を制定する事になったときの趣旨の一つにあった経済効果(旅行機会の増加)などより、この事業をやってる方にとったら「日月で連休になる方が週の途中に祝日が入るよりもメリットになる」と言う部分がハッピーマンデー制度の制定された理由全てなのかなとも思ってしまいます。


 

さて今週ですが、ハードカレンシーの発行国の中銀のうち、先週金融政策発表を既に行いました欧州中央銀行(ECB)を除く残りの、米連邦準備制度理事会(Fed)、日本銀行、英中銀イングランド銀行(BOE)の3中銀(制度)が今後の金融政策を発表します。しかも、日本時間で見ると9月19日木曜日の早朝から夜にかけて全て同じ日の発表となっておりまして、更に主要国ではスイス中銀スイス国立銀行も発表が重なり、他にも同じ日に発表する国が多くあるんです。 

発表時間(日本時間) 国(地域) 中央銀行(制度) HC G10 G20
03:00 アメリカ合衆国 米連邦準備制度理事会(Fed)
06:00(頃) ブラジル連邦共和国 ブラジル中央銀行(BCB)
12:00(頃) 日本国 日本銀行(BOJ)
16:30 スイス連邦 スイス国立銀行(SNB)
16:30 インドネシア共和国 インドネシア銀行(BI) 
17:00 ノルウェー王国 ノルウェー銀行(Norges)
17:00 中華民国(台湾) 中華民国中央銀行(CBC)
20:00 英国 イングランド銀行(BOE)
22:00 南アフリカ共和国 南アフリカ準備銀行(SARB)

ハードカレンシー発行国が3つ、G10通貨にもG20にも属さないのはノルウェーと台湾だけですが、それぞれ地域や産業界では重要な地位にある国です。

9月19日木曜日、何気にすげ~(笑)。

 

そんな感じで、既に金融イベントの紹介が始まってしまった感じですが、まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で9月17日火曜日午前10時半に豪中銀RBAが前回分の理事会議事要旨を公開します。恐らく大きな影響は無いかと思われますが、今後の金融政策スタンスについて想定以上の理事が何かしらの意見を述べていたり反対していたりすると、あるいは豪ドルが動く可能性もあります。

そして、既に登場しておりますように19日木曜日に各国中銀による金融政策発表がありまして、早朝3時に米連邦公開市場委員会FOMCの結果発表、その30分後午前3時半からFRBパウエル議長による記者会見、東京時間に入り正午前後に日銀金融政策決定会合の結果公表午後3時半から日銀の黒田総裁による記者会見、午後4時半にスイス国立銀行による金融政策発表、そして午後8時に英中銀イングランド銀行による金融政策理事会の結果発表となっております。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、16日月曜日パキスタン、 20日金曜日中国(LPR金利),モンゴル,ガーナとなっておりまして、上に羅列しました19日木曜日がやはり突出しております。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、17日火曜日からニューヨークにおきまして国連総会が開幕します。期間は月末30日までの予定になってまして、中東のイラン核問題や北朝鮮問題、気候問題やアメリカ自体が問題など色々ありまして、まずは議事進行自体がまともに行われるのかと言った問題などもあるんですが、それでも一応は注意しておいた方がいいかと思います。1日だけ、今週だけと言うのではないので頭の片隅に入れておくだけでいいかと。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。本日16日月曜日、午前11時に中国の小売売上高がありまして、今日はこれくらいなんです。一応、中国との貿易が大きな国のオセアニア通貨の豪ドルやNZドルに影響を与える事を想定して取り上げておきます。

明日17日火曜日、午後6時にドイツとユーロ圏のZEW景況感指数、午後10時15分にアメリカの鉱工業生産がありますが、このあたりも市場に影響があるかは微妙なところでして、赤字で強調するほどではありません。

18日水曜日午後9時半カナダの消費者物価指数(CPI)、同じく午後9時半にアメリカの住宅着工件数と建築許可件数など新築住宅関連指標の発表があります。アメリカの指標に関してはFOMC発表直前と言う事もありこの程度では微動だにしない可能性も高く、カナダのCPIを赤字の太字にしたようにズバリ本命です。私がカナダの指標発表が大好きと言うのもあるのですが、今回は特に主要中銀による金融政策集中発表直前でもあり、市場が膠着状態になっている場合にコレに資金が集中する可能性(非常に希望入り)があると言うワケです。

19日木曜日午後5時半に英国の小売売上高とかなんやらありますが、恐らく高確率でスルーでしょう。ただし事前の市場予想と大きくズレた場合には、2時間半後に予定されているBOEの金融政策発表での影響を考慮し、突如怒涛の動きを見せる可能性もあったりする宝くじ状態となっております。午後11時にアメリカの中古住宅販売件数がありまして、全ての主要中銀の金融政策発表が終わった事で、安心して数字だけを評価できるようになり反応があるかもしれません、が、分かりません(笑)。

最後20日金曜日、午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)が発表されますが、一応書いておくだけです。そして純粋な数字だけの指標としては、今週の最大の注目指標(当社仕様)である午後9時半にカナダの小売売上高がありまして今週は終了です。 


 

段々と気温も低下してきまして、昨日は・・・・・・、暑かった(笑)。

それでも、週末に向かってジョジョに最高気温も最低気温も下がって行き、東京でも今度の土日など20度ちょっとしか上がらない、肌寒いと言うより寒いと言うくらいまで気温が下がるような予報が出ております。

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www.jma.go.jp

アーカイブ ⇨ 2019/09/15 17時発表

段々と夏が過ぎ去り、秋になったかと思うとすぐ冬が来る、そんな季節の移り変わりを気温から感じられるようになりました。さあ、ハロウィンが来て、アドベントのシーズンになり、今年もクリスマスがやってきますよ(笑)。

まだ9月ですが、楽しい年末年始はあっという間にやってきます。特に、一年のうちで最も先立つものが必要な季節になりますから、今から年末年始に向かって財布の厚みを増すために頑張らねばなりません。今週も一週間がんばってまいりましょう。


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