FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/09/09 月曜日

雇用統計も終わり、9月第2週が始まりました。今週は、特に前週末と乖離して始まるようなニュースは週末にかけて無かったハズなんですが、円とオセアニア通貨を中心にして若干の乖離が発生していたようです。円だけ買われ、豪ドルなどは売られ、そう対中関連での値動きでして、理由はどうもコレ⇩ 

jp.reuters.com

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アメリカのNEC(日本電気じゃない方)委員長クドロー氏がホワイトハウス前での囲み取材で強引に引き出させられた内容で「非常に重大な問題であり、適切に対応する必要がある。10年かかるなら、それで構わない」と言う部分があり、ここに反応して「長期間の可能性」と書き立てられてしまったようです。もっとも一般論を述べたものだとは思われますが。

あと、豪ドルなど中国に振られやすいオセアニア通貨については、昨日の日曜日に発表されました中国の貿易収支がかなりの悪化を見せておりまして、これも影響しているのかもしれません。  

中国8月
1203JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(USD) +445.8億ドル
+450.6億ドル
+428.0億ドル +348.4億ドル
貿易収支(RMB) +3102.6億CNY +2993.0億CNY +2396.0億CNY

いずれにしても、この強引とも言える最近の連続した乖離スタート、以前あった北朝鮮による自称ロケット発射時の円高を思い出させます。一度キマるとトコトンまでやる手法と言うのか、しつこいと言うのか。どこか国家が絡んでやってるとまでは言いませんが、しつこそうな大口が毎週頑張っているのでしょう、か。


 

さて今週なんですが、来週(9月16日からの週)には日本・アメリカ・英国+スイスの各国中銀による金融政策会合が予定されておりまして、また今週予定されている中銀の金融政策会合は主要国ではECBだけになっており、ECBの金利イジらない基本スタンスは既に市場に浸透しておりますので、今週のECB理事会において一部で言われております付利水準(預金ファシリティー金利)の引き下げ、またはフォワードガイダンスの変更などを行ってこない限り「とにかく動かない週になるのかな」と、予想と言うか、不安と言うか、心配と言うか。


まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で9月12日木曜日午後8時45分に欧州中央銀行ECBによる今後の金融政策が発表となり、その後午後9時半からECBのマリオドラギ総裁による記者会見が予定されております。

先に上で触れておりますが、今回のECB理事会では「付利水準(預金ファシリティー金利)の引き下げ」や「フォワードガイダンスの変更」などが予想されておりますが、どれも「政策金利は2020年まで変更せず」を貫くことを前提とした予想でして、別に「情勢が変化したので政策金利を変更します」でも構わないわけです。もちろん、政策金利を変更したのではトリムが大きすぎるので細かく調整する意図として予想されているような方法を使うのは技術的には間違っては無いのですが、この難しい判断を迫られるのが現状0.00パーセントと言う政策金利なのでしょう。

どうですかね?私の予想としては「今回は大きな変更は行わず、お茶を濁して終了」と言うものなんですが、その理由として、11月1日に就任する次期総裁のクリスティーヌ・ラガルド女史に大きく変化させられる手段を残しておく事を、ドラギ総裁以外の理事は考えているのではないかと言う部分です。分かりませんけど(笑)。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、日本の皆さんにおなじみなところでは、11日水曜日にポーランド、12日木曜日にマレーシア,トルコなどがあります。それと、何の役に立つのか全く分からないけど毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、9日月曜日カザフスタン、10日火曜日アルメニア、11日水曜日モルドバ、12日木曜日セルビア,ペルー、13日金曜日アゼルバイジャンなどが予定されております。

ここで気がついた!今週の金曜日は13日の金曜日だ!

 

さて、つぎ、つぎ(笑)。 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントですが、今週は特に大きなイベントは予定されていないようです。最近は、大きな政治的なイベントがあるなし関係なく、トランプ大統領のツイートが一番破壊力ある感じですので、とりあえずソレメインでお願いします。誰にお願いしているのか分かりませんけど(笑)。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。雇用統計明けの月次第二週の割には、注目できそうな指標が比較的多い週になっております。

本日9月9日月曜日午前8時50分に日本の四半期国内総生産(GDP)の確定値が発表になります。日本の指標で確定値なのでスルー確定的なんですが、週の初っ端ですので景気づけのために入れておきました(笑)。午後5時半に英国の月次GDP,鉱工業生産,製造業生産などの製造業の指標が中心に、英国のいつもの指標集中発表があります。指標の発表としては、このスタイルの方が合理的だといつも思います。

明日10日火曜日午前10時半(予定)に中国の消費者物価指数(CPI),生産者物価指数(PPI)が発表されます。中国の製造業は輸出の割合が多く外需依存体質のためどうしてもPPIが大きくブレる要因になっており、ここ最近は特に落ち込みが大きく、通常であればCPIの方が注目度合いが大きいのですが、中国に関してはPPIへの注目が高くなっております。中国の指標で振られやすい豪ドルやNZドルなどは要注意です。午後5時半に英国の失業率など雇用関連指標の発表があります。重要閣僚の辞任など英国議会の話題は絶えませんが、その元凶になっているブリグジットによって雇用がどうなるのかも重要な関心事です。ちょっとした失業率のブレや、失業保険の申請件数上昇が大きくポンドを動かす要因になる可能性も十分にある週だと思われます。

11日水曜日午後9時半にアメリカの生産者物価指数(PPI)が発表になります。翌日に同じくアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表が予定されていますので、PPIの数値が極端に悪いと翌日のCPIの先行指標として作用する可能性もあります。また、この日は「アメリカ同時多発テロ事件」と言われる「September 11 attacks」いわゆる「911」が2001年に発生した日でもあり、トランプ大統領から政治的で過激な発言がなされる可能性は少ないのではないかと考えております。逆に、もし何かアメリカで発生したニュースが伝わりますと、それが事故であったとしてもドルが過敏に反応する可能性もあります。一応、考えてだけはおいた方がいいかと思います。

12日木曜日、午後8時45分にECBの金融政策発表があり午後9時半からはドラギ総裁の会見がありますが、同じく午後9時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表があります。事前の市場予想と大きくブレなければ、特に目立つような動きは無いかと思いますが、ドラギ総裁の会見開始時間と同時ですから、動かしたい皆さんは動かしやすい時間になるため注意はしておきたい時間です。

最後13日の金曜日、いつもは日付と曜日の間に「の」は入れないのにも関わらず、なぜこの日だけ入れたのかと言えば、それは「13日の金曜日」だからです(笑)。午後9時半にアメリカの8月小売売上高の発表がありまして、小売売上高はアメリカの経済発展構造の中で非常に重要な事でもありますし、最近はFRBも特に注目している部分でもあるので発表と同時に動くのでは・・・・・・、いや、動いてください(笑)。午後11時に、たまにあるミシガンなんとかさん速報値があって今週は終了です。


 

本日早朝は、台風15号が関東に上陸すると言う事で、東京では昨晩からスーパーが早く閉店したり鉄道が早く運休になったりと大変でした。確かに、早朝4時前くらいに起きた時には激しい雨と風、そして、その猛烈な雨風によって咆哮を上げる東京の街と言う、普段はあまり経験しないような状況でした。

少しだけ雨風が収まって来たのですが、実は上陸した台風の中心付近になっているようで、今後また強烈な風が来るようです。

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tenki.jp

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停電している場所もあるようで、これ以上被害が広がらない事を祈っております。

大変なスタートになってしまった今週ですが、アメニモマケズカゼニモマケズ、今週も一週間頑張りましょう。


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